切ない意味を持つ花と花言葉17選

お花の中には、切ないメッセージや花言葉を持つものがあります。

切ない花言葉を持つお花は、失恋したときや、気持ちが落ち込んだときに、あなたの心をそっと癒してくれることでしょう。

今回は、感傷に浸りたいときに飾りたい、切ない意味を持つ花言葉を持つ花17選を紹介します。

切ない花言葉が付けられた由来についても解説するので、お花選びの参考にしてみてください。

花言葉

FLOWER
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切ない意味を持つ花と花言葉17選の花言葉は以下になります。

  • 私を思って
  • 悲しみ
  • 私のもとへ帰って
  • 初恋のひたむきさ
  • はかない恋
  • 悲しみは続かない
  • 別れの悲しみ
  • 無限の悲しみ
  • 深い悲しみ
  • 暗い悲しみ
  • 美しい悲しみ

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切ない意味を持つ花言葉17選

紫のヒヤシンス「悲哀」「初恋のひたむきさ」「悲しみ」
深紅のカーネーション「私の心に悲しみを」
ワスレナグサ「私を忘れないで」
アリウム「無限の悲しみ」
クリスマスローズ「私を忘れないで」
ルリタマアザミ「傷つく心」
アネモネ「はかない恋」「見放された」
シモツケ「無駄」「儚さ」
ハナズオウ裏切り」「不信仰」
エリカ「孤独」「寂しさ」
黄色いスイセン「もう一度愛して欲しい」「私のもとへ帰って」「報われぬ恋」
キンセンカ別れの悲しみ」「寂しさ」
黒百合(クロユリ「呪い」
スカビオサ「私はすべてを失った」
月下美人「はかない恋」「はかない美」
マリーゴールド「絶望」「悲しみ」
パンジー花言葉「私を思って」「思い出」

