花占いにおすすめのお花10選|3種類の花占いのやり方も解説
ロマンチックで神秘的な花占いに憧れて、いくつかの種類の占いをこっそり試したことがある方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、「花びら占い」をはじめとした代表的な3種類の花占いの概要や具体的なやり方、花占いにオススメのお花などを紹介します。
花占いをやってみたい方、どんなお花が最適なのか知りたい方は、ぜひ最後まで参考にしてみてください。
HanaPrimeでは、様々な種類のお花を使った花束やフラワーアレンジメントを用意しています。
花占いの魅力と歴史
花占いとは、その名の通りお花を用いた占いのことです。
好きな人との相性などの恋愛に関する関心事をはじめ、自分の性格や運勢、願いが叶うかどうかなど、様々な事柄を占うことができます。
相性や運勢をお花で占うのはロマンチックでありながらどこか神秘的で、子供の頃に憧れた方も多いのではないでしょうか。
花占い、特に花びら占いの起源はフランスにあるとされていて、愛する相手にお花を送り、受け取った相手もお花で返事をするという風習が発端でした。
その風習をマーガレットを育てていた人々が遊びで真似たことから、現在に続く花びら占いに発展したといわれています。
花占いの種類とやり方
お花を使った占いにはいくつかの種類があります。
ここでは、特に有名な次の3種類について、具体的なやり方やポイントを確認していきましょう。
- ① 花びら占い
- ② 星座別の花占い
- ③ 誕生花を使った花占い
① 花びら占い|花びらを摘みながら好き嫌いで占う
花びら占いは、占いたい事柄に対する選択肢を順番に唱えながら花びらを1枚ずつ摘み取り、最後の1枚がどの選択肢に該当するかによって結果を占う方法です。
意中の相手が自分のことを「好き」か「嫌い」かを占う場合を例に、やり方を見ていきましょう。
- お花を選ぶ
- 「好き」と唱えて花びらを1枚摘み取り、「嫌い」と唱えてまた1枚摘み取る
- 花びらが無くなるまで「好き」「嫌い」「好き」「嫌い」と繰り返す
- 最後の花びらを摘み取るときに唱えた選択肢が占いの結果となる
日本では「好き」「嫌い」などの2択が多い一方、発祥地のフランスでは「少し好き」「とても好き」「情熱的に好き」「狂おしいほど好き」「好きではない」の5択で占います。
「好き」を意味する選択肢が多く、良い結果が出る確率も高くなるため、フランスバージョンは恋に積極的になれる占いといえるかもしれません。
② 星座別の花占い|星座ごとに選ぶ花で運勢を占う
12の星座を象徴するお花から、それぞれの性格や運勢を読み解く花占いも存在します。
具体的なやり方は次の通りです。
- 誕生日に該当するを星座を確認する
- 星座が持つ気質や性格を調べる
- 星座を象徴するお花を調べる
- そのお花が象徴とされている理由や花言葉を参考にする
ベースとなる神話や占いの方法によっては複数のお花が該当する場合もありますが、ここでは星座別に代表的なお花とその理由を紹介しましょう。
星座 | お花 | 理由 |
おひつじ座 (3/21~4/19) | ガーベラ | エネルギッシュで前向きな性格のおひつじ座は、鮮やかで元気な雰囲気を持つガーベラに象徴され、周囲を情熱的な魅力で満たします。 |
おうし座 (4/20~5/20) | チューリップ | 快適性や美を求めるおうし座は豊富な色合いを誇るチューリップに象徴され、感性豊かなおうし座の心を表します。 |
ふたご座 (5/21~6/21) | ラベンダー | 社交的で適応力の高いふたご座は、コミュニケーションの象徴であるラベンダーに近く、癒しを与える香りが柔軟性の高さも表しています。 |
かに座 (6/22~7/22 | 白バラ | かに座は情緒豊かで家庭を大切にする性格から優美で純粋な白バラに象徴され、まっさらな画用紙のようにかに座の創造性を開花させます。 |
