花と植物を知る

フォーマルな装いの「デンファレ」は冠婚葬祭向き!花も長く楽しめる

「デンファレ」は洋ランの仲間の1つで、胡蝶蘭(コチョウラン)に似た花姿が特徴です。市場に流通する量も多く、手ごろな価格で入手できるのが魅力です。花のサイズ感が良く、使いやすい品種で、花束やアレンジメントなどで活躍します。花持ちも良いので、長く花を楽しめるのもうれしいポイントです。そこで、デンファレの特徴をはじめ、管理のポイント、花言葉、豆知識など、詳しい情報を紹介します。

「デンファレ」の基本情報

デンファレの特徴

デンファレは、ラン科デンドロビウム属(セッコク属と表記される場合もある)に分類される、いわゆる観賞用の洋ランです。

ホワイト、ピンク、レッド、パープル、グリーン、複色タイプなど、花色のカラーバリエーションが豊富なのが魅力です。

デンファレは略称で、正式には「デンドロビウム・ファレノプシス」と呼ばれます。

なお、「ファレノプシス」はコチョウラン属の学名です。デンファレとコチョウランは、実際には分類が異なりますが、デンファレの花姿がコチョウランに似ていることから、その名前がついたといわれています

デンファレの原産地は、東南アジアに位置するニューギニア、ティモール諸島、オーストラリア北部などです。いわゆる熱帯に分布する品種のため、寒さに弱く、高温での管理が必要です。

現在、タイ、シンガポール、マレーシア、ハワイなどで栽培や品種改良などが盛んに行われています

デンファレは鉢植えタイプもありますが、主に切り花として流通しています。

デンファレの育て方や管理のポイント

デンファレは熱帯地域の植物であるため、耐寒性はありません。寒さに弱く、常に10℃以上の環境で育てる必要があります。したがって、栽培難易度は高めです。

デンファレを栽培するときは、1年を通して、日当たりの良い場所で管理しましょう。水やりは、気温が高くなりはじめる初夏から初秋にかけては、乾燥しないように、たっぷり与えるのがポイントです

冬場は乾燥気味でも問題ありませんが、完全に乾ききらないように、適度に水を与えます。

植え替えや植え付けをする場合、気温が低い時期は避け、気温が上がってくる春、または秋のはじめ頃に行いましょう。

また、デンファレは株分けで増やすことが可能です。ただし、株がある程度の大きさにならないと、株分けはできません。デンファレの成長は早くないため、株分けしたい場合は、あせらずゆっくり時間をかけて株を育てましょう。

【デンファレの基本的な栽培方法】
・種まき…-
・植え付け…3月~5月/9月
・植え替え…3月~5月/9月
・開花期…5月~10月
・肥料やり…3月~7月/9月~10月

「デンファレ」の花言葉

デンファレ全般には、次のような花言葉があります。

・お似合い
・お似合いのふたり
・わがままな美人
・誘惑に負けない
・有能
・魅惑
・上品な色気

デンファレには「お似合い」「お似合いのふたり」などの花言葉があり、花持ちも良いことから、ウェディングや敬老の日のギフトなどにもぴったりです

「デンファレ」の品種や種類

デンファレの原種は次の2種類です。

・デンドロビウム・ファレノプシス
・デンドロビウム・ビギバム

「デンドロビウム・ファレノプシス」および「デンドロビウム・ビギバム」は、現在流通している品種の代表的な交配親で、これらをもとに、40,000種を超える園芸品種が誕生しています。

多種多様なデンファレ系の品種は、主に次のような系統に分かれます。また、代表的な品種は以下の通りです。

・パンダ系…デンファレ・エカポールパンダ
・ソニア系…デンファレ・ソニア
・ビギバム系(ミニデンファレ系)…デンファレ・ペガサスピンク、デンファレ・エマホワイト、ミニデンファレ・ファイアーダンス・蘭丸

さらに、ホワイト系、レッド系、ダークピンク系、ライトピンク系、パープル系など、花色で分類されることもあります。

「デンファレ」の豆知識

デンファレは、エディブルフラワーやレイなど、多用途に使われる花

デンファレは花束やアレンジメントだけでなく、装飾花や花飾りとしても活用されます。

代表的な用途の1つが、「ハワイアン・レイ」や「フラワーレイ」などと呼ばれる、首からかける花輪飾りです。フラダンサーが身に着けたり、ハワイ観光などで旅行者を歓迎するときに贈ったり、といった使い方があります。

レイに使われる材料はさまざまですが、デンファレもよく使われる花の1つです。

また、デンファレは、エディブルフラワーとしてハワイアンパンケーキのトッピングなど、料理に使われることもあります。デンファレはビタミンが豊富で、抗酸化作用があるといわれており、健康や美容効果も期待されています

さらに、鮮やかな花色のデンファレは、トロピカルカクテルやジュースの装飾にもぴったりです。南国の雰囲気を演出したときに、デンファレを添えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

デンファレは品種が多く、花色のカラーバリエーションが豊富なのも魅力です。価格が手ごろで入手しやすい上、花持ちが良いので、花束やアレンジメントに適した品種です。デンファレを添えることで、華やかな雰囲気が演出できます。また、コチョウランに似た花姿なので、フォーマルな印象も与えられます。花と植物のギフト通販サイト「HanaPrime(ハナプライム)」では、フォーマルでの使用にも適したスタイリッシュなフラワーギフトをご用意していますので、ぜひご活用ください。

HanaPrime公式サイト】【HanaPrime公式Instagram

-花と植物を知る
-

© 2022 HanaPrimeマガジン