公演祝いに舞台花を贈るマナー｜おすすめの花と花束の選び方

舞台を観に行くと、入り口やロビーに色とりどりのお祝いのお花が飾られています。

公演の成功を願い、応援する気持ちを託して贈るお祝いのお花。
舞台のお祝い花は、出演者とその作品を作るすべての人々にエールを届けることができる贈り物です。
しかし特別なギフトだからこそ、「お花の贈り方にルールやマナーはないの？」「どんなお花を選んだら良いの？」などと悩んでしまうという人も多いはず。

この記事では、舞台のお祝いに贈るおすすめのお花と相場、気を付けたいマナーについて解説。

HanaPrimeではあなたの応援する気持ちが伝わるきれいなお花を数多く用意しています。
舞台に贈るのにぴったりのお花をお探しの方はぜひ詳細を確認してみてください。

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公演祝いに舞台花を贈るときのマナー

応援する出演者にエールを贈るためのお祝いのお花。
贈る際のマナーも心得て、出演者はもちろん会場スタッフにも喜んでもらえるお祝い花を贈りたいですね。
お花を選ぶときに気を付けたいポイントをチェックしておきましょう。

立て札やメッセージカードを添える

スタンド花・胡蝶蘭・アレンジメントの場合は立て札を沿えるのがマナーです。
会場にはたくさんのお祝いのお花が届きます。誰宛のお祝いなのか一目でわかるようにするためです。

また、出演者の名前の入った祝い花は、人気のバロメーター。
会場に自分の名前の入った祝い花が並ぶことは、出演者の大きな励みになることでしょう。

花束の場合はメッセージカードを添えて、誰から誰宛の贈り物なのかを明確にしておくことが大切です。

立て札・メッセージカードの詳しい書き方を見る

花粉の少ないお花を選ぶ

贈るお花を選ぶ際には、香りの強いものや、花粉のついた種類は避けます。
花粉にアレルギーを持っている出演者やスタッフへの配慮はもちろん、舞台の開催期間中はいつもより気を張っている出演者も少なくありません。
出演前、強い香りで気が散ってしまったり、花粉の色が衣装についてしまうという事態を避けるためにも配慮したいマナーです。

飾る期間も考慮したお花を選ぶ

舞台にお祝い花を贈るタイミングは主に初日、中日、千秋楽（最終日）の3回あります。
ロビーや受付を彩る華やかなスタンド花やアレンジメントを贈るなら、初日に贈るのが基本です。

中日には、労いの気持ちを込めて楽屋見舞いを贈り、千秋楽では直接花束を手渡すといったケースが多いです。
公演の期間が長い場合は、なるべく日持ちする花で依頼したり、胡蝶蘭を贈るなど、開催期間にも考慮したお花を手配しましょう。

舞台やコンサートの千秋楽祝いのお花｜贈り方のマナー

舞台花｜公演祝いに贈るおすすめのお花

おすすめのお花は、下記表の通り、どういった舞台の誰宛に贈るのかによって変わります。

それぞれ解説します。

舞台の公演会場にお花を贈る場合

法人宛

講演会で法人宛に贈るなら受付や壇上に飾ることのできるアレンジメントがおすすめです。
会場を華やかに演出し、登壇者の緊張感を解く役割も担っています。
贈るお花の相場は、10,000円～30,000円。金額は、講演会の規模、主催者との間柄を考慮して決めましょう。

講演会場に贈るのにぴったりなアレンジメントを見る

個人宛

講師や登壇者向けには感謝の気持ちを込めて花束を贈りましょう。
講演後に壇上で渡してそのまま写真撮影を行う場合が多く、花束でしたら写真映えしやすいです。
相場は5,000円～15,000円。胸元が隠れるくらいにボリュームがあり、写真映えする華やかな花束が特におすすめです。

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舞台公演（劇場・発表会）にお花を贈る場合

法人宛

公演会場に贈るなら入り口やロビーに飾ることができるスタンド花かアレンジメントがおすすめです。法人宛で贈る場合の相場は、20,000円〜50,000円。
公演規模、会場サイズ、贈り先との関係を考慮して金額を決定します。
会場にはたくさんのお花が並ぶことが想定されるので、会社から法人宛に贈る場合は見劣りしないサイズを選ぶことも大切です。

舞台に法人宛で贈るのにぴったりなスタンド花を見る

個人宛・劇場

個人宛に贈る際は、出演者の役柄にも配慮して贈る花のスタイルを決めましょう。
相場は3,000円～30,000円。主役やメインの出演者にはスタンド花を贈ることができます。
メインではない出演者に贈る場合はアレンジメントを選びましょう。
応援している人が主演ではない場合、主演以上に目立つことのないよう配慮するのがマナーです。

舞台の出演者に贈るのにぴったりなアレンジメントを見る

個人宛・発表会

発表会に贈る場合、直接渡すことができる機会があれば、気持ちの伝わる花束がおすすめです。
発表会では花束を抱えて写真を撮る機会が多いので、衣装に映える花束を選びます。

