お祝いやお悔やみの場では、ものに込められた意味がとても大切。花言葉を知っているとより安心して贈ることができますね。
胡蝶蘭が贈答用の花の定番となっているのは、花言葉もお祝いにふさわしい縁起の良いものだからです。
今回は、胡蝶蘭の花言葉とその由来を、定番の白色だけでなく色別にご紹介します。花言葉以外の気をつけたいポイントも解説するので、この記事を読めば贈り先に失礼のない胡蝶蘭を選べるようになります。
目次
胡蝶蘭の花言葉とその由来を色別に紹介
まずは胡蝶蘭の花言葉と、どうしてその花言葉がつけられたのかという由来について紹介します。
胡蝶蘭は花の色によっても異なる花言葉がつけられているので、胡蝶蘭を送る際にはどの色を選ぶかも重要なポイントです。
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」や「純粋な愛」です。これらの花言葉は、花の色や品種とは関係なく、胡蝶蘭全般にあてはまります。
花言葉の由来は花の形
「幸福が飛んでくる」という花言葉の由来は、胡蝶蘭の花の形が、空を軽やかに飛ぶ蝶に似ていることに由来します。
そもそも、蝶々そのものが神様の使いと言われていたり、運気が上昇する前兆と見られていたりと、ポジティブなイメージを持つ生き物です。
そのため、蝶々に似ている胡蝶蘭の花にも前向きなイメージが定着したようです。
胡蝶蘭は色によって花言葉や意味がちがう?
胡蝶蘭には約50種もの品種があり、カラーバリエーションもとても豊富です。
色によって個別の花言葉がつけられているため、贈るシーンに合った色も考慮すればより意味のある贈り物になります。
白い胡蝶蘭は「清純」
胡蝶蘭の中でも人気の高い白い胡蝶蘭には、「清純」という花言葉がつけられています。胡蝶蘭に限らず、白い色には純粋や純潔、無垢といったイメージに関連した花言葉がついていることが多いです。
開店祝いなどはもちろん、個人向けのお祝いにもふさわしいため、迷ったら白色にしておけば間違いないでしょう。
ピンクの胡蝶蘭は「あなたを愛する」
柔らかい雰囲気が魅力的なピンク色の胡蝶蘭には、「あなたを愛する」という花言葉がつけられています。
結婚や出産といったライフイベントにまつわるお祝いや、母の日など相手に「愛している」という気持ちを伝えたい時の贈り物としてぴったりな色です。
黄色い胡蝶蘭は「明るい」「商売繁盛」のイメージ
黄色い胡蝶蘭には、色別の花言葉はついていません。ですが、黄色い色には明るいポジティブなイメージや、金運アップにつながる色という面があります。
開店祝いや上場祝いなど、相手のビジネスの発展を祝う場面での贈り物にふさわしい色です。また、黄色はパワーを感じられる色のため、快気祝いなど相手により元気になってもらいたいという気持ちを伝えたい時にもおすすめです。
赤リップの胡蝶蘭は「紅白」でお祝いにぴったり
白い胡蝶蘭の中でも、花の中央にあるリップと呼ばれる部分が赤い色をしているものは赤リップと呼ばれます。赤リップの胡蝶蘭も華やかで人気が高いですが、個別の花言葉はついていません。ですが、赤と白という色の組み合わせは紅白で縁起が良く、お祝いにはうってつけの組み合わせです。
還暦のお祝いなど、さまざまなお祝いのシチュエーションにふさわしいだけでなく、白一色と比べて個性が出せるのも魅力となっています。
胡蝶蘭に怖い意味や悪い意味の花言葉は無い
花言葉には、必ずしも良い意味の言葉ばかりが選ばれているわけでなく、ネガティブな言葉がついている場合もあります。
ですが、胡蝶蘭には怖い意味や悪い意味の花言葉は一切ありません。
