カサブランカの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
カサブランカの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
カサブランカの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 祝福
- 優しさ
- 陽気
- 甘美
- 虚栄心
- 壮大な美しさ
- 富と繁栄
- 復讐
- 愉快
- 雄大な愛
- 裏切り
目次
INDEX
カサブランカの花言葉は「祝福」「高貴」「壮大な美しさ」「雄大な愛」「甘美」
耐寒性球根植物のカサブランカは「祝福」「高貴」「壮大な美しさ」「雄大な愛」「甘美」という花言葉をもっています。
これらの花言葉はカサブランカの堂々と華やかな佇まいや甘くスパイシーな香りからきていると言われています。
カサブランカの花言葉は色によって違うの?
白い花の印象が強いカサブランカですが、近年の品種改良により花色が増えました。
色別の花言葉は下記の通りです。
ピンクのカサブランカの花言葉:「富と繁栄」
女性らしい雰囲気のピンクの花は「幸せ」に関係する花言葉が多くつけられています。
そこから「富と繁栄」という花言葉もつけられたと考えられます。
赤のカサブランカの花言葉:「虚栄心」「優しさ」
花言葉「虚栄心」は深紅のカサブランカのあでやかな美しさからつけられたと推測できます。
また深紅という色はどこか落ち着いた印象があります。
この色の印象から「優しさ」という花言葉がつけられたのでしょう。
黄色のカサブランカの花言葉:「陽気」「裏切り」
黄色には気分を明るくする効果があると言われています。
花言葉「陽気」はカサブランカの花色からきているのでしょう。
また、ヨーロッパではキリストの弟子のユダがキリストを裏切った際に着ていた服の色が黄色だったことから、黄色に対し人々はネガティブなイメージをもっています。
ここから「裏切り」という花言葉がつけられました。
オレンジのカサブランカの花言葉:「愉快」
オレンジはにぎやかさや、元気などのイメージをもつ色です。
快活でポジティブなことを連想させる「愉快」という花言葉はオレンジのカサブランカのもつ色の印象が由来となっています。
紫のカサブランカの花言葉:「復讐」「恋」
紫のカサブランカは日本ではクロユリの名で呼ばれ、「復讐」という花言葉は日本のある悲劇が由来になっていると言われています。
詳細は次の「カサブランカの怖い花言葉」で紹介します。
花言葉「恋」はアイヌの伝承が由来です。
アイヌでは好きな人に知られないようにその人の近くにクロユリを置き、その後好きな人がクロユリを手にとると両想いになれるという言い伝えがあります。
この言い伝えから「恋」という花言葉がつけられました。
カサブランカの怖い花言葉
清楚な花の印象のカサブランカですが、花色によっては恐怖を感じる花言葉もあります。
紫のカサブランカ:「復讐」
この花言葉は戦国時代の武将、佐々成政とその妻小百合の物語からきています。
戦国時代、武将佐々成政の妻の小百合が身ごもったところ、それを妬んだ側女が小百合が密通したと嘘を成政に伝えます。
そして怒った成政は小百合を切り殺してしまうのです。
小百合は「立山にクロユリが咲いたら、佐々家は滅びるでしょう」という言葉を残し亡くなりました。
その後、成政は失脚し立山にはクロユリが咲いていたと言われています。
黄色のカサブランカ:「裏切り」
キリストの弟子であるユダは30枚の銀貨と引き換えにキリストを裏切ったと言われています。
そのユダの衣服が黄色だったことから、キリスト教圏では黄色に対してマイナスのイメージがあり「裏切り」という花言葉がつけられました。
カサブランカの花言葉の由来
「祝福」
大ぶりで豪華な姿にも関わらず清楚さや品格を感じるカサブランカは結婚式のブーケで定番の花です。
そこから「祝福」という花言葉がつけられたと考えられます。
「高貴」
カサブランカのもつ芳しい花の香りは人に特別な印象を与えます。
ここから「高貴」という花言葉がつけられたと言われています。
「壮大な美しさ」
白の印象の強いカサブランカですが、冷たさを感じる色の印象とは違い花径は大きく何かを包みこむ包容力を感じさせます。
この花のイメージから「壮大な美しさ」という花言葉がつけられたと考えられます。
「雄大な愛」
カサブランカの花の大きさや優美な雰囲気から「雄大な愛」という花言葉がつけられたと推測できます。
「甘美」
カサブランカの甘く濃厚でスパイシーな香りは人にどこか妖艶な印象を与えます。
これが花言葉「甘美」の由来になっています。
カサブランカの花言葉に似ている花は?