以下の表を参考に贈る相手に合わせて金額を決めましょう。

発表会の後は荷物が多いので持ち帰りを考慮したサイズの花束を選び、紙袋を添えることも忘れずに。
また、お祝いの気持ちを込めたメッセージカードを添えると喜ばれます。

ソロリサイタルで受付やロビーに贈る場合は、事前に会場に確認を取った上でスタンド花かアレンジメントを手配します。
親しい出演者に贈る場合も、相場からかけ離れた高額なものを贈ると相手が恐縮してしまうので避けましょう。

個人宛に贈るのにぴったりな花束を見る

芸能人やアーティストのライブ・公演・舞台にお花を贈る場合

芸能人やアーティストに直接渡せるケースは少ないためスタンド花かアレンジメントを配送で手配します。
一般のファンからもお花を贈ることができるので、近年好きな芸能人を応援する「推し活」の一環としてお花を贈る人が増えています。
相場は、5,000円～20,000円。「ファン一同」としてお金を出し合えば、20,000円以上の豪華なスタンド花を贈ることも可能です。

芸能人やアーティストのライブ・公演・舞台に贈るのにぴったりなアレンジメントを見る

歌舞伎座の舞台公演にお花を贈る場合

歌舞伎座公演に贈る花のおすすめは胡蝶蘭。
3本立ち、10,000円から30,000円の胡蝶蘭を贈るのがおすすめです。

歌舞伎座の公演にも、一般のファンからお花を贈ることができます。
公演には立派な胡蝶蘭がたくさん並ぶのであまり小さいと見劣りしてしまうかもしれません。
10,000円以上で見栄えのするものを選びましょう。

劇場に直接持ち込むことはできないので、お花屋さんを通して手配してもらいます。

歌舞伎座の出演祝いにおすすめの胡蝶蘭を見る

宝塚の舞台公演でお祝いのお花を贈る場合

宝塚歌劇団の公式サイトに以下の記載があります。お花を贈ることはできません。

お客様からの「花のお届けもの」は全面的に拝辞させていただきます。 お客様には、何卒ご了承いただきますとともに、ご協力をお願い申し上げます。 なお、お送りいただきました場合も、受け取りをお断りさせていただくことになりますので、あわせてご了承の程お願い申し上げます。

引用元：宝塚歌劇公式ホームページ

ジャニーズの公演にお花を贈る場合

こちらも『Johnny’s net』内「ファンの皆様へ注意とお願い」の項目に以下の記載があります。お花を贈ることはできません。

ファンの皆さまからのお手紙は、ジャニーズファミリークラブでお預かりしております。 お手紙以外の贈り物（祝い花・ぬいぐるみ電報などを含む）につきましては、金額やサイズの大小に関わらず、受け取りをお断りさせていただいております。

引用元：Johnny’s net

ファンレターを贈りたいという場合もファンクラブへの入会が必要です。

ただしジャニーズ所属タレントが出演する、外部主催のイベントではお花を贈ることができたというケースが報告されています。
相場は芸能人、アーティストに贈る花同様5,000円～20,000円。
直接渡せるケースはほとんどないのでアレンジメントかスタンド花を配送で手配するのがおすすめです。

イベント会場に贈るのにぴったりなアレンジメントを見る

舞台花｜公演祝いに贈るお花のおすすめの色は暖色系

舞台会場にはたくさんの祝いお花が並ぶことが想定されます。
よりボリューム良く華やかに見せるためには、暖色系の色味を選ぶのがおすすめです。特に黄色やオレンジを基調としたビタミンカラーは会場でも目を惹くので人気があります。
ただし、胡蝶蘭を選ぶ場合はお祝いとして定番である白色を選んでも問題ありません。鉢にラッピングをほどこした贈答用の物を選びましょう。

HanaPrimeではおまかせスタンド花の注文も承っています。どんな色味を贈ろうかと悩んだらお花のプロに任せるのが1番です。フローリストが季節に合わせてたったひとつのスタンド花をお作りします。

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舞台花｜公演祝いに贈る人気のお花トップ3

公演祝いに贈る祝い花には、季節に合わせてさまざまなお花が使われます。
せっかくなら出演者に喜ばれるとっておきのお花を贈りたいもの。

舞台のお祝いには普段贈る花束以上に見た目が華やかな種類を選ぶのがおすすめです。
公演や発表会に贈る花の中でも特に人気のお花トップ3を紹介します。

1位　バラ

お祝いで贈るお花の中でもダントツに人気の高いバラ。
映画やドラマのプロポーズシーンで登場する、抱えるほどの大きなバラの花束に憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。
ゴージャスで華やかなバラは、公演や発表会の会場を華やかに彩ってくれます。
特別な舞台の応援に贈るなら迷わず選びたいお花です。

2位　胡蝶蘭

鉢植えの胡蝶蘭は美しい状態を長く楽しむことができるので、長期間上演される公演におすすめしたいお花です。
蝶が舞うように見える姿から、縁起のいい贈り物としても知られていて舞台の成功を願って贈るにはぴったりのお花と言えます。
小さな劇場には、コンパクトに飾ることができるミディサイズの胡蝶蘭がおすすめ。

