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お盆前に知って安心!盆花の正しい選び方・贈るときのマナーを知っておこう

お盆前に知って安心!盆花の正しい選び方・贈るときのマナーを知っておこうお盆にはお墓や盆棚にお花を供えます。初めて準備する人は、マナーについて戸惑うことが多いのではないでしょうか。

お盆用のお花に「絶対これでなければダメ」という決まり事まではありません。ただ、お盆は大切な行事なので失礼にあたらないよう、ひと通りのマナーは知っておきたいですね。

今回は、お盆用のお花を供えるときの選び方、贈り方について基本的なマナーをまとめました。

盆花とは

お盆は、ご先祖様を供養する日本古来の伝統行事です。お盆にはご先祖様の霊が戻ってくるといわれるので、ご先祖様をもてなすため、盆棚(精霊棚)やお墓にお花やお供えを飾ります。

ちなみに、仏壇やお墓に供えるお花を仏花(ぶっか)供花(くげ)といい、その中でお盆にお供えするお花を盆花(ぼんばな)と呼んでいます。

お盆にお花を供える理由

お盆にお花を手向けるのは、仏教上の教え「五供(ごく・ごくう)」の中で、仏壇やお墓には5つの供え物(ろうそく、線香、お花、水、食べ物)をお供えすることが定めてあるからです。

お花はその美しさで故人を喜ばせます。また、生きている人に対しては、命あるものはいつか枯れてしまう「無常」を教えています。盆花は、このように深いメッセージを持っているのです。

盆花には旬の花を

盆花にはそもそも堅苦しい決まり事がなく、その季節に咲いている花を供えるという風習がありました。

今でこそ盆花は、お店で買うか自分で栽培しないと手に入りませんが、かつては山にある旬の花を採ってくるのが普通でした。「野山の花と一緒にご先祖様が戻ってくる」と考えられていたためです。

かつては特別なお花を用意しなくても、野で旬を迎える美しい花を手向けるだけで十分な供養になっていたのですね。現在では、盆前になると旬の花であるトルコキキョウ、アスター、リンドウなどが盆花としてお店に並びます。

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盆花の選び方と知っておきたいマナー

お盆には、盆花向けに仕立ててある花束やアレンジメントか、自分で選んだお花を贈ります。

盆花には、仏事にふさわしい落ち着いた雰囲気があり、盆棚やお墓にお供えする際に長持ちするお花を用いるのが基本です。

花の種類、色、本数の選び方には盆花特有のルールも存在しますが、徐々に寛容になってきているので、それほど身構えずに心を込めて選ぶとよいでしょう。

盆花の色は

通常のお盆では、落ち着いた雰囲気があり、かつ明るい色合いで構成された盆花を贈ります。

盆花の色は3色(白、紫、黄)にするか、5色(白、紫、黄、赤、ピンク)でまとめるのが定番です。ただし、この通りの色でなくとも問題はなく、最近はアレンジの幅も広がってきています。

初盆だけは、明るい色を使わず白でまとめたお花を贈ります。

定番の盆花は

盆前には盆花用の花束やアレンジメントが販売されるようになり、ほとんどの人がお店で盆花を購入しています。

花束やアレンジメントは、盆花にふさわしい定番の花で仕立ててあるので、そのまま贈るだけで喜んで受け取ってもらえるでしょう。

盆花の定番はキク、そしてリンドウ、トルコキキョウ、キンセンカなどです。そのほか、グラジオラス、カーネーション、ホオズキなどもよく用いられます。

地方によっては、これ以外に必ず用いる盆花があるので、ほかの地方へ盆花を贈る際はその地方の情報も確認してみるとよいかもしれません。

故人が好きだった花を贈るのもよし

もし故人に好きなお花があったなら、そのお花を供えてあげるのが何よりの供養となります。

盆棚やお墓に飾るには大きさや形がそぐわないものもありますので、その際は家族や花屋さんと相談しながら、故人が喜びそうな形を取るのがよいでしょう。

避けたいお花は

次に挙げるお供えに適していません。扱いにくく仏事ではマナー違反になるので、供花には選ばないようにしてください。

・トゲ、つるがある
・香りが強い
・毒がある
・散りやすい、花粉が飛び散る

タブーとされるお花には、トゲのあるバラ、有毒なヒガンバナ、香りがきつく花粉が多いユリなどがあります。

本数

日本では「奇数が縁起良い」といわれ、仏花は、3、5、7本と奇数にするのが一般的です。盆棚やお墓では左右に供えるので、花束は2か所に分けて用意するのもよいでしょう。