「無垢」に似ている花言葉
「純粋」に似ている花言葉
「祝福」に似ている花言葉
「高貴」に似ている花言葉
「壮大な美しさ」に似ている花言葉
「雄大な愛」に似ている花言葉
「威厳」に似ている花言葉
「甘美」に似ている花言葉
カサブランカの花言葉と真逆の意味の花
カサブランカの花言葉「純粋」「無垢」と真逆の意味の花言葉をもつ花は「下品な心」という花言葉をもつ黄色いマリーゴールドです。
「祝福」という花言葉の反対の意味の花はクロユリで花言葉は「呪い」、「高貴」という花言葉の真逆の意味の花はオダマキで「愚か」という花言葉をもっています。
成熟した大人の恋をイメージさせる「壮大な美しさ」の真逆の意味の花言葉は白いバラの蕾の「恋をするには若すぎる」です。
また、「雄大な愛」という花言葉の反対の意味の花はトリトマで「あなたを思うと胸が痛む」という花言葉をもっています。
花言葉「威厳」と逆の意味の花は「卑下」という花言葉もつエニシダ、花言葉「甘美」と反対の意味の花言葉は深紅のゼラニウムの「メランコリー」です。
【英語版】カサブランカの花言葉
カサブランカの英語の花言葉は「celebration(お祝い、祝賀)」です。
カサブランカは日本だけでなく世界中で愛され、結婚式のブーケの花としても人気が高い花です。
ここから花言葉「celebration(お祝い、祝賀)」がつけられました。
カサブランカは誕生花の花なの?
カサブランカが誕生花になっている日にちは下記の通りです。
誕生花はその花の旬の時期に設定されることが多いですが、国や地域により決め方が違います。
カサブランカは世界中で愛されていることからそれぞれの国の旬の季節で誕生花として設定されたと考えられます。
カサブランカの名前の由来
ミルキーホワイトで厚みがある花びらが特徴のカサブランカの名前はモロッコの都市カサブランカが由来と言われています。
モロッコの都市カサブランカは白い建物が美しいことからスペイン語で「家」を意味するcasa(カーサ)と「白」を意味するblanca(ブランカ)を合わせ「Casablanca」と呼ばれています。
当時のオランダでは植物に都市名をつけることが多く、カサブランカの白く優美な花姿からこの名前がつけられました。
英名の由来
人々に優美な印象を与えるカサブランカの英名はLily(リリー)です。
ラテン語でユリを意味する「Lilium(リリウム)」が由来になっていると言われています。
また、「Lily」はユリ全体も表すことから、カサブランカは「Casablanca Lily」や「’Casa Blanca’」など様々な名前で呼ばれています。
和名の由来
カサブランカは和名もカサブランカです。
由来は英名と同じくモロッコの港湾都市「カサブランカ」からきています。
正式な学名
甘く濃厚な香りで人を惹きつけるカサブランカの正式な学名はLilium’Casa Blanca’(リリウム カサブランカ)です。
Liliumはケルト語で「白い」を意味する「li」と「花」を意味する「ium」を合わせたものが由来になっています。
カサブランカってどんな花?
原産国 | ヨーロッパ |
科・属 | ユリ科ユリ属 |
タイプ | 多年草 |
花のサイズ | 約20㎝ |
香り | 甘くスパイシーな芳香 |
草丈 | 1~2m |
開花時期 | 6~8月 |
旬の季節 | 夏 |
花持ち日数 | 約7~10日 |
出回り時期 | 通年 |
1970年代にオランダで作出されたカサブランカは、ユリの園芸品種の1つオリエンタル・ハイブリッドの代表的な品種と言われています。
日本原産のヤマユリやササユリ、今は環境省のレッドリストに入っているカノコユリが交配親です。
花屋で購入する際は葉が黄色くなっていないもの、蕾がみずみずしくハリがあるものを選ぶと長く楽しめます。
カサブランカの風水
風水ではカサブランカはオーラを浄化し癒す効果があると言われています。
おすすめの飾る場所は玄関と寝室です。
カサブランカは生命力の強い花です。
玄関に飾ることで良い気を呼び込んでくれるでしょう。
また、寝室に飾ることで疲れを癒し、気持ちを穏やかにする効果も期待できます。
カサブランカの飾り方
カサブランカは花が大きく、重さがあるので軽い花瓶だと倒れてしまう可能性があります。
背丈があるカサブランカを飾る際は花の大きさにあった花瓶にたっぷり水を入れるようにしましょう。
水を交換するときは花瓶や茎についているぬめりも丁寧に落とすとより花が長持ちします。
綺麗なカサブランカですが、花粉や花を活けてる花瓶の水であっても猫には猛毒となります。
カサブランカを飾る際は猫がいない部屋にするなど工夫が必要です。
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