① 紫のヒヤシンスの花言葉「悲哀」「初恋のひたむきさ」

紫のヒヤシンスの花言葉は「悲哀」「初恋のひたむきさ」「悲しみ」です。

悲恋の花言葉は、ギリシャ神話に由来しています。

青年ヒュアキントスと恋人アポロンが円盤投げを楽しんでいると、2人に嫉妬した風の神ゼピュロスが突風を吹かせます。

軌道を逸れた円盤は、ヒュアキントスの額を直撃。

不運にもヒュアキントスは亡くなり、流した血からヒヤシンスが生まれたと伝えられています。

紫のヒヤシンスの花言葉「悲哀」はゼピュロスの恋を、「悲しみ」は恋人を亡くしたアポロンの心情を。

そして「初恋のひたむきさ」は、ヒュアキントスとアポロンの恋心を表しています。

失恋したときや、心が疲れてしまったとき、香り豊かなヒヤシンスは、あなたをそっと癒してくれることでしょう。

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② 深紅のカーネーションの花言葉「私の心に悲しみを」

深紅のカーネーションの切ない花言葉は、「私の心に悲しみを」です。

母の日に贈るイメージが強い赤いカーネーションですが、この花言葉が付けられているのは深紅のカーネーション

ヨーロッパでは、イエス・キリストが処刑されるときに、聖母マリアが流した涙から、カーネーションが咲いたといわれています。

キリスト教においてカーネーションは、母の愛を表すと同時に、それを失った悲しみを表すお花でもあるのです。

深紅のカーネーションには、愛することの素晴らしさと喪失の悲しみ、その両方の想いが込められています。

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③ ワスレナグサ「私を忘れないで」

ワスレナグサには、「私を忘れないで」という花言葉があります。

花言葉の由来となったのは、ドイツに古くから伝わる伝説です。

恋人ベルタのために、岸辺に咲くお花を摘もうとした騎士ルドルフは、足を滑らせ川に落ちてしまいました。

彼が去り際に「Vergiss-mein-nicht!(私を忘れないで!)」という言葉とともに、ベルタに投げたお花がワスレナグサであったと伝えられています。

青色の小さなお花を咲かせるワスレナグサは、切なさや寂しさで流した涙のようにも見えます。

花束やアレンジメントに入れると、メインのお花をそっと引き立ててくれる、そんな優しさも感じられるお花です。

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④ アリウムの花言葉「無限の悲しみ」

アリウムの切ない花言葉は「無限の悲しみ」です。

アリウムのまっすぐに咲くお花の姿が、悲しみに打ちひしがれ、佇んでいる人のように見えることから名付けられました。

真っすぐに凛として咲く姿は、悲しみの中にも美しさがあることを思い起こさせてくれます。

自分の気持ちを整理し、ゆっくり向き合いたいときに飾りたいお花です。

⑤ クリスマスローズの花言葉「私を忘れないで」

クリスマスローズに託された切ない花言葉は「私を忘れないで」

花言葉は、中世ヨーロッパで、戦場に行く騎士に「私を忘れないで」という想いを込めてクリスマスローズを贈ったという風習に由来します。

うつむき加減に咲く姿が切なげで美しく、どこか寂しさが感じられるお花です。

くすんだ色合いのクリスマスローズは、ドライフラワーにも向いています。

大切な人への想いをドライフラワーに託して、自宅に飾ってみるのも良いでしょう。

⑥ ルリタマアザミの花言葉「傷付く心」

ルリタマアザミの花言葉は「傷つく心」です。

ルリタマアザミの学名「Echinops(エキノプス)」には、ギリシャ語で「ハリネズミのような」という意味があります。

自分の持つトゲが、相手を傷付けてしまうことを怖れて人と触れ合えず、自分自身も傷ついてしまう。

距離を縮めることでお互いが傷ついてしまう。

そんなハリネズミのジレンマを感じさせるルリタマアザミは、感傷に浸りたいときに飾るのにぴったりのお花です。

⑦ アネモネの花言葉「はかない恋」「見放された」

アネモネの花言葉は「はかない恋」「見放された」です。

アネモネの名前の語源は「風」を意味するギリシャ語。

花言葉も、風の神ゼピュロスのギリシャ神話に由来します。

ゼピュロスは、妻の侍女である妖精アネモネに恋をしてしまいました。

しかし嫉妬した妻によってアネモネは神殿から追い出され、日々弱っていきます。

アネモネを不憫に思ったゼピュロスは、生涯手元に置いておくため、アネモネを1輪の花に変えたと伝えられています。

「はかない恋」は、ゼピュロスとアネモネの関係を、「見放された」はアネモネの心情を表しています。

終わった恋を振り返り、悲しみに浸りたいときにおすすめのお花です。

⑧ シモツケの花言葉「無駄」「儚さ」

シモツケの花言葉は「無駄」「儚さ」です。

シモツケは、5月〜6月頃、細く伸びた枝の先に小さな花を咲かせます。

花びらよりも長い雄しべが揺れる様子が、儚げな印象を与えることから「儚さ」という花言葉が付けられました。

「無駄」という花言葉は、父親に会うことができなかった中国の少女の言い伝えに由来します。

少女にとっては、父親に会えず無駄だと思われた時間が、のちに親孝行な少女として後世に伝えられたという物語です。

シモツケは、無駄だったと感じた恋も、のちに振り返れば自分にとって必要な時間である、という大事なことに気が付かせてくれるお花です。

⑨ ハナズオウの花言葉「裏切り」「不信仰」

ハナズオウの花言葉は、「裏切り」「不信仰」

ハナズオウは、中国原産の小さなお花を付ける落葉樹です。

