部屋に飾ってはいけないお花8選|風水や毒などの理由も解説
お部屋に飾るだけで、空間を華やかにし、心をリフレッシュさせてくれるお花。
しかし中には、毒があったり、風水の観点から運気を下げてしまうなど、飾ってはいけないお花もあります。
この記事では、部屋に飾ってはいけないお花とその理由を解説します。
後半では、飾ると運気が上がるお花や飾る場所について紹介しているので、最後まで見逃さずにチェックしてみてください。
目次
INDEX
部屋に飾ってはいけないお花8選
お花の中には、風水の観点から飾る際に注意が必要な種類があります。
また毒のあるお花は、幼い子どもがいる家庭やペットを飼っているおうちでは避けた方が安心です。
まずは、部屋に飾る際に気を付けた方が良いお花8選をみていきましょう。
花の名前 | 毒性 | 花粉 | 運気 | 虫 |
彼岸花 | あり(全体) | なし | 悪い | なし |
スズラン | あり(全体) | なし | 良い | なし |
サボテン | なし | なし | 置く場所によっては悪い | なし |
藤 | あり | なし | 悪い | あり (クマバチ・フジハムシなど) |
百日紅(サルスベリ) | なし | なし | 悪い | あり (アブラムシ・カイガラムシなど) |
椿 | なし | あり | 置く場所によっては悪い | あり (チャドクガなど) |
チューリップ | あり | なし | 良い | あり (アブラムシなど) |
ユリ | あり | あり | 良い | あり (アブラムシなど) |
① 彼岸花|毒性、運気低下
彼岸花は真っ赤な見た目が血を連想させるので、墓地に咲いているのを見かけると不気味で怖いと感じる人も多いお花です。
彼岸花は口から摂取すると、人体に害を及ぼすアルカロイド性の毒が花全体にあります。
繊細で美しく縁起が良いとされるお花ですが、一般的には毒や不吉なイメージが強く、風水的には運気を下げてしまう可能性もあるので、部屋に飾るのは避けた方が良いでしょう。
② スズラン|毒性
スズランのお花にはコンバラトキシンやコンバロシドなどの猛毒があります。
誤食してしまうと、数時間で吐き気や眩暈などの症状が現れ、最悪の場合呼吸困難を起こすことも。
一方、純白な花の色は風水においてエネルギーを浄化させる効果が期待できます。
そのため、家庭環境を改善したり、恋愛運をアップしたい人には特におすすめしたいお花です。
幼い子どもの手の届かないところに飾り、ペットのいるおうちでは避けた方が安心でしょう。
③ サボテン|運気低下
サボテンはインテリアとして人気ですが、風水的には置く場所に注意が必要です。
風水においてサボテンのトゲは「悪い気を寄せつけない」効果がある一方で「良い気を遠ざける」可能性もあります。
ふさわしい場所に飾れば、魔除けや健康運アップの効果が期待できる一方で、玄関の内側に飾ると、良い気を遠ざけてしまうので注意しましょう。
リビングや玄関など、良い気を取り込みたい場所にサボテンを飾りたい場合は、トゲのない品種を選ぶと良いです。
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④ 藤|運気低下、毒性、虫
美しい藤の花は、その垂れ下がる様子から、風水においては運気を下げるお花です。
藤の花は中毒症状を起こすレクチンという毒を含み、触るのは問題ありませんが、誤って食べてしまう小さい子やペットがいる家庭では注意が必要です。
また5月頃になると、クマバチやフジハムシが甘い香りに誘われて集まってくる様子を目にすることも多いでしょう。
藤の花は高貴なお花ですが、虫が寄りやすく、毒があり、風水上の観点から部屋に飾るのは避けた方が良いでしょう。
⑤ 百日紅(サルスベリ)|運気低下、虫
百日紅(サルスベリ)の名前には「滑る」「滑り落ちる」という意味を持ち、受験や試験などを控えた方にとって縁起が悪いお花です。
