風水にも効果的なパキラの育て方と増やし方

おしゃれな姿が人気のパキラは、観葉植物をあまり育てたことのない人にもおすすめです。
風水効果もあり、運気向上が期待できるパキラの育て方と増やし方、そしてどのような風水効果があるのかを紹介します。

育てやすいパキラ

パキラは育てやすい観葉植物として、また、おしゃれなインテリアとして大変人気があります。
とても丈夫な植物なので、大きめの植物の中では初心者でも問題なく育てられると言われています。
では、育て方、剪定方法を見ていきましょう。

育て方

パキラは、中南米原産の熱帯性植物です。
日当たりの良いところを好み、原産地では常緑高木で、高さが20mになるほど成長します。

室内で育てる場合、窓際の日当たりの良いところがおすすめです。
比較的耐陰性があるため、日陰でも枯れませんが、日が当たらないと形が悪くなります。
間延びして枝が細く、葉が小さくなってしまうのです。

だからといって直射日光に当てると葉焼けを起こしてしまいます。

パキラは室内でも育てやすい観葉植物です。
レースのカーテン越しの日光で元気に育ちます。
水やりも乾いたときにたっぷり与えるようにすれば大丈夫ですから手もかかりません。

パキラは、観葉植物初心者にも簡単に育てられます。
冷暖房にあまり神経質になる必要はないのですが、乾燥を嫌うので乾燥しているようなときは霧吹きをしてあげましょう。

パキラは病気にもなりにくいですが、まれにハダニがついてしまうことがあります。
ハダニは水が苦手ですから霧吹きをこまめにするとつきにくいです。
ついてしまったら殺虫剤で駆除してください。

パキラは、ハイドロカルチャーで小さく育てることも可能です。
大きさもいろいろなパキラは、場所によってアレンジを変えて楽しみましょう。

パキラの増やし方

パキラだけではありませんが、姿を美しく保つためには時々剪定してあげることが大切です。
剪定することで、負担を減らし、健全な成長を促すこともできます。
剪定した枝を捨てないで、パキラを増やしてみませんか？
もちろん、増やすためにちょうど良い枝を切ってもOKです。

剪定を上手にしないと枯れてしまうのではと心配する人もいるかもしれません。
基本的には丸坊主にしてしまっても、新芽が出る強い種ですから安心して剪定してください。

ただ、枝分かれしている部分を残しておいた方がすぐに次の枝が出やすいです。
その部分を生長点と呼びます。

挿し木を行う時期は、5月から9月が最適ですが、その他の時期でも可能です。
育苗ポットや挿し木用の土を用意してトライしましょう。

挿し穂の長さは枝の先端から約12cmです。
枝の切り口を斜めにして、水を吸う面の広さを大きくします。

余計な葉を取り除き、水につけて根が生えてくるのを待ちます。
ガラスのコップなどなら外から根が育つ様子が見えて楽しいです。
時々水を替えてください。

根が生えてきたら、土を入れたポットに植え、日陰に置き水を十分に与えます。

パキラは幸運を招く？花言葉と風水

パキラは不運が続いたときなどに、飾ると家の中を流れる「気」が変わるといわれます。
別名「発財樹」と呼ばれるように金運が良くなる木としても有名です。
風水的にも優れているパキラが運気を高めてくれる理由を見ていきます。

パキラの花言葉

パキラはめったに花が咲きませんが、花言葉は「快活」と「勝利」です。
パワーがあるパキラにぴったりの言葉です。

パキラの風水的意味

葉の形で風水の意味が違います。
丸い葉は、気持ちを落ち着ける作用があり、尖った葉は、邪気を取り除きます。
パキラの葉は尖っているため、邪気を取り除いてくれます。
よどんだ空気を感じる場所や外から邪気が入る場所、例えばベランダや玄関に置くと効果的です。

また、上に向かって育つタイプの観葉植物とツタのように下に向かって育つタイプの観葉植物があります。
パキラのように上に向かって育つタイプ、おまけに生命力が強く、育つ速度がある観葉植物は、活発に運気を高めていきます。

仕事や勉強をしている机のそばに置くと集中力がアップします。
リラックス効果があり、やる気も出てくるのでさらに仕事や勉強がはかどるでしょう。
「発財樹」とも呼ばれるように、金運もアップするといわれ、商売繁盛の効果があるため、お店や事務所に置くのもおすすめです。

パキラを風水で効果を高めるには

パキラのように葉が比較的大きな観葉植物はホコリが溜まりやすいという欠点があります。
ホコリがたまると、葉の呼吸ができなくなり、観葉植物の育ち方にも影響しますが、風水的にも良くありません。

こまめに葉をきれいにするようにしましょう。
霧吹きなどで葉に水をかけるとホコリも溜まりにくくなります。
ただ、霧吹きだけで安心していると、汚れが溜まります。

優しく濡れたタオルで拭き取ってあげましょう。
きれいになるだけではなく、観葉植物とのコミュニケーションは、風水を高めてくれますよ。

まとめ