しし座 (7/23~8/22) | ひまわり | しし座のダイナミックで華やかな性格はひまわりとして表され、周囲を率いる力強さとその自負を象徴しています。 |
おとめ座 (8/23~9/22) | デージー | きめ細やかな心配りと分析力を合わせ持つ乙女座は、控えめながら汚れない美しさを放つデージーに象徴され、独自の純粋さを表します。 |
てんびん座 (9/23~10/23) | ピンクのバラ | 調和や均衡を重視するてんびん座を表すのはピンクのバラで、社交的で美しくあろうとする心を象徴します。 |
さそり座 (10/24~11/22) | 黒バラ | 神秘的でつかみどころのないさそり座を象徴するのは黒バラで、優れた能力やうちに秘めた深い感情を表します。 |
いて座 (11/23~12/21) | ナスタチウム | 探究心が旺盛ないて座はナスタチウムに象徴され、冒険や自由を愛する心、そしてどこか楽観的な性格を表現しています。 |
やぎ座 (12/22~1/19) | パンジー | 努力を惜しまず真面目に取り組むやぎ座性格を表すのはパンジーで、冬にも咲きつづけるほどの忍耐力や粘り強さを象徴しています。 |
みずがめ座 (1/20~2/18) | 洋ラン | 独特のエキゾチックな美しさを放つ洋ランは、個性と革新の心を合わせ持つみずがめ座を象徴し、他にはないユニークさを表現しています。 |
うお座 (2/19~3/20) | スイレン | 芸術的感性が豊かなうお座を象徴するのは優美でクラシックなスイレンで、自らの感覚を他人と共有したい欲求を表しています。 |
お部屋に飾るお花選びや、相手に花束などをプレゼントする時の参考にしてみるのはいかがでしょうか。
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③ 誕生花を使った花占い|誕生花で性格や運勢を占う
生まれた月や日ごとに象徴されるお花(誕生花)に込められた意味から、その人の性格や運勢、将来の方向性などを予測する占いも花占いの1つです。
ギリシア神話の時代には、大地や自然に神々からのメッセージが宿ると考えられており、お花もその中の1つでした。
誕生花の花言葉や由来を参考にすることで、その人の本質を垣間見ることができるといわれています。
誕生花を使った占いのやり方は次の通りです。
- 誕生日または誕生月で誕生花を調べる
- 出てきたお花の花言葉を確認する
- 花言葉の性格やその由来などを参考にする
例えば1月1日の誕生花を調べてみると、「フクジュソウ」をはじめとしたいくつかのお花が出てきます。
フクジュソウの花言葉は「幸せを招く」「悲しい思い出」「永遠の幸福」。
その人の性格や経験にどこか結びつくところがないかと考えてみれば、思い当たるポイントや、心に秘めた将来の願いが見えてくるかもしれません。
誕生花はいくつかの種類がある場合があり、絶対的な正解はありませんので、その時に出てきたお花を参考にするのが良いでしょう。
誕生花を調べる際には、花言葉・誕生花の検索機能を使ってみるのもオススメです。
花びら占いに使えるお花10選
花びら占いをするときには、花びらの枚数が一見しただけでは分からないお花や、花びらが1枚1枚分かれているものを選ぶのがオススメです。
ここでは花びら占いに使える10種類のお花を紹介しますので、気になるお花があればぜひ試してみてください。
お花ごとの特徴や花言葉、占いに使う際のポイントも確認していきましょう。
① マーガレット|純潔の象徴
マーガレットは11月から5月にかけて長く咲くお花です。
品種によって咲き方や色が異なり、様々な表情のあるお花として親しまれています。
マーガレット全般の花言葉は「花占い」「恋の行方」「真実の愛」など。
フランスで古くから花びら占いに使用されてきたことが、この花言葉の由来になっています。
実は、マーガレットの花びらの枚数はほとんどが奇数であるため、「好き」「嫌い」の2択の占いでは高い確率で「好き」で終わるという裏話も。
好きな人との相性が気になる乙女の背中を押してくれるお花といえるでしょう。
