すみれ（菫）の花言葉と風水
誕生花
BIRTH
FLOWER
すみれ（菫）の花言葉と風水は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
すみれ（菫）の花言葉と風水の花言葉は以下になります。
- 愛
- 誠実
- 謙虚
- 純潔
- 小さな幸せ
- 貞節
- あどけない恋
- 無邪気な恋
- 慎ましい喜び
- 田園の幸福
目次
INDEX
すみれ（菫）の花言葉は「小さな幸せ」「謙虚」「誠実」
すみれには「小さな幸せ」「謙虚」「誠実」という花言葉があります。
道の片隅で控えめに小さな花を咲かせるすみれは、奥ゆかしさや慎ましさを体現するような花です。
派手なことが苦手で遠慮がちな方や、ささやかな幸せを大切にしている慎ましい方への贈り物として適しているでしょう。
すみれの花言葉は色によって違うの？
すみれというと紫色をイメージすることが多いですが、実は白やピンク、黄色など、花色の異なるたくさんの品種があります。
色別の花言葉も付けられているため、参考にしてください。
すみれの怖い花言葉
すみれに怖い花言葉はありません。
ただし16世紀頃のイギリスにおいては、すみれから死をイメージする場合がありました。
これは、シェイクスピアの『ハムレット』の中に「彼女の美しく穢れのない死体からすみれの花が咲くだろう」というセリフがあったためだと言われています。
すみれの花言葉の由来
ここからは、すみれ全体の花言葉である「小さな幸せ」「謙虚」「誠実」の由来を紹介します。
「小さな幸せ」の由来
「小さな幸せ」という花言葉は、小さくて目立たないからこそ見つけると嬉しいという、すみれの花の印象に由来します。
実は小ぢんまりした姿によらずたくましい花なので、アスファルトの隙間から顔を出しているのを発見することもできるでしょう。
「謙虚」の由来
すみれは、道端などの隅っこでひっそりと咲いていることも多い控えめな花です。
「謙虚」という花言葉は、上記のようなすみれが持つイメージから付けられました。
また、頭を下げたように咲くすみれの姿から連想されたという説もあります。
「誠実」の由来
「誠実」という花言葉は、すみれの花に紫や青など深みのある色が多いことに由来しています。
紫や青などの色は冷静さや信頼、そして動じない誠実さといった印象を与えるからです。
すみれの花言葉に似ている花は？
ここからは、すみれと似た花言葉がついている花を紹介します。
「小さな幸せ」という花言葉に似ている花
「謙虚」という花言葉に似ている花
「誠実」という花言葉に似ている花
すみれの花言葉と真逆の意味の花
次に、すみれとは真逆の意味の花言葉がついている花を紹介します。
「小さな幸せ」と真逆の意味の花言葉を持つ花
「謙虚」と真逆の意味の花言葉を持つ花
「誠実」と真逆の意味の花言葉を持つ花
【英語版】すみれの花言葉
すみれ全色に共通する英語版の花言葉は、日本版と同様の「modesty（謙虚）」「faithfulness（誠実）」です。
日本以外でもすみれが控えめで落ち着いた印象を持たれていることがわかります。
また一部の色には、色別の花言葉も存在します。
| 紫色のすみれ | 白昼夢、あなたのことで頭がいっぱい |
| 白色のすみれ | 純潔、率直 |
| 青色のすみれ | 用心深さ、愛情 |
なお、日本では青色のすみれに色別の花言葉はありませんが、英語版の「用心深さ」と「愛情」はすみれの花言葉として日本でも使われる場合が多いです。
すみれは誕生花の花なの？
すみれが誕生花となる日付は、色によって分かれています。
すみれの風水効果
| 紫色のすみれ | 内向性であり、直感と精神力を高めて成長できる 「人気運」「仕事運」 |
| 白色のすみれ | 浄化や純粋、または新たなはじまりを表す 「健康運」「家庭運」 |
| ピンク色のすみれ | やさしさや思いやりなど相手との信頼関係をよくする 「恋愛運」「結婚運」 |
| 黄色のすみれ | 元気を与えてくれ、明るさをプラスする 「金運」「恋愛運」 |
特に、すみれにイメージされる紫色は内向性のエネルギーです。
そのため、外に向けてエネルギーを放出するよりも、己と向き合って自分自身を高めたい時に部屋に飾ると相性が良いでしょう。
また、咲ききった花よりも蕾の方がエネルギーを多く蓄えているとされるので、できるだけ蕾が多いものを選んで飾るのがおすすめです。
ちなみに「すみれの夢を見ると両想いになれる」という夢占いも存在します。
すみれの名前の由来
すみれという名前について、英名、和名それぞれの由来を紹介します。
英名の由来
すみれの英名は、日本でも色の名前として用いられる「Violet(バイオレット)」です。
これはすみれに紫色の花が多いことが由来で、色合いとしては青みの強い紫を指し、日本語では「すみれ色」とも呼ばれます。
なお「パープル」という英語も紫という意味ですが、こちらはすみれ色よりも赤寄りの紫を指す場合が多いです。
和名の由来
すみれの和名はそのまま「すみれ（菫）」で、由来は以下の2つの説が有力です。
①「墨入れ」がなまって変化した説
すみれは花の後ろ側に「距（きょ）」と呼ばれる蜜をためるための突起部分があり、これを横から見ると、大工道具の「墨入れ」に形が似ているため。
②「摘み入れ」がなまって変化した説
すみれの若葉は古来より、食用の山菜として摘まれることが多かったため。
また、すみれには「相撲取草」や「相撲取花」という別名もあります。
これはかつて子どもたちが、互いの持ったすみれ同士を絡ませて引っ張って競う、相撲に似た遊びをしていたことが由来です。
正式な学名
すみれの学名は「Viola mandshurica」で、由来は以下の通りです。
- 「Viola」＝紫という意味を持つラテン語
- 「mandshurica」＝かつて満州と呼ばれていた中国東北部の地域
中国東北部は、すみれの原産地のひとつです。
すみれってどんな花？
| 原産地 | 中国、日本、朝鮮半島 |
| 科・属 | スミレ科、スミレ属 |
| タイプ | 多年草 |
| 花色 | 紫、白、ピンク、黄、青 |
| 花のサイズ | 2〜2.5cm |
| 香り | あり ※品種による |
| 草丈 | 10cm前後 |
| 開花時期 | 3月〜5月 |
| 旬の季節 | 春 |
| 花持ち日数 | 7日程度 |
| 出回り時期 | 3月〜5月 |
すみれは春先に小さくて可愛らしい花を咲かせる多年草で、日本でも北海道から九州まで広く自生しています。
開花時期が桜と重なるため上に目線を奪われがちですが、桜と同様に春を代表する花と言えるでしょう。
種類は世界で400種以上もあると言われ、日本だけでも50を超える品種があります。
すみれの飾り方
すみれは花が非常に小さいため、切り花としての流通はかなり稀です。
そのため、室内に飾る場合は庭で育てたすみれを切り花にするか、鉢植えを飾るのがよいでしょう。
切り花で楽しむ場合は、すみれのサイズに合わせた小ぶりのガラス器やミルクピッチャーなどが活けやすく、可憐な可愛らしさを楽しめます。
鉢植えを飾る場合は、蕾が多いものを選ぶと長い期間すみれの花を楽しめます。
すみれの花は日当たりがよく風通しのよい場所を好みますが、強い日差しに弱いので直射日光や西日を避けてください。
すみれの花は室内で育てるの難しいため、花が終わったら鉢を屋外へ移しましょう。
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