結婚式で使われるのはどんな花?定番の種類や花選びのポイント・花言葉をご紹介!
親せきや親しい友人の子どもが入園、または入学する際に、お祝いのプレゼントを贈る方が多いのではないでしょうか。
ただし、入園・入学祝いのギフトのラインアップは多種多様で、何を選んだらよいか迷うことがあります。
最も理想的なのは、相手が本当に必要としているものを贈ることです。
また、新生活に役立つ、実用的なものもおすすめです。
そこで、入園・入学祝いにおすすめのプレゼントを、年代別にまとめて紹介します。
結婚式で新婦が持つ「ブーケ」および新郎の胸につける「ブートニア」とは?
結婚式で使われる花と聞いて、真っ先に新婦が手に持つ「ブーケ」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
ウエディングドレスを身にまとった花嫁の姿に彩(いろどり)を添え、より魅力を引き立たせるアイテムがブーケです。
結婚式で新婦がブーケを持つようになったのは、19世紀ヨーロッパのプロポーズの風習に由来するとされています。
当時、男性が女性にプロポーズする際に、野に咲く花でつくった花束を渡し、女性がその中から1輪だけ抜き取って、男性の胸にさすことで「OK」の返事をする風習がありました。
このときの花束が新婦の“ブーケ”、1輪の花が新郎の左胸につける“ブートニア”の起源といわれています。
なお、「ブーケ(bouquet)」は、“花束”を表すフランス語です。
したがって、“ブーケ”も“花束”も、もともとは同じものを意味します。
ただし、日本では、長さがあるタイプを“花束”、丈が短いものを“ブーケ”と区別して呼ぶことがあります。
ちなみに、「ブートニア(boutonniere)」もフランス語であり、本来は“ボタンホール”を意味します。
そのため、上着の左胸のボタンホールにさすのが正式ですが、現在はコサージュのような使い方をするのが一般的です。
結婚式で使われる定番の種類と花言葉を紹介!
新婦のブーケと、新郎のブートニアは、基本的に同じ種類の花を使用します。
同じ花材を用いれば統一性があり、ペア感を出すのにもぴったりです。
ブーケやブートニアをはじめ、結婚式に使われる花とひと口にいっても、さまざまな種類があるため、選ぶのに迷ってしまう人もいるでしょう。
まったく見当がつかない人は、結婚式で使われることが多い定番の種類の中から選んだり、その花が持つ花言葉を参考にしたりするのも1つの方法です。
ここでは、結婚式で使われることが多く、季節を問わず入手しやすい定番の種類と花言葉を紹介します。
ブーケの定番「バラ」は花色によって花言葉が異なる
「バラ」は結婚式に使われる定番の花の1つです。
“花の女王”とも呼ばれ、花姿、大きさ、花色にいたるまでバリエーションが豊富にあります。
なお、花言葉は花色によって異なります。
花の見ごろは一般的に春と秋ですが、ほぼオールシーズン入手できるのも魅力です。
【花言葉】
- レッド…情熱、熱烈な恋、あなたを愛しています
- ホワイト…尊敬、純潔、私はあなたにふさわしい
- オレンジ…幸多かれ、きずな、信頼
- ピンク…あたたかい心、上品、感銘
- パープル…気品、誇り
- ブルー…神の祝福、夢かなう
細身のドレスにマッチするスタイリッシュな「カラー」
「カラー」は、すっと伸びたグリーンの茎が美しい、スタイリッシュな印象の花です。
花色はホワイトのほか、ピンク、イエロー、パープルなどのバリエーションがあります。
特徴的な長い茎を生かしたブーケは品があり、細身のウエディングドレスによく似合います。
【花言葉】清浄、華麗なる美、凛とした美しさ、乙女のしとやかさ
「カサブランカ」は神聖な教会式ウエディングにおすすめ
「カサブランカ」はユリの仲間であり、ゴージャスな大輪の花を咲かせます、
気品あふれる高貴な花姿は、厳かな教会式ウエディングにぴったりです。