一方で、百日紅はピンク色や白色のフリルのようなお花を咲かせ、開花期間が長いことから観賞用のお花としても人気があります。
ただし他の観葉植物同様、アブラムシやカイガラムシが発生するため注意しましょう。
受験生にとって縁起が悪く、虫が寄って集中を妨げたりするため、受験生がいるおうちや、試験前の時期に飾るのは避けた方が無難です。
⑥ 椿|運気低下
椿はお花が散るときに、花首からボトリと落ちる様子が「首切り」を思わせることから、一般的に縁起が悪いとされています。
また、冬から春の開花時期にかけて、花粉が出るお花です。
そのため、花粉症や病気で療養中の人などがいる家庭で飾るのは避けた方が良いでしょう。
一方で、椿は強い繁殖力を持つことから邪気を払う効果があり、、風水的には強いエネルギーを持つお花とされています。
飾りたい場合は、椿のエネルギーで空間を活性化させてくれるリビングなど、人の集まる場所を選ぶのがおすすめです。
⑦ チューリップ|毒性、虫
チューリップには、球根・茎・葉・花いずれも有毒で、特に球根のツリパリンには注意が必要です。
球根を触ると皮膚炎を起こす可能性があり、食すと呼吸困難など起こる恐れがあるため、幼い子やペットには注意しましょう。
また、葉にはアブラムシが、球根部分には幼虫が付きやすく、お手入れの手間がかかるかもしれません。
一方、風水では「邪気を浄化し、幸運を引き寄せる花」として良い影響をもたらすとされています。
チューリップを生ける場合は、高い場所を選ぶなど、ペットや乳幼児の届かない場所に飾るようにすると安心です。
⑧ ユリ|毒性、花粉、虫、仏花
ユリは香りが強く、甘い香りに誘われて虫が付きやすいお花です。
ユリは一般的には仏花として、葬儀やお供えのイメージを持つ人も多いでしょう。
うつむき加減で咲く様子や、咲いた後にお花ごと落ちる様子が不吉と考えることもあります。
また、観賞用のユリの根には、強い毒性があるので注意が必要です。
さらに、オレンジ色の雄しべの部分には花粉が多いため、花粉症の人は避けた方が良いでしょう。
一方、白いユリは邪気の出入り口(玄関やベランダ)に飾ると、風水的には浄化効果など良い面もあります。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーは飾っていい?
お部屋に飾るだけで、おしゃれな雰囲気を演出してくれるドライフラワーやプリザーブドフラワー。
しかし風水の観点からみると、生花以外は運気が下がるという声も聞くので、飾ってよいのか悩む人も多いかもしれません。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーが、風水の観点からどのように考えられているのかを詳しくみていきましょう。
ドライフラワーは風水的にNGだが飾ってもいい
風水では、生命力=気を大切に考えます。
そのため、すでに枯れているドライフラワーは死んだ花、と考え、生きているお花のようなパワーは得られないとするのが一般的です。
しかし、風水的な観点を意識しつつドライフラワーを飾る方法もあります。
ドライフラワーを飾った場所に邪気が停滞するのを避けるため、人通りのある場所や、風通しの良い場所を選んで飾ると良いでしょう。
たとえば、階段の近くや窓際、人の出入りの多いリビングなどが最適です。
またビンに閉じ込めることで、ドライフラワーの邪気を外に出さない飾り方をすることもできます。
お部屋のインテリアとして活躍するドライフラワーは、風水を意識しつつおしゃれに活用するのがおすすめです。
プリザーブドフラワーは賛否両論あり
プリザーブドフラワーとは、生花に特殊な加工をすることで、より長い期間楽しめるように加工したお花のことです。
風水において、一般的にプリザーブドフラワーは「死んだ花」「時が止まった花」とされ、運気が下がると考えられています。
ただし風水で、色鮮やかなものは良い気を引き寄せるアイテム。
プリザーブドフラワーは、ドライフラワーに比べると色がはっきりと表現されていて鮮やかです。