② バラ|愛のシンボル
花の女王とも呼ばれるバラは、花束やブーケで定番のお花。
一季咲きの品種は5〜6月ごろ、四季咲きの品種は4〜11月ごろに花を咲かせ、優美な姿で周囲を魅了します。
プロポーズで愛を伝えるお花としても有名なバラの花言葉は「美」「愛情」です。
花びらの枚数は品種によって大きく異なり、一見しただけでは枚数が分からないほどたくさんの花びらを付ける品種もあるため、花びら占いでは公正な結果が出るでしょう。
バラの葉や茎にはトゲがあることも多く、素手で触るときには注意が必要です。
③デージー|無邪気な魅力
デージーはヒナギクとも呼ばれ、12〜5月ごろに小さなお花がたくさん咲き誇る姿が人気の種類。
同時期に見頃を迎えるマーガレットと見た目が似ているため混同されることもありますが、デージーの方がお花が小さく、葉に丸みがあるのが特徴です。
花びらが1枚ずつはっきり分かれているため、摘み取るときにスムーズなのも花びら占いに向いているでしょう。
可憐に咲くデージーに希望を込めて、花びら占いをしてみてはいかがでしょうか。
④ カーネーション|母への愛
カーネーションはフリルのような花びらが豪華で、ブーケのメインを飾ったり、母の日をはじめとした記念日の贈り物にしたりと人気の高いお花です。
色や花びらの切れ込みの入り方などに様々なバリエーションがあり、大きさは4~5cmほどの大輪を咲かせるタイプと、それよりも小さな小輪のタイプに分けられます。
深く清らかな愛をカーネーションに託して、占いの結果に想いを馳せるのも素敵です。
カーネーションの花びらの枚数は5枚から数十枚と幅広いため、花びら占いでは見た目で枚数が分からない品種を選ぶのが良いでしょう。
⑤ エーデルワイス|困難に負けない強さ
エーデルワイスはアルプス地方の山岳地帯に自生し、綿毛で包まれた星型の花を咲かせるのが印象的です。
純潔を象徴する花といわれ、ヨーロッパではプロポーズの際に女性に贈る花として伝えられてきました。
エーデルワイスの花言葉は「高貴」「勇気」「忍耐」「大切な思い出」。
岩の割れ目で美しく咲き、過酷な環境でも生き抜く姿が重ねられたのでしょう。
日本の気候では自生することはできませんが、東北地方の高山地帯に咲く「ハヤチネウスユキソウ」が日本で最もエーデルワイスに近い品種と考えられています。
エーデルワイス、ハヤチネウスユキソウはともに希少な植物で、採取が禁止されている場合があります。
もし見つけた際には、摘み取るのではなく花びらの枚数を数えるようにして占いをしてみるもの良いかもしれません。
⑥ ラベンダー|癒しの香り
リラックス効果のある香りが特徴のラベンダーは、紫の小さな花を茎の先にたくさんつける可憐なお花です。
涼しく湿度の低い場所を好み、日本では北海道で多く栽培されています。
ラベンダーの花言葉は「沈黙」「清潔」「疑惑」「あなたを待っています」。
美少年に恋して待ち続けた末に、1本の薄紫の花になってしまった少女の物語が由来とも言われています。
ポプリやドライフラワーにするときは蕾の状態で採取されることが多いラベンダーですが、本来は下から順にお花が開花していくのをご存じでしょうか。
花びら占いでは、満開になった状態で小さな花びらを摘み取っていくのが良いでしょう。
⑦ スズラン|純粋な心
まるで鈴のような小さな花が可憐なスズランは、かぐわしい香りも人気で観賞用として親しまれているお花です。
スズランの花言葉は「再び幸せが訪れる」「謙遜」「純粋」「純潔」で、お花の形が聖母マリアのベールに似ていることや、大きな葉でお花が隠れそうな様子に由来しています。
6枚の花びらで形作られるお花がいくつも付いているため、花びら占いの結果も予測できず、素直な気持ちで占いにチャレンジできるでしょう。
ただし、スズランには有毒成分が含まれており、特に根や花に多いことが知られています。
誤って口に入れたり、ペットが誤飲したりしないように注意しましょう。
⑧ タンポポ|生命力の強さ
