秋に飾るおすすめの切り花7選|部屋の中を秋色に演出
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秋の切り花のおすすめ7選
夏の暑さがやわらぎ、涼しさを感じるようになる秋は、落ち着いた色合いのお花を飾るのがおすすめです。
秋に見頃を迎える美しい切り花を生けて、お部屋を秋色に演出すれば、季節感を存分に味わえます。
そこで、秋に飾りたいおすすめの切り花の種類を7つに紹介します。
読書の秋やスポーツの秋に加えて、お花と過ごす秋を楽しんではいかがでしょうか。
① コスモスは秋を代表する桜に似た花
秋を代表する花といえば「コスモス」を思い浮かべる方も多いでしょう。
秋に花を咲かせる桜に似た花の意味で、漢字で「秋桜」と表記したり、「アキザクラ」と呼ばれたりすることもあります。
可憐な花姿とは裏腹に、やせた土地でも育つほど丈夫な花で、こぼれ種からも芽を出してよく育ちます。
そのため、コスモスはガーデニングでも人気のお花です。
ピンクの花色が定番ですが、レッド、ホワイト、オレンジ、イエローなどのカラーバリエーションがあるほか、ほのかに甘いチョコレートの香りを楽しめるブラウンカラーの「チョコレートコスモス」といった品種もそろいます。
② 周囲が華やぐダリア
「ダリア」はボタン(牡丹)に似たゴージャスな花姿が特徴です。
レッド、ピンク、イエロー、オレンジ、パープルなど、カラフルな花色のバリエーションが多く、お部屋に飾ると、周囲が華やかな雰囲気に包まれます。
種類によって、八重咲き、万重咲き、ポンポン咲きなどといった、さまざまな花姿を楽しめるのも魅力です。
なお、花持ちはあまり良くないため、記念日やイベントなどの特別な日や、短期間飾るときに適しています。
③ ケイトウは鶏のトサカに似たユニークな花
「ケイトウ」は、鶏(ニワトリ)のトサカに似たユニークな花姿をしています。
ケイトウの中にもいくつか種類がありますが、花の特徴がよく表れているのは「トサカケイトウ」です。
ベルベットのような質感があるので、落ち着いた深みのある色合いを選べば、秋の雰囲気を演出できます。
また、「羽毛ケイトウ」と呼ばれる種類は、キャンドルの炎のような見た目が特徴です。
トサカケイトウと一緒に飾って花姿の違いを楽しんだり、一緒に生けるほかの切り花に合う方を選んだりするのもおすすめです。
④ 和の雰囲気たっぷりのリンドウ
「リンドウ」は日本に自生する秋を代表する山野草の1つに数えられます。
青紫色をした太い鐘形の花で、晴れたときだけ開くのが特徴です。
リンドウの花色や花姿からは和の雰囲気がたっぷり感じられ、色合いも涼しげなので、秋のお部屋の彩りにぴったりです。
ブルー系のカラーが定番ですが、ピンクやホワイトなどの花色も流通しています。
持ちが良いので、長く花を楽しめるのもリンドウの魅力です。
⑤ 花持ちの良い高貴な花はキク
「キク」は墓前や仏壇にそなえるイメージが強い花ですが、皇室の紋章やパスポートの表紙などの図案にも用いられる高貴な花としても知られます。
花色、咲き方、大きさにいたるまで種類は多岐にわたり、さまざまな花姿を楽しめるのがキクの魅力です。
中でもスプレーマムやポットマムといった洋菊はフラワーアレンジメントなどで人気を集めています。
キクは1年を通じて入手できますが、夏菊や寒菊など季節ごとに見頃を迎える種類があり、9月~11月は「秋菊」を楽しむのがおすすめです。
⑥ ワレモコウはドライフラワーも楽しめる
「ワレモコウ」はバラ科に属する穂状の花です。
小さな花がたくさん集まっており、卵のようなフォルムが特徴です。
花であるのに丸い実のように見える花姿と、赤みがかったブラウン系の花色で、眺めているだけで秋を感じます。
切り花として市場に出回るのは、見頃を迎える秋に限定されるので、シーズンを逃さずに入手しましょう。
ワレモコウは丈夫な切り花である上、ドライフラワーとしても楽しめるのが魅力です。
⑦ グラデーションが美しいアキイロアジサイ
「アキイロアジサイ」は花の種類ではなく、梅雨シーズンに開花時期を迎えるアジサイの花色が変化したものをいいます。
グラデーションがかったアンティークな色合いが美しく、秋にぴったりのカラーです。
落ち着いたシックなカラーのお花と一緒に生けると、おしゃれに見えます。
また、ドライフラワーとして楽しむのもおすすめです。