アイビーの花言葉|名前の由来
花言葉
FLOWER
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アイビーの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 友情
- 結婚
- 不滅
- 永遠の愛
目次
INDEX
アイビーの花言葉は「友情」「永遠の愛」「不滅」「結婚」
ツタ植物のアイビーには「友情」「永遠の愛」「不滅」「結婚」という花言葉がついています。
「永遠の愛」や「結婚」の花言葉は、結婚記念日に夫婦の固い愛を伝えるのにピッタリです。
退職する同僚や先輩には労いの気持ちとともに花言葉の「不滅」を添えて、新たな旅立ちをお祝いしましょう。
親友には「友情」のメッセージを添えて、感謝の思いと深い絆を表すのにおすすめです。
アイビーの花言葉は色によって違うの?
アイビーは黄緑色の花を咲かせるほか品種によって葉の色も異なりますが、色による違いはありません。
アイビーの怖い花言葉
アイビーは黄緑色の花を咲かせるほか品種によって葉の色も異なりますが、色による違いはありません。
ただし、ツタが壁や樹木に張り付き、枯れても剥がれないことから「死んでも離れない」という少し過激な花言葉もついています。
アイビーの花言葉の由来
アイビーの花言葉には次のような由来があります。
「友情」
アイビーは壁や樹木に絡みついて成長するツタ植物です。
その成長過程において、互いに支え合いながら成長する様子が人間の友情を連想させることから「友情」という花言葉がつけられました。
こうした特徴から、ツタは人々の強い繋がりや信頼関係を象徴するものといわれています。
「永遠の愛」
花言葉の「永遠の愛」は、上へと這い上る強健な生命力と、丈夫で枯れにくい特性に由来します。
常緑植物のアイビーは、季節の変化にも影響せず、鮮やかなグリーンの葉を限りなく伸ばし続ける植物です。
終わりの見えないツタの生長が〝終わりのない愛〟に例えられ、花言葉「永遠の愛」がつけられたという説もあります。
「結婚」
花言葉の「結婚」は、ギリシャ神話に登場する婚礼の神ヒュメナイオスに由来します。
ヒュメナイオスは賛美歌や祝婚歌などを歌うことで知られ、新郎新婦の新居まで結婚行進歌を歌いながら見送る神でした。
彼の祭壇には頻繁にアイビーが飾られていたため、次第に結婚を象徴する植物として神聖視されるようになりました。
その結果、アイビーに「結婚」という花言葉がついたといわれています。
「不滅」
「不滅」という花言葉には3つの由来があります。
1つ目の由来は、アイビーの特性に関連しています。
中世ヨーロッパでは、アイビーは教会や墓地をグリーンで飾るために使用され、永続的な生命力を象徴することから「不滅」という花言葉が与えられました。
2つ目の由来は、アイビーの強い生命力です。
常緑のアイビーは一年中緑の葉を保ち、過酷な環境でも生き残る力を持っているため「不滅」という花言葉になりました。
3つ目の由来は、ギリシャ神話のディオニュソスと妖精キッソスの物語に関連しています。
ディオニュソスは生命の再生と不滅を象徴する神であり、彼に心を奪われたキッソスは彼に好かれようと踊り続けましたが、最終的には力尽きて命を落としてしまいました。
悲しみに沈んだディオニュソスがキッソスをアイビーに生まれ変わらせたことから「不滅」という花言葉がつきました。
アイビーの花言葉に似ている花は?
アイビーの花言葉に似ている花は次の通りです。
「友情」という花言葉に似ている花
「永遠の愛」という花言葉に似ている花
「不滅」という花言葉に似ている花
「結婚」という花言葉に似ている花
アイビーの花言葉と真逆の意味の花
オトギリソウやトリカブト・ロベリアには「友情」と逆の「敵意」という花言葉があります。
ミヤコワスレには「永遠の恋」と逆の「短い恋」があり、スイレンの花言葉は「不滅」の逆の「滅亡」です。
また、スイトピーやタンポポには「結婚」と逆の「別離」があり、同じくハスには「離れゆく愛」という悲しい花言葉がついています。
【英語版】アイビーの花言葉
英語版のアイビーの花言葉は「friendship(友情)」「marriage(結婚)」「wedded Love(夫婦愛)」「fidelity(忠実・貞節)」の4つです。
アイビーは根を張り絡み合って成長するため、英語版でも愛情や友情、あるいは永遠の繋がりを象徴する花言葉がつけられています。
アイビーは誕生花の花なの?