価格の相場

盆花の値段は供養する気持ちの強さをあらわすものではないため、価格にこだわる必要はありません。花束やアレンジメントは5千円くらいで販売されています。

造花について

基本的には、造花ではなく生花を贈ります。ただし地域や宗教によっては、しきたりが決まっていることがあるので、先方の都合にあわせて盆花を選びましょう

お盆に贈るお花の種類と特徴

盆花の主流になっているお花の種類とその特徴を見てみましょう。

菊は仏花として定着している花です。弔事には白い菊をお供えします。

菊が用いられるのは、長持ちして花びらがあまり散らないから、また日本の国花にもなっている、私たちにたいへんなじみ深い花だからです。

和菊、洋菊とも盆花に使え、アスター、ピンポンマムなどさまざまな菊が選べます。色は白のほか黄色、紫、ピンクがあります。どの菊も奥ゆかしい雰囲気で盆花を引き締めてくれるでしょう。

リンドウ

竜胆(リンドウ)は、釣り鐘型の花が可愛らしい秋の花。こちらも盆花の定番です。上品な青紫色が白や赤色の花によく映えます。

キンセンカ

金盞花(キンセンカ)は、菊に似た鮮やかな山吹色の花です。さかずきを逆さにした形で黄金色をしていることから、その名がついています。丈夫で長持ちし、大ぶりで見栄えするので、盆花として人気があります。

ミソハギ

禊萩(ミソハギ)は、盆棚の供え物にも乗せて使う、お盆に欠かせないお花です。みそぎに使う花ということで、その名が付けられました。

派手さはありませんが、長い茎の先に鮮やかなピンク色の小花がたくさんついて、可憐な印象を与えます。

トルコキキョウ

トルコキキョウは、八重咲きの花がバラに似た、切り花にもよく使われるお花です。リンドウの仲間ですが、一重咲の花がキキョウに似てトルコのターバンを思わせるため、この和名が付けられました。

白や白に紫のふちどりのある花が優美で、仏事の雰囲気にもよく合います。

スターチス

スターチスは、紫色の細かい花が集まった個性的な花。花束の引き立て役として活躍しています。長持ちし花弁が散らないので、仏花には重宝します。

カーネーション

カーネーションといえば、赤い花を母の日に贈るイメージが強いのですが、長持ちすること、品種改良によって豊富な色が出てきていることから仏花にも使われるようになっています。盆花なら、白のほか黄色、薄いピンクや紫などが合うでしょう。

グラジオラス

グラジオラスはアヤメ科に属する夏の花。存在感があり花持ちも良いので、盆花に好まれます。色は白、ピンク、黄色、紫など。

ホオズキ

鬼灯(ホオズキ)は、ちょうちんに似ていること、ホオズキの中に故人の霊が宿ると考えられていることから、お盆にご先祖様をお迎えするための花として用いられてきました。

ホオズキはほかのお花と一緒に花立てに生けるほか、風習によってはつるしたりお皿に乗せたりと、さまざまな供え方があるようです。

盆花を贈るときのマナー

盆花を贈るときには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。

お花を贈る時期は

盆花は、お盆の準備に間に合うよう発送します。お盆は8月13日~16日におこなわれることが多いので、その場合はお盆より少し前の8月10~12日に届くよう発送すればよいでしょう。

ただ、地域によってお盆の時期が異なるので注意が必要です。7月15日頃におこなう地域、8月13~16日より日にちがずれる地域があるので、事前にその地域の風習を確認しておきましょう。

先方が在宅している日を確認する

お花は、先方が在宅している日時を確認したうえで発送します。あらかじめ連絡して「お花を送りたいのですが、いつご在宅ですか?」と確認し、受け取れる日時を打ち合わせておきましょう。

メッセージカードを添える

お盆の法要に行けない場合は、花束やアレンジメントにメッセージカードを添えると、故人をしのぶ気持ちが伝わります。

メッセージカードに「お盆を迎えられるにあたり、心ばかりですがお花を贈らせていただきます。」といった一言を添えるだけでも、丁寧な印象になります。

自分で用意してもよいですが、お店のサービスでメッセージカードを付けてもらえることも多いので、お店に相談してみるとよいでしょう。

まとめ

お盆に供えるお花の選び方、マナーについて説明いたしました。盆花の贈り方にはひと通りのルールがありますが、それほど難しいものではないことがおわかりいただけたかと思います。心を込めて素敵なお花を贈りましょう。

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