セツブンソウの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
セツブンソウの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
セツブンソウの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 気品
- 光輝
- 人間嫌い
- 微笑み
目次
INDEX
セツブンソウの花言葉は「気品」「光輝」「微笑み」「人間嫌い」
小さく可憐な花を咲かせるセツブンソウには「気品」「光輝」「微笑み」「人間嫌い」という花言葉があります。
「気品」や「光輝」という品位を感じる花言葉があるので、落ち着いた振る舞いで品がある人や、お世話になった恩師への贈りものに最適な花です。
セツブンソウの花言葉は色によって違うの?
セツブンソウの花は白1色なので、色違いの花言葉はありません。
セツブンソウの怖い花言葉
セツブンソウには「人間嫌い」という、少しネガティブな花言葉があります。
これはセツブンソウが「アコニチン」という毒を持つ、有毒植物であることが由来といわれています。
毒性を持ち人を寄せ付けないイメージからつけられたのでしょう。
しかしもうひとつ、節分の鬼が人間へ向けた気持ちが由来という説もあります。
「鬼は外!福は内!」と邪気である鬼を追い払い、福の神を招き入れる節分を想像すると、怖い由来ではなくなり「人間嫌い」も納得できる花言葉になります。
セツブンソウの花言葉の由来
「気品」
セツブンソウはひと株にひとつの花だけが咲きます。
いくつも花をつけ咲き乱れるのではなく、一輪だけ咲く様子が凛とした品のある姿に映り「気品」という花言葉がついたとされます。
「光輝」
セツブンソウの花の中心には、蜜を分泌する黄色い蜜線が丸く並んでいます。
蜜できらめく輪が王冠のように見えることから、美しく光り輝くという意味の「光輝」という花言葉がつけられました。
「微笑み」
セツブンソウは草丈が低く、花の大きさも2cm程の小さな花です。
足元でそっと道行く人を見上げて咲く微笑ましいイメージから「微笑み」がついたといわれています。
セツブンソウの花言葉に似ている花は?
「気品」という花言葉に似ている花
「光輝」という花言葉に似ている花
「微笑み」という花言葉に似ている花
- 「微笑み」イングリッシュローズ
- 「あなたに微笑む」ヤマザクラ
- 「乙女のはにかみ」アンズ
「人間嫌い」という花言葉に似ている花
- 「不信感」ラベンダー
- 「私にさわらないで」ゴボウ
- 「人嫌い」ヘクソカズラ
セツブンソウの花言葉と真逆の意味の花
タンポポの花言葉「軽薄」は、気高さのある「気品」とは真逆の、軽々しいイメージがあります。
ダチュラの花言葉「偽りの魅力」は、美しく光り輝くという「光輝」とは正反対の意味を持ちます。
紫のヒヤシンスの花言葉「悲しみ」は、幸せを感じさせる「微笑み」とは対照的な暗く沈んだ感情をあらわします。
ポピーの花言葉「陽気でやさしい」は、他人への不信感を抱えている印象の「人間嫌い」とは反対の意味です。
【英語版】セツブンソウの花言葉
セツブンソウは日本原産の植物のため、英語版の花言葉はありません。
セツブンソウは誕生花の花なの?
セツブンソウの名前の由来
セツブンソウは、漢字で「節分草」と書く日本の固有種です。
2月に咲くため、節分にちなんでつけられました。
英名の由来
セツブンソウの英名は「winter aconite(ウィンター アコナイト)」です。
トリカブトをあらわすaconite=アコニチンから、冬のトリカブトという意味になります。
またセツブンソウは、スプリング・エフェメラル(春のはかない命)とも呼ばれます。
雪解けまもない早春にいち早く姿を見せ、夏には消えてしまう特徴を持った花の総称で、中でもセツブンソウは一番手に咲く春植物です。
和名の由来
漢字で「節分草」と書く通り、2月の節分の時期に開花することが由来です。
正式な学名
セツブンソウの正式な学名は「Eranthis pinnatifida(エランティス ピンナティフィダ)」です。
属名のEranthisは、ギリシャ語の「春(er)花(anthos)」が語源で、春に咲く花という意味を持ちます。
セツブンソウってどんな花?
原産国 | 日本 |
科・属 | キンポウゲ科セツブンソウ属 |
タイプ | 多年草 |
花のサイズ | 2cm程 |
香り | ほのかに甘い |
草丈 | 10cm程 |
開花時期 | 2~4月 |
旬の季節 | 早春 |
花持ち日数 | 10日程 |
出回り時期 | 周年 |
セツブンソウは、関東から西日本の土地に自生する小さな草花です。
名前の通り節分の時期に咲き、古くから春を知らせる花として愛され、俳句にもよく使われ親しまれています。
日本の固有種ですが、環境問題や乱獲によって自生数が減少したため、環境省に準絶滅危惧種として指定されました。
梅に似ていますが、白い花びらに見える5枚はがく片で、輪になった黄色い蜜腺が花びらという変わった花姿をしています。
さらに中心には藍色の雄しべと紫がかった雌しべのグラデーションがあり、一見素朴な白い花に見えてカラフルな色彩の花です。
セツブンソウは小さく愛らしい花姿をしていますが、トリカブトと同じキンポウゲ科のため「アコニチン」という毒性を持っています。
根の部分に毒があるので、小さい子どもやペットが口にしないよう気をつけてください。
セツブンソウの風水
セツブンソウの白い花色は、風水において気を浄化する作用があります。
落ち込んだり高ぶったりといった、心の乱れを落ち着けてくれる作用で、家族間や夫婦間の関係を良好にしてくれます。
セツブンソウの鉢植えを部屋に置くなら、方角にも気を配り効果アップを狙いましょう。
- 陰の気を持つ「北」の方角
- 鬼門から悪い気の侵入を防ぐ「北東」の方角
この2つの方角がおすすめです。
セツブンソウの飾り方
セツブンソウは切り花には向かないので、鉢植えにして部屋に飾りましょう。
8月から9月の間の休眠時期が植え付けに適しています。
セツブンソウの鉢植えには、深さのあるタイプを選びましょう。
開花している間は日当たりのいい場所に置き、花が咲き終わったら休眠に入るので、直射日光が当たらない程度の日陰へ移してください。
セツブンソウの水やりは多湿にならないよう注意が必要です。
開花時期には、表面が乾いたら水やりをしますが、休眠時期は乾燥気味にしましょう。
セツブンソウは2月から3月にかけて小さく可愛らしい花を咲かせてくれるので、ぜひ育ててみてください。
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