ビジネスでのお祝いや開店祝いには、よく胡蝶蘭が贈られますよね。
真っ白で大きな花びらに魅了され、自宅に飾りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そんなイメージもあって、胡蝶蘭を飾るにはとても広いスペースが必要に感じますね。
育て方も難しいイメージがあります。
しかし、あまり知られていませんが、実はコンパクトな種類の胡蝶蘭もあるんです。
憧れの胡蝶蘭を自宅に飾るのは、意外とハードルが低いんですよ。
そんな小さい胡蝶蘭、ミディ胡蝶蘭とミニ胡蝶蘭の違いや、その育て方について見ていきましょう。
目次
ミニ胡蝶蘭とミディ胡蝶蘭の違い
胡蝶蘭と言われれば大輪の大きくて豪華なものをイメージする人が多いと思います。
そんな中、小さくて可愛らしいサイズの胡蝶蘭もあります。
それがミディ胡蝶蘭やミニ胡蝶蘭です。
＊プレゼントにおすすめ！ミディ胡蝶蘭とは？
お花の大きさが、3cm～6cm程度のものをミディ胡蝶蘭と呼びます。
ちなみに、一般的によく見かける大きい花びらの胡蝶蘭は、10cm～15cmくらいです。
半分程度の大きさしかなく、非常にコンパクトだとわかりますよね。
値段は5000円程度からあります。
個人間でのプレゼントによく利用されるサイズです。
＊驚きの小ささ！ミニ胡蝶蘭とは？
ミディ胡蝶蘭より更に小さく、お花の大きさが2cm～4cmのものをミニ胡蝶蘭と呼びます。
本当に胡蝶蘭なのかと疑ってしまうような大きさですが、れっきとした胡蝶蘭です。
とてもコンパクトなので、自宅での観賞用にする方も多いです。
値段は、安いものだと1500円程度のものもあります。
本当に小さくてリーズナブルなので、気負わない程度のギフトにも利用できます。
実は楽チン！？胡蝶蘭の育て方
ミディ胡蝶蘭もミニ胡蝶蘭も、育て方は同じで大丈夫です。
直射日光を避け、明るい室内に置いてください。
レースカーテンの裏がおすすめです。
基本的にあまり温度を気にする必要はないですが、冬の温度が10度以下になる場合はダンボールなどを被せたりすると良いです。
2～3か月もの間花が咲き続けるので、とっても長く楽しむことができます。
さらに、水やりは1週間に1度程度で大丈夫です。
冬場はもっと少なくてもいいくらいです。
逆に、頻繁に水やりをしてしまうと、根腐れを起こしてしまうんですよ。
厳しい温度管理の必要がなく、水やりの頻度が少なくて済む胡蝶蘭は、とっても育てやすいお花と言えると思います。
見た目の豪華さからは想像もつかないですよね。
長く楽しむためには植え替えも重要！
胡蝶蘭を長持ちさせるためには、お花が咲き終わったタイミングで植え替えをする必要があります。
夏前の、4月から6月頃に行うのが1番良いでしょう。
胡蝶蘭は暖かいところから来たお花なので、冬は体力を奪われてしまい、植え替えの衝撃に耐えられないのです。
植え替えの方法は、花芽や腐っている根をハサミで切って、水苔やバークを使って植え替えるだけです。
迷ってしまう方は、どちらかというと水苔を使うのがおすすめです。
害虫が発生しにくく、水やりのタイミングも掴みやすいです。
園芸用の土に植え替えても、育たないので注意してください。
また、植え替え後はデリケートになっているので、2週間はお水を与えないでください。
2週間を過ぎたら、10日に1回程度水やりをします。
あまり水分を吸収しないかもしれませんが、必要な水分はきちんと吸収されているので大丈夫ですよ。
受け皿に溜まったお水は余分な水分なので、すぐに捨ててあげましょう。
小さいだけじゃない！ミディ胡蝶蘭やミニ胡蝶蘭の魅力
ミディ胡蝶蘭やミニ胡蝶蘭の嬉しいところは、小さいサイズ感や値段だけではないんです。
非常に種類が豊富で、様々な模様や色から好みのものを見つけることができるんですよ。
胡蝶蘭には、白は「清純」、ピンクは「あなたを愛します」など、色別の花言葉があります。
例えばピンクの胡蝶蘭を選ぼうと決めた時に、さらに模様などで個性が出ていると選ぶのも楽しいですよね。
これも、小さい胡蝶蘭が人気の理由なんです。
ネット通販でも大丈夫！口コミを見てみましょう
贈り物の場合は、急いで決めたい場合もありますよね。
そんな時は、ネット通販で買うのがおすすめです。
お花をネット通販で買うと、大きさや色合いが想像と違う場合があるかもしれないので、不安ですよね。
また、納期をきちんと守ってくれるお店なのかも重要です。
せっかくの贈り物ですから、当日に間に合わないなんてことになっては困ります。
そんなときは、ネット通販の口コミを見てみましょう。
商品ページには良いことばかり書いてあったとしても、口コミは購入した人のありのままの評価が書いてあるはずです。
口コミの評価が高いお店であれば、安心して購入することが出来ますね。
ネット通販なら、足を運ばなくてもお気に入りの胡蝶蘭を選ぶことが出来ます。
色、模様、価格など、複数のお店からいくらでも吟味して買うことが出来るのもメリットですね。
まとめ
昔は高価なお花だった胡蝶蘭が、一般人にも手の届く価格で買えるようになり、さらに気軽に買えるようにどんどん品種改良されたんですね。
大きさが小さくなっても、リーズナブルになっても、その凛とした咲き姿は健在です。
この記事をきっかけに、今までよりも気軽に胡蝶蘭を手に取ってみてくださいね。