アジサイの花言葉と風水|怖い花言葉
誕生花
BIRTH
FLOWER
アジサイの花言葉と風水|怖い花言葉は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
アジサイの花言葉と風水|怖い花言葉の花言葉は以下になります。
- 高慢
- 懐かしい思い出
- 辛抱強い愛
- 寛容
- 一途な愛情
- 元気な女性
- 強い愛情
- 清澄
- 神秘的
- 移り気
- 知的
- 浮気
- 無情
- 冷淡
- 和気あいあい
- 家族
- 辛抱強さ
目次
INDEX
アジサイの花言葉は「辛抱強さ」「移り気」「家族」「和気あいあい」
アジサイには「辛抱強さ」「移り気」「家族」「和気あいあい」という花言葉があります。
小さな花が集まって咲き誇る様子が家族の絆を表しているように見え、母の日や父の日のプレゼントとして、または結婚式の演出としても最適です。
アジサイは花の色が多く、色によって花言葉も異なるため、シチュエーションに合った色を選ぶと良いでしょう。
アジサイの花言葉は色によって違うの?
アジサイにはさまざまな色があり、花言葉は次のように異なります。
青色は「冷淡」「無情」「浮気」「知的」「高慢」
青いアジサイの花言葉は「冷淡」「無情」「浮気」「知的」「高慢」です。
「冷淡」「無情」は、雨が降り注ぐなかで咲く姿が、凛とした冷たい印象を与えることに由来します。
また、アジサイは開花期間中に花色が移り変わることから「浮気」がつきました。
「知的」は、見る人に冷静さをもたらすという青色の心理的効果に由来します。
「高慢」は“美しい花であるものの、香りも種子もない”というアジサイの特徴が由来です。
紫色は「謙虚」「神秘的」「清澄」
紫色のアジサイの花言葉は「謙虚」「神秘的」「清澄」です。
古代より、紫色の染料を作ることは困難とされ、2千個ほどの希少な巻貝から1グラム程度しか染料が抽出できませんでした。
そのため、紫色はもっとも貴重な色となり、貴族や権力者の式服だけに許される“高貴の象徴”とされてきました。
また、紫色 は高貴な色であるとともにミステリアスで妖艶のイメージを合わせ持つため「謙虚」「神秘的」「清澄」という花言葉がついたと考えられます。
ピンク色は「強い愛情」「元気な女性」
ピンク色のアジサイの花言葉は「強い愛情」「元気な女性」です。
ピンク色のアジサイは、フランスの大西洋岸に近いブルターニュやノルマンディー地方に多く自生しています。
花言葉の「強い愛情」や「元気な女性」は、フランスに暮らす陽気で元気な女性たちの姿が由来です。
白いアジサイは「一途な愛情」「寛容」
白色のアジサイの花言葉は「一途な愛情」「寛容」です。
アメリカ合衆国で品質改良された白いアジサイは、一般的に『アナベル』と呼ばれ、アントシアニンを持たないため土壌の影響を受けません。
そのため、白いアジサイは環境と無関係で白くなり、同時にその白さは周囲の植物を包み込む愛情を秘めていることから「一途な愛情」「寛容」という花言葉がつきました。
なお、近年の品質改良が進んでピンク色のアナベルも誕生し、その華やかな姿から「寛容な女性」という花言葉がついています。
緑のアジサイは「ひたむきな愛」
緑色のアジサイの花言葉は「ひたむきな愛」です。
緑色のアジサイも白色やピンク色と同じく土壌の影響を受けず、長い期間にわたり緑色の花を楽しめることから「ひたむきな愛」という花言葉がつきました。
秋色のアジサイは「辛抱強い愛」
秋色アジサイの花言葉は「辛抱強い愛」です。
江戸時代、長崎に滞在していたドイツ人医師で博物学者のシーボルトに由来します。
任務終了後のシーボルトは、船内から国外持ち出し禁止の日本地図が発覚し、海外追放及び再渡航禁止宣言を受けました。
この時持ち帰ったアジサイの花に、日本に残してきた恋人のお滝さんの姿を重ね合わせます。
「辛抱強い愛」は、彼の帰りを待ち続ける“お滝さん”の切なさにつけられた花言葉なのです。
アジサイの怖い花言葉
アジサイ全体の花言葉には「移り気」、青いアジサイには「浮気」「冷淡」「無情」があります。
こうしたネガティブな花言葉は、開花中のアジサイの花色が変化したり、土壌の性質によって色が変わることが由来です。
他にも、アジサイの葉には青酸配糖体という毒素が含まれていて、葉を食べると嘔吐や失神、昏睡などの中毒症状を引き起こすことから怖いイメージがあるのでしょう。
アジサイの花言葉の由来
アジサイの花言葉には次のような由来があります。
「辛抱強さ」
「辛抱強さ」は梅雨を耐え抜き、春から秋まで長い期間咲き続ける姿が由来です。
雨が多い日本では、時代の変化に関わらず「辛抱強さ」を象徴する花として捉えられています。
「移り気」
「移り気」は、開花後のアジサイの色の変化に大きく関係しています。
アジサイの花色は「アントシアニン」という色素が基本になり、土壌中から溶け出たアルミニウムと反応すると青く変わる仕組みです。
アジサイが多量のアルミニウムを吸収すると青い花、吸収しないと赤い花、その中間が紫色の花になります。
また土壌中の酸性度も影響し、アルミニウムが水に溶けやすい酸性土は青色、アルカリ土は赤色、中性の土では紫色です。
このような、アジサイの花色の変化が「移り気」という花言葉の由来になっています。
「家族」「和気あいあい」
「家族」「和気あいあい」は、小さな花がにぎやかに集まって咲く姿に由来します。
なお、アジサイの語源は「藍が集まって咲いたもの」を意味する「アズサイ(集真藍)」です。
「アズ」は小さいものが集まることを表し「サイ」は接続詞の「サ」と「アイ」を指しています。
つまり名前が「藍い(青い)小花が集まって咲く」という意味になることも花言葉の由来の一つです。
アジサイの花言葉に似ている花は?