そのため色合いの面からみれば、鮮やかでポジティブな花言葉を持つお花を選び、置く場所に配慮することで良い効果が得られるでしょう。
風水的には生花が最も効果がある
風水の観点から、最もパワーがあるとされているのは、生命力のある生花です。
日の光をたっぷりと浴びて育った生花には、良い気を出す効果があるとされています。
しかし生花の上にほこりが溜まったり、枯れてしまうと、せっかくの良い気が悪い気に変わってしまいます。
生花の持つパワーを最大限に引き出すためにも、飾る場所や花瓶の水は清潔を保つことが大切です。
仏壇に飾ってはいけないのは「毒」「トゲ」「ツル」「香りの強い」お花
仏壇に供える供花にも、タブーとされているお花があります。
一般的に避けた方が良いとされる切り花は以下の通りです。
- 毒のあるお花 「仏様の前に毒を盛ることになる」という意味で避ける
- トゲのあるお花 トゲが殺傷を連想させたり、お供えの際に怪我する恐れがあるため避ける
- ツルのあるお花 故人がツルにつかまり成仏できないという考えから避ける
- 香りの強いお花 線香の香り(故人と現世をつなぐと考えられている)を消してしまうほど強い香りのするお花は避ける
ユリ、香りの強いバラ、ハーブなど
一般的にふさわしくないとされるお花の中でも、故人が好きだったお花であれば飾っても問題ないとする見解もあります。
特に自宅の仏壇に供える場合であれば、故人の好きなお花を選んでも良いでしょう。
\お供え・お悔やみのお花/
7つの運気を上げるお花の種類
風水に、お花や植物のパワーを取り入れて運気をアップさせることを花風水と言います。
花風水では、お花の種類ごとに効果が変わります。
欲しい効果を持つお花をお部屋に飾ると、より自分に合った運気アップが期待できることでしょう。
金運 | 黄色いバラ、ヒマワリ |
恋愛運 | ピンクのバラ、カサブランカ、シャクヤク |
健康運 | ユーカリ、ローズマリー、ラベンダー |
家庭運 | マーガレット、スズラン、カスミソウ |
仕事運 | カーネーション、グラジオラス |
学業運 | アジサイ、クリスマスローズ |
対人運 | ガーベラ、マリーゴールド |
また、選ぶお花の色によっても得られる効果が変わります。
たとえば金運や、仕事の売り上げアップには黄色のお花を、恋愛や結婚運アップにはピンク色のお花を。
人間関係や良縁を築きたいときには、オレンジ色のお花を選んだりと、上昇させたい運気にあった色のお花を選んでみましょう。
さらに詳しい色による効果の違いについては、
の記事を参考にしてみてください。
運気を上げるお花の飾る場所
どんな場所にお花を飾るかでも、期待できる風水の効果が変わります。
たとえば風水において玄関は、すべての気が入ってくる大切な場所。
幸福を呼び込むアイテムや、邪気が入らないように厄除け効果のあるアイテムを飾るのにふさわしい場所とされています。
運気アップに生花を取り入れたい人は、まず玄関にお花を飾るところからはじめてみてはいかがでしょうか。
それぞれの部屋の持つ役割を知って、用途に合わせた効果のあるお花を選んでみましょう。
風水は気にし過ぎずに美しいお花をお部屋に飾ろう!
今回はお部屋に飾ってはいけないお花を8つ紹介しました。
お花は美しく癒やしを与えてくれる反面、毒、風水、虫が付くなど様々な観点でふさわしくない場合もあります。
お花選びで何を重視するかは、家族構成や状況によって異なりますし、風水も参考程度に考え、目的や用途に合わせたお花選びが大切です。
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今回取り上げたNGのお花以外にも、お部屋に飾るのにピッタリのお花も見つかりるはずです。
お花の風水や飾り方について詳しく知りたい人は、風水 | 花言葉・誕生花|HanaPrime(ハナプライム)の記事も参考にしてみてください。