胡蝶蘭と同じラン科の花の中には、ヒヤシンスの「嫉妬」やカトレアの「魔力」といった少し怖い雰囲気の花言葉を持つものがあるため、胡蝶蘭に悪い意味があると勘違いされているようです。
お祝い用の胡蝶蘭の選び方のポイントを解説
お祝い用の胡蝶蘭を選ぶ際に、花言葉以外にも気をつけたいポイントについて簡単に解説します。
「~本立て」の数のちがいにも意味がある
胡蝶蘭は「3本立て(3本立ち)」「5本立て(5本立ち)」という風に、ひとつの鉢に寄せ植えされた花茎の本数によって呼び分けられています。
基本的には数が多ければ大きいほどより豪華で見栄えが良くなりますが、何本立てで贈るべきかについての決まりはありません。
ですが、偶数よりも奇数の方が縁起が良いとされているため、3、5、7本立てを選ぶのが無難です。また、お店の5周年記念に合わせて5本立てにするなど、シチュエーションに合わせた本数にするとより一層特別感を出すことができます。
花に合わせるラッピングや立札にもこだわろう
胡蝶蘭を贈る際には、鉢そのものが見えないようラッピングが必要です。そのラッピングペーパーの色を選ぶ際にも、カラーイメージを意識するとよいでしょう。たとえば、赤系なら「活動的」、青系なら「清潔感」、緑なら「安らぎ」など、色にもメッセージを込めることができます。
ただし、赤系は「血」や「火事」も連想されてしまうため、病院宛の贈り物や新築祝いなどでは避けた方がよいでしょう。
また、合わせる立札を重厚感のある木目調のものにするか、親しみを感じられるメッセージカードにするかなどによっても、印象は大きく変わってきます。
胡蝶蘭の相場は?通販なら価格を抑えられる
胡蝶蘭を選ぶ際に、金額を見て決めるという場合も多いかと思います。お祝いに贈る胡蝶蘭は1万円から5万円程度が人気の高い価格帯で、中でも当選祝いや上場祝いといった盛大なお祝いの際には3万円以上の胡蝶蘭を選ぶ人が多いようです。
同じ価格帯で選ぶのであれば、胡蝶蘭を専門に扱う通販サイトがおすすめ。なぜなら、中間流通業者にかかるコストや人件費を削減できるため、花そのものの価格を抑えることができるからです。
HanaPrimeの場合は、国内有数の胡蝶蘭農家と独占契約を結んで直接仕入れているため、花の品質は落とさずに価格を抑えることができています。価格帯の幅も広いため、予算に合わせつつ高品質の胡蝶蘭を選べるのが魅力です。
お葬式に胡蝶蘭を贈っても良いの?
胡蝶蘭はお祝いだけでなく、お悔やみの場に送る花としてもふさわしい花です。
特に、初七日から四十九日の間に飾る「後飾り」として贈る際には痛みにくい花がよいため、長持ちする胡蝶蘭はとても適しています。
胡蝶蘭の花言葉はお悔やみにもふさわしい
胡蝶蘭につけられた「純粋な愛」という花言葉は、故人へ向ける愛情を示すものともなります。蝶々の持つ神様の使いというイメージも合わさって、お悔やみの場にも十分ふさわしいと言えるでしょう。
お葬式に胡蝶蘭を贈る際のマナーと注意点
お葬式に花を贈る際のマナーとして、色は白を基調に、色をくわえるのであれば青やグリーンなど淡い明るい色がのぞましいとされています。胡蝶蘭の場合には、お悔やみには白を選ぶとよいでしょう。また、四十九日以降であれば、ピンクや黄色など遺族の心に寄り添うような優しい色の胡蝶蘭もおすすめです。
胡蝶蘭は見た目も花言葉もお祝いにぴったり
胡蝶蘭は見た目の華やかさにくわえて、ポジティブな意味の花言葉がついている点もお祝いの場で選ばれる理由となっています。贈答用の胡蝶蘭を選ぶ際には、花の色や花茎の本数、ラッピングのカラーなど、さまざまな要素の意味を考えて選ぶと、より一層気持ちの伝わる贈り物となるでしょう。
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