裏切り」「不信仰」という花言葉が付けられているのは、ハナズオウの中でも地中海周辺に咲いているセイヨウハナズオウ。

花言葉は、イエス・キリストの12使徒の1人である、イスカリオテのユダに由来します。

ユダは、イエスを裏切り、十字架にかけるための手伝いをした人物です。

彼はのちにそれを悔い、セイヨウハナズオウの枝に首をくくり、命を絶ったと伝えられています。

花言葉とは似つかわしくない、かわいらしいピンク色のお花を咲かせます。

鮮やかなピンク色は、落ち込んだ心を元気づける手助けをしてくれることでしょう。

⑩ エリカの花言葉「孤独」「寂しさ」

エリカの持つ切ない花言葉は、「孤独」「寂しさ」

エリカはヨーロッパの荒野に広く自生するお花です。

繊細な枝に、小さなお花をたくさん咲かせます。

風が吹きすさぶ荒野に咲くエリカの様子が「孤独」や「寂しさ」を思わせるので、この花言葉が付けられました。

他の植物が咲かないような荒野にも咲くことから、切ない花言葉が付けられましたが、凛と咲く姿にはひたむきさが感じられます。

これからの新しい生活や恋に向けて進みたいときに、自信や力強さを感じさせるエリカを飾ってみてはいかがでしょうか。

⑪ 黄色いスイセンの花言葉「もう一度愛して欲しい」「私のもとへ帰って」「報われぬ恋」

黄色いスイセンの花言葉は「もう一度愛して欲しい」「私のもとへ帰って」「報われぬ恋」です。

花言葉は、ギリシャ神話に由来します。

冥王ハーデスは、一目惚れした少女ペルセポネを冥界へと連れ去り、妻にしてしまいました。

ペルセポネの母である女神デメテルは、娘を取り戻そうとしますが叶いません。

ペルセポネは、死ぬまでハーデスの想いを受け入れることはなかったと伝えられています。

「私のもとへ帰って来て」は母デメテルの想い、「報われぬ恋」は、ハーデスの恋心を表しています。

復縁したい相手への想いや、どうしても諦められない恋への想いが託された黄色いスイセン

うつむき加減に咲くお花の様子も、どこか切なさを感じるお花です。

⑫ キンセンカの花言葉「別れの悲しみ」「寂しさ」

キンセンカの花言葉は別れの悲しみ」「寂しさ」

キンセンカの中でも切ない花言葉が付けられているのは、オレンジ色の品種です。

花言葉は、失恋した妖精クリュティエが、悲しみに暮れ、9日間空を見続けたのち、キンセンカの花になってしまったというギリシャ神話に由来します。

花びらをオイルに浸して作られるカレンデュラオイルはスキンケア用品としても扱われています。

一途にアポロンを想い続け、キンセンカになってしまったクリュティエの気持ちを想うと、見るたびに切ない想いがこみ上げるお花です。

⑬ 黒百合(クロユリ)の花言葉「呪い」

クロユリには、「呪い」という怖い花言葉があります。

お花の姿がユリに似ていることから、名前が付けられましたが、実はユリとは違う植物です。

ユリがユリのユリ属であるのに対し、クロユリはバイモ属の高山植物。

日本では、戦国武将が不貞を働いた自分の側室を殺した「クロユリ伝説」のストーリーに由来して、不吉なお花として知られています。

しかし珍しいお花の色と凛とした咲き姿は美しく、自宅でひっそりと愛でたいお花です。

⑭ スカビオサの花言葉「私はすべてを失った」

スカビオサには、「私はすべてを失った」「未亡人」という花言葉があります。

切ない花言葉が付けられているのは、紫色のスカビオサです。

ヨーロッパで紫は悲しみを表す色とされていて、未亡人に贈る定番のお花とされています。

また紫は、精神と体、両方を癒す効果があるとされる色です。

心が疲れたり、悲しい気持ちのときに紫色のスカビオサを飾ることで、心の穴をそっとふさいでくれることでしょう。

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⑮ 月下美人の花言葉「はかない恋」「はかない美」

月下美人には「はかない恋」「はかない美」という花言葉があります。

お花のように見えますが、実は多肉植物でサボテンの仲間です。

花の命は一夜限りで、素晴らしい香りと共に花を咲かせ、明け方になる頃には閉じてしまう習性から花言葉が付けられました。

実は、月下美人が強い香りを放つのは、種を運ぶ、コウモリを惹きつけるためです。

はかなく弱いイメージのある月下美人ですが、種を残すための力強さも感じる事ができるお花と言えるでしょう。

⑯ マリーゴールドの花言葉「絶望」「悲しみ」

マリーゴールドに付けられた切ない花言葉は「絶望」「悲しみ」です。

花言葉は、マリーゴールドの黄色、キリスト教において、ユダの服の色であり、裏切りの象徴とされています。

切ないイメージを持つ人も多いですが、一方で太陽のような明るさや生命力を感じさせるお花でもあります。

⑰ パンジーの花言葉「私を思って」

パンジーの花言葉は、「私を思って」「思い出」です。

花言葉は、パンジーのお花が、人の顔、とりわけ恋に悩む女性のように見えることから付けられました。

名前も、フランス語で思想という意味の「pensée(思想)」が由来です。

初心者でも育てやすいお花なので、水やりやお世話をする時間も楽しみながら、自宅で育ててみると、心もリフレッシュできるはず。

1輪1輪、どんなことに悩んでいるのだろうかと想像しながら、感傷に浸るのも良いでしょう。

切ない花言葉の花を飾って気持ちを入れ替えよう!

悲しいことがあったり、心が晴れないときには、切ない花言葉のお花を飾って、感傷に浸る時間も大切です。

お花を飾り、自分の心と向き合うことで、気持ちが切り替わることもあるでしょう。

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