運勢をアップするユッカの育て方と増やし方と花言葉

幸福の木と知名度を二分する青年の木と呼ばれるユッカは、生命力の強いイメージから常に人気の観葉植物です。
育てやすいということもあり、リビングだけではなく、オフィスや店舗でもよく見られます。

今回はそのようなユッカの育て方や増やし方、花言葉などをご紹介します。

ユッカ概要

ユッカは見つけられたときに、葉の形態からタピオカの原料であるユカ（Yuca）と間違ってしまったことが原因でユッカと呼ばれるようになりました。
ユカではなく、リュウゼツランに近い種類ですが、葉の作りが違い、リュウゼツランとは違ってユッカは幹を持ってます。

ユッカは「青年の木」という名前で有名な観葉植物で、尖った細長い葉が上向きに生え、生命力がいっぱいです。
成長しても上に伸びていくため、リビングの隅などに起きやすく、場所をとりません。
おしゃれなリビングにしたい方におすすめの観葉植物です。

ユッカの育て方

ユッカはとても育てやすい観葉植物です。
注意する点をちゃんと抑えれば、観葉植物初心者も簡単に育てられます。

・温度

ユッカの原産地はメキシコとアメリカ合衆国南部で、熱帯地方の植物ではないため、耐寒性がかなりあります。
2度以上であれば越冬できますから、あまり温度調節に神経質になる必要はありません。

関西以南で、最低気温が2度以上の場所であれば、庭植えやベランダでも越冬できます。
特に庭植えにすると、大きく成長します。

・水やり

ユッカの原産地は乾燥した環境ですから、水をやりすぎて根ぐされしないように注意しましょう。
土が乾いたときにたっぷり水を与えてください。
目安としては4日おき程度で十分です。

観葉植物初心者におすすめの方法は割り箸を使って土の湿り具合をみる方法です。
割り箸を土に差し込み、抜いてみて割り箸が湿っているかどうかで土に水分があるかどうかわかります。
ただ、根っこを傷つけないように気をつけてください。

・日光
ユッカは耐陰性があるので、日があまり当たらない室内でも枯れませんが、葉の勢いが少なくなります。
葉っぱが大きく上を向いたユッカにするにはそれなりの日当たりは必要です。
午前中に日光が入ってくる窓際に置くと成長がしやすくなります。
真夏は葉焼けが起きないようにレース越しがおすすめです。

ユッカの植え替え・増やし方

鉢植えの植物はあまり根っこが鉢の中でギシギシに増えすぎてしまうと根腐れしやすくなったり、それ以上の成長が望めなくなったりします。
目安としては育てて3〜4年で一回り大きな鉢に植え替えをします。

3年も経っていなくても鉢の底から根がはみ出ていたら、植え替えをする時期です。
植え替えの時期は寒い時期ではなく、暖かい時期がおすすめです。
5月から10月頃を目安にしてください。

・植え替えのために用意したいもの

一回り大きい鉢
専用の土（観葉植物の培養土、または、赤玉土と、腐葉土を7対3の割合でミックスした土）
鉢底石（水はけを良くするため）
鉢底ネット
大きい鉢に合わせたサイズの受け皿

・植え替えの方法

植え替えをしやすいように水やりを控えます。
土が湿っていると重くなり鉢から取り出しにくくなるためです。

新しい鉢の用意をします。
鉢底ネットを敷いて、鉢底石を置き、鉢の3分の１まで土を入れて置きます。

ユッカを鉢から引き出し、根っこを軽くもんで土をほぐします。
新しい鉢に入れ上から土を足していきます。

水をたっぷりかけて日陰に置きましょう。
新しい環境に馴染むまで、１週間ほど強い日差しはNGです。

・増やし方

ユッカは、丈夫な品種で挿し木などで増やせます。
植え替えの時期と同様、5月から10月頃の暖かい時期がおすすめです。

用意するものは植え替えの場合とほぼ同じです。発根しやすくするため、発根促進剤を使っても良いでしょう。

まず枝を8cmほどの長さに切り落とします。
切り落とすのは普通の剪定ハサミでOKですが、細胞が潰れないように切れ味の良いものを使ってください。
発根促進剤を利用する場合は、ここで切り口に塗ります。

鉢を植え替えと同様に用意しますが、土は8分目まで入れて置きます。
棒状のもので土に穴を開け、挿し木をします。

日陰で1ヶ月くらい様子を見ます。

ユッカの花言葉と風水的意味

ユッカにも素敵な花言葉、風水的要素があります。
プレゼントにも最適です。

ユッカの花言葉

ユッカはリュウゼツランによく似た白い鈴なりの花を咲かせます。
花言葉は、「勇壮」「偉大さ」「さっそう」です。
空に向かって力強く咲く姿にぴったりの花言葉です。

ユッカの風水

葉が尖っているユッカは、邪気が入ってこないように、また、止まってる邪気を浄化する働きがあります。
玄関など出入り口やリビングなどの邪気が止まりそうな角に置くと効果的です。

まとめ