3〜5月に道端で自生しているたんぽぽを見かけたことがある方も多いでしょう。
非常に生命力が強く、コンクリートの割れ目などでも花を咲かせるたんぽぽ。
黄色く丸い花が咲き誇っているイメージですが、実は100〜200の花が密集して1つの花のように見えているのをご存じでしょうか。
たんぽぽの花言葉は「愛の神託」「真実の愛」「別離」。
100以上もある花を1つずつ積みながら、愛をじっくり占ってみるのも素敵です。
⑨ 桜(サクラ)|儚い美しさ
日本の桜として一般的にイメージされるのは「ソメイヨシノ」と呼ばれる品種で、3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎えます。
桜の花言葉は「精神の美」「優美な女性」「純潔」。
一斉に咲き誇り、時期が終われば潔く散る姿はどの瞬間を切り取っても優美で、このような花言葉が当てられているのにも納得です。
ソメイヨシノの花びらは5枚ですが、日本だけでも約600種類もあるといわれる桜の中には、花びらが数十から300枚程になるものもあります。
桜を花びら占いに使用する時は、見た目で枚数の分からない品種を使用するのが良いでしょう。
⑩ コスモス|秋の代表
コスモスは秋に咲くお花の代表として知られており、品種改良が進んだ現在では6~10月の夏から秋にかけて見られるようになりました。
コスモスの花言葉は「乙女の純真」「調和」「謙虚」で、一面に咲くコスモス畑で風に揺れる姿にぴったりの印象です。
お花の色はよく見かけるピンクや白のほか、赤、オレンジ、黄、ベージュ、茶などの様々で、花びらの枚数や形状も品種によって異なっています。
一般的な品種の花びらは8枚のため、「好き」「嫌い」の2択の花びら占いでは最後に「嫌い」で終わってしまい、結果に落ち込んでしまうことも。
「嫌い」「好き」と順番を逆にして占ってみると気分よく終われるかもしれません。
花占いに関するよくある質問
花占いに関してよくある質問を集めました。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
花占いは本当に当たる?
花びら占い、星座や誕生花を用いた花占いは、いずれも100%当たるというわけではありません。
もしも自分にとって良くない結果が出たとしても、エンターテインメントの一環として楽しむ気持ちで受け取るのが良いでしょう。
花占いでマーガレットが選ばれる理由は?
特に花びら占いでマーガレットが選ばれるのには2つの理由があります。
1つは、花占いの発祥といわれるフランスで古くから使用されてきたから。
もう1つは、花びらの数が奇数であることが多く、「好き」「嫌い」の2択であれば最後は「好き」で終り、恋に積極的になれるからです。
花占いの結果が悪かった時の対処法は?
花占い、特に花びら占いの結果が悪かったときには、花の種類を変えたり、選択肢の個数を変えるなどして再チャレンジするのが良いでしょう。
少しずるいと思う方もいるかもしれませんが、占いは楽しい生活を送るためのスパイスのようなものです。
少しでも良い結果を出して、希望や期待に弾みをつけるキッカケにしてみてください。
花占いの種類とやり方を知って占いを楽しもう
花占いには、花びらを1枚ずつ摘み取る花びら占いや、星座を象徴するお花によって運勢を読み解くもの、誕生花からメッセージを受け取るものなど、様々な種類があります。
お花を使う占いはどこかロマンチックで、100%当たるわけではないと分かっていても結果が気になってしまう気持ちもあるでしょう。
また、自分や気になる相手の誕生花を調べるだけでもワクワクし、お部屋に飾ったりプレゼントに選んだりしてみようと考える方もいるかもしれません。
花占いを気軽に取り入れて、毎日を生き生きと過ごすキッカケにしてみるのも楽しいのではないでしょうか。
HanaPrimeでは、彩り豊かなお花を使った花束やフラワーアレンジメントをたくさん用意しています。
自分へのご褒美や大切な人へのプレゼントに、ぜひお好みのものを選んでみてください。