アイビーは1月21日の誕生花です。
アイビーの名前の由来
アイビーの名前は英語で「Ivy(アイビー)」と呼び、ツタや常緑植物を意味します。
「Ivy(アイビー)」は古英語で「ifig」と呼ばれますが、これは5世紀から12世紀にかけて使用されていた英語の古い形です。
古英語の「ifig」は、古代ゲルマン語の「ibahs」やドイツ語の「Efeu」にまで遡りますが、これらの言葉は何千年もの間で変化し、その起源は正確には分かっていません。
このように、アイビーの名前は歴史が深く、いくつもの言語を経てツタ植物の「Ivy(アイビー)」になったと考えられています。
英名の由来
アイビーの英名は「English Ivy(イングリッシュ アイビー)」または「Common Ivy(コモン アイビー)」です。
「English Ivy(イングリッシュ アイビー)」は、この植物がヨーロッパ、特にイギリスの庭園や建物によく見られることに由来します。
「Common Ivy(コモン アイビー)」は、ヨーロッパ全土およびアジアやアフリカの一部にも自生していることから名付けられました。
なお「Common Ivy(コモン アイビー)」は植物学的には学名の「Hedera helix(ヘデラ ヘリックス)を指し、一般的によく見かけるツル性のアイビーであることを強調しています。
和名の由来
アイビーの正式な和名は「セイヨウキヅタ(西洋木蔦)」です。
「セイヨウ(西洋)」は、アイビーがヨーロッパ原産の植物であることを指し「キヅタ(木蔦)」は、アイビーが木のように頑健で、ツル性の植物であることに由来します。
正式な学名
アイビーの正式な学名は「Hedera(ヘデラ)」で、古代ローマ時代からツタ性植物を指す言葉として使われています。
その語源は不明ですが、ギリシャ語で「座る・葉が密生する・居場所」という意味の「hedra(へドラ)」に由来する説もあるようです。
アイビーってどんな花?
原産国 | 北アフリカ、ヨーロッパ、アジア |
科・属 | ウコギ科・キヅタ属 |
タイプ | ツル性の常緑低木 |
花のサイズ | 1㎝以下 |
香り | わずかなスパイシーな香り |
草丈 | つるの長さは約10m以上 |
開花時期 | 9月~12月 |
旬の季節 | 周年 |
花持ち日数 | 長くて一週間程度 |
出回り時期 | オールシーズン |
主にヨーロッパやアジアに分布するアイビーは、世界で500種以上存在し、日本では100種以上が流通しています。
バリエーション豊かな葉の形状と色合いをもち、ガーデニングや建物の装飾などに幅広く利用されています。
アイビーは強い耐陰性と乾燥耐性があり、劣悪な環境でも生育するため、初心者でも非常に育てやすい植物です。
ただし、アイビーの葉や茎にはサポニンという有害成分が含まれていており、口に入れると嘔吐や下痢、ヨダレなどの中毒症状が現れる恐れがあります。
特に子供やペットが誤って食べないように、手の届かない場所へのハンキングが必要です。
アイビーの風水
アイビーは風水において大変人気があり、尖った葉には邪気を払って良い気を入れる浄化作用があるとされています。
ここでは、アイビーの4つの風水効果と具体的な置き場所をご紹介します。
恋愛運効果
アイビーは強く絡み合う性質から夫婦愛や恋愛を象徴し、寝室に置くことで夫婦仲が円満になり、出窓に垂れ下げると恋愛運が高まります。
夫婦やカップルの写真と一緒に飾ることで効果がさらにアップするとされています。
リラックス効果
風水では下向きに垂れ下がるアイビーは陰の気を持ち、陽の気が多いリビングに置くとリラックス効果が期待できます。
アイビーのグリーンの葉が心身を癒してストレスを軽減させるでしょう。
金運アップ効果
アイビーの力強い生命力が、豊かさと繁栄を象徴する植物をされています。
仕事部屋や玄関に置くことでストレス軽減や金運アップが期待でき、ビジネスの成功や収入増加にも繋がるでしょう。
邪気払い効果
葉の先が尖ったアイビーは邪気を払う効果があり、玄関やトイレに置くことで家の中に良い気を招きます。
アイビーのグリーン効果で空気が浄化され、健康運のアップが期待できるでしょう。
アイビーの飾り方
ツル性植物のアイビーは、アレンジ次第で部屋のインテリアにもなり、次のような飾り方で楽しむことができます。
ここではアイビーの主な飾り方とポイントと注意点をみてみましょう。
飾り方 | ポイントと注意点 |
ハンギングプランターに植えて吊るす | ・一日4時間以上は日光に当てないと葉の色が落ちるため注意が必要 |
外壁やフェンスに這わせる | ・定期的な剪定を必ず行うこと(放置すると想定外の場所に伸びるため注意が必要) |
シンボルツリーのグランドカバー | ・地植えは雑草の増えすぎを防止できる ・定期的な剪定以外は水やりも不要なため手がかからない |
窓辺の装飾 | ・アイアンスタンドを使用して華やかさを演出 |
アイアンスタンドを使用して華やかさを演出 | ・切ったアイビーのツルを水に挿して根を生やし、その後土に植え替えて増やす ・2~3日おきに新鮮な水に取り替える |
アイビーをハンギングプランターや外壁に這わせることで、おしゃれな雰囲気を演出したり、部屋や庭の目隠しにしたりすることができます。
また、切り花としても楽しめる上に簡単に増やすこともできるので、初心者でも楽しめる植物です。
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