HanaPrimeでは胡蝶蘭のラッピングも豊富にご用意しています。
注文画面で選択が可能なので舞台のイメージに合ったラッピングでお届けが可能です。

公演祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナーを知る

3位　ユリ

咲き姿が大きくインパクトのあるユリは、お花の中でも特別感があります。
見た目と同じくらい特徴的なのはその上品な香り。
優雅な見た目と上品な香りを合わせ持つユリの入った花束やアレンジメントは祝い花の中でも存在感たっぷりです。
ただし品種によっては香りがかなり強いので贈る相手には配慮して選びましょう。

公演祝いにお花を贈る際の注意点

せっかく心を込めて贈った祝い花が大きすぎて会場の迷惑に。
なんて事態を避けるために、贈るときの注意点を確認しておきましょう。
全国でスタンド花が贈られることの多い会場と座席数、公式サイトもまとめているので、会場の情報はこちらからチェックしてみてください。

【渡すタイミング】受付をしているか事前に確認する

会場やイベントによっては、祝い花を受け付けていないケースもあります。
以前贈ったことがある会場であっても、祝い花の受付条件に変更があったり、イベントによって条件が違う可能性もあるので必ず公演の度にチェックしましょう。

また直接渡す場合、どのタイミングで渡すのか、事前に確認が必要です。
発表会で個人的に渡す場合も、公演後直接本人に渡すケースと受付で楽屋宛にお花を預けるケースがあります。
直接渡したい場合は事前に、公演後に会うことができるかを確認しておきましょう。

以下に主要な舞台公演会場の公式サイトをまとめていますので、あなたの贈りたい会場の公式サイトから事前に確認してください。

直接会場まで届けてくれる生花店で頼む

会場へ問い合わせをする際は、まず祝い花を贈ることが可能かを確認します。
可能であれば、受け入れ可能なサイズ、飾ってもらえる場所、搬入日時の確認を行います。

特に入り口やロビーに飾るスタンド花に関しては、設置、回収の日時まで取り決めがあるケースも多いです。
小さなサイズのアレンジメントは、楽屋花として楽屋に届くケースもあります。

どちらのケースも個人での搬入は出来ないので、会場まで配送してくれる生花店で手配しましょう。

HanaPrimeでも直接会場まで配送することができますので、どの生花店で頼むか迷っている方はぜひHanaPrimeから素敵なお花を探してください。

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舞台花｜公演祝いにお花を贈るときのよくある質問

最後に舞台に贈るお花を選ぶときに、よくある質問をまとめました。

面識がない人にいきなりお花を贈っても大丈夫？

面識がない一般人でも、芸能人の出演する舞台にお花を贈ることができます。

しかし、会場、開催団体によっては企業やスポンサー以外からの祝い花は受け取りをお断りしているというケースもあります。
贈る前に事前に会場や開催団体に確認するようにしましょう。

また、配送可能な場合は、贈り主に個人名を記載しても構いませんがファンであることが分かるように書くのが望ましいです。
祝い花はたくさんの人が見るものであるため、過度な個人アピールは避けましょう。

匿名でお花を贈るのは失礼ではない？

人によっては失礼に感じる場合もありますし、不信がられる可能性もあります。
そのため、個人名を出さずに応援する気持ちを届けたいという人は、立て札に「ファン一同」やペンネームを記載しましょう。

HanaPrimeでは、商品購入手続きの画面で配送伝票に記載する送り主名を変更することで匿名配送ができます。

ただし受け取り側に匿名配送での受け取りを拒否されてしまうケースも考えられます。
どうしても匿名配送で贈りたいという場合にのみ活用しましょう。

直接渡したい場合はどのお花がおすすめ？前日に買っても大丈夫？

直接渡せる機会があったり、身近な出演者に手渡しでお花を届けたいという場合は花束がおすすめです。
自分が抱える花束が出演者に手渡されることで、応援している気持ちがよりダイレクトに伝わります。

当日にお花屋さんに立ち寄ることが難しい場合は、前日に購入しておくことも可能です。
前日に購入する場合は必ず翌日渡すことを伝え、日持ちの良いお花で作ってもらいましょう。
当日までは風通しの良い涼しい場所に立てて保管しておきます。

贈らない方がいいお花ってあるの？

お祝いとして相応しいか心配になるお花と言えば菊。

実は、菊はとても縁起が良く、日本では格式の高いお花として扱われてきました。
実際にお正月や長寿のお祝いにも菊の花が使われています。
しかし葬儀やお供えでしか菊を見る機会が少ないことから、縁起の悪いイメージを持つ人がいることも事実です。

菊は縁起の良い花ですが、受け取る人の印象を心配するようなら、あえて選ばずに別のお花を選んだ方が不安がありません。

舞台花｜公演祝いにお花を贈る際の注意点とマナーを知って、花でエールを届けよう

舞台に立つ人を応援する気持ちはぜひ、出演者に届けたいものです。

HanaPrimeでは舞台の公演、発表会に最適なフラワーギフトを数多く取り揃えています。
ご自宅から、贈る舞台にぴったりなお花を写真付きの一覧で選んで注文可能です。

熱い気持ちをお花のギフトに替えて、応援するあの人に伝えてみてはいかがでしょうか。

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