花色はホワイトが多く使用されますが、そのほかにピンク、オレンジ、イエロー、レッドなどのカラーバリエーションもあります。
【花言葉】
高貴、雄大な愛、純潔、無垢、威厳
“幸福が飛んでくる”とされる「コチョウラン」はお祝いごとの定番
「コチョウラン」は蝶が飛んでいるような、特徴的な花姿が魅力です。
縁起の良い花言葉があり、結婚式に限らず、お祝いごとに欠かせない高級な花でも知られています。
ホワイトやピンクのほか、イエロー、パープル、ブルーなどのカラーバリエーションもあります。
【花言葉】
幸福が飛んでくる、純粋な愛、清純
ポジティブな意味の花言葉を持つ「ガーベラ」
「ガーベラ」は、太陽のような明るい雰囲気がただよう花です。
カラーバリエーションも豊富にあるので、結婚式の雰囲気やドレスにあわせて、好みの色味をセレクトしましょう。
花言葉は花色によって異なりますが、ポジティブな意味が多く、フラワーギフトでも人気です。
「トルコキキョウ」はバラに似た花姿で人気
「トルコキキョウ」はフリル状の花びらが重なりあう姿が美しく、バラに似た花姿をしています。
メイン花材として使用するのはもちろん、サブ花材としてほかの種類と一緒に組みあわせるのもおしゃれです。
ピンク、パープル、ホワイト、ブルーなど、カラーバリエーションも豊富です。
【花言葉】
優美、優雅、すがすがしい美しさ、永遠の愛、あなたを想う、深い思いやり
色持ちの良い「スターチス」はドライになっても色あせしにくい
スターチスはパープル、ピンク、イエロー、ホワイトなどのカラーバリエーションがあり、花色の持ちが良いのが特徴です。
永遠の愛を誓う新郎・新婦にふさわしい花言葉を持っており、結婚式での使用に適しています。
乾燥しても色あせしにくいので、挙式で使用したブーケをそのままドライフラワーにして保管するのもおすすめです。
【花言葉】
変わらぬ心、変わらない誓い、永遠に変わらない
言わずと知れた名わき役「カスミソウ」は単体ブーケとしても人気
可憐な小花をたくさん咲かせる「カスミソウ」は、花束やアレンジメントなどのわき役のイメージが強い花材ですが、近年はカスミソウ単体のブーケが人気を集めています。
結婚式にふさわしい良い意味のある花言葉も持っており、単体のブーケはもちろん、従来のようにサブ花材としてほかの種類と組みあわせて使ってもかわいらしく見えます。
【花言葉】
幸福、無垢の愛、清らかな心、感謝
「デンファレ」はリゾートウエディングにベストマッチ
「デンファレ」は洋蘭の仲間であり、コチョウランに似た花姿が特徴です。
ハワイの首飾り“レイ”に使用される材料としても知られており、トロピカルムードがただよいます。
花言葉の意味も縁起が良く、リゾートウエディングにおいて、花嫁のブーケやヘッドパーツ、式場の装花などに多く用いられます。
【花言葉】
お似合いの2人
「カーネーション」は両親に贈る花束の花材に最適
「カーネーション」は母の日に贈る花のイメージが強いですが、結婚式のブーケの花材にもよく使われます。
カーネーションは定番のレッドやホワイトに加え、ピンク、パープル、オレンジ、ブルーなど、さまざまなカラーバリエーションがあり、それぞれ花言葉が異なります。
ブーケやブートニアのほか、両親に贈る花束に用いるのもおすすめです。
【花言葉】
- 全般…無垢で深い愛
- レッド…真実の愛、熱烈な愛、母への愛
- ホワイト…純粋な愛
- ピンク…感謝、あたたかい心、女性の愛
- パープル…気品、誇り
- オレンジ…あなたを愛します、純粋な愛
- ブルー…永遠の幸福
「アイビー」はブーケに添えるグリーンにぴったり!
「アイビー(ヘデラ)」は観葉植物で知られていますが、結婚式にふさわしい花言葉がある上、ナチュラルなイメージに仕上がることから、ブーケに添えるグリーンにもうってつけです。
明るいグリーンが入ることで、さわやかな印象を与えられるのも魅力です。
【花言葉】
永遠の愛、結婚、誠実、信頼、友情