アジサイの花言葉に似ている花は次の通りです。
「辛抱強さ」に似ている花
「移り気」に似ている花
「家族」に似ている花
「和気あいあい」に似ている花
- 「仲良し」ニリンソウ
- 「親交」カンパニュラ イソフィラ、カモミール、カミツレ
- 「交わり」ブバルディア
- 「仲間」フキノトウ
アジサイの花言葉と真逆の意味の花
セイヨウヒルガオには「辛抱強さ」と逆の「飽きっぽい」という花言葉がついています。
ヒガンザクラには「移り気」と逆の「心の平安」、シコンノボタンには「落ち着き」や「平静」という花言葉があります。
また、ダイモンジソウには「不調和」という花言葉があり、アジサイの「和気あいあい」とは全く逆といえるでしょう。
【英語版】アジサイの花言葉
英語によるアジサイの花言葉は「Dedicated love(ひたむきな愛)」「Patient affection(辛抱強い愛情)」があり、優し気で一途な意味の花言葉がついています。
フランスでは「Energetic woman(元気な女性)」というポジティブな花言葉があり、地中海沿岸の心地よい気候に咲く、ピンク色の可憐な花色のアジサイが由来です。
また、ドイツの花言葉は「Enduring love(辛抱強い愛)」で、遠く離れた恋人を思い続ける気持ちからついたとされています。
アジサイは誕生花の花なの?
アジサイの風水
日本の伝統的な花として人気の高いアジサイですが、風水上、下記の理由により庭に植えると縁起が悪いとされてきました。
- 江戸時代ではアジサイは死者に供える花として寺や墓地に植樹されていた
- 梅雨に咲くアジサイは、水気(生気)を吸収するため恋愛運を吸い取ってしまう
- 別名の「ヨヒラ(四片)」の四に〝死〟が連想される
一方で、植え方によっては吉祥となり、邪気を吸い取り家族の運気を高めるともいわれています。
ただし注意点として、アジサイには毒があるため、子どもやペットの手が届かない場所へ配置する必要があります。
「東南」に植える
風水上、アジサイを植える方向は「東南」が最適とされています。
特に東南は人間関係や信用を築く大切な方向とされ、アジサイの持つエネルギーが家族全体の邪気を追い払ってくれます。
また風水上「東南側から良縁が舞い込む」とされているため、女性の恋愛運もアップします。
さらに東南に植えることで土壌がパアーアップし、アジサイも色鮮やかに咲き誇るでしょう。
玄関に飾って金運アップ
風水では、アジサイの鉢植えを玄関に飾ることで金運がアップするといわれます。
古来より、蜂の巣は商売繁盛と千客万来の願いから玄関前に飾る風習があり、巣が大きくなるほど来客も多くなると考えられてきました。
アジサイは蜂の巣をひっくり返した形に似ているため、玄関に飾ることで金運がアップするとされています。
アジサイを玄関に吊るして御利益を受ける
庭に咲くアジサイを茎から1本だけカットして、玄関に吊るす方法です。
“生年月日と名前”を書いた和紙でカットしたアジサイを包み、白と金色の水引で結んで自分よりも高めの位置に吊るします。
玄関に吊るす日時として、6月の夏至あるいは7月の土用の丑の日に行うと良いでしょう。
太陽の熱いエネルギーが舞い込み、金運アップが期待できるほか、家族にも御利益があると言われています。
アジサイの名前の由来
アジサイは漢字で書くと紫陽花と書き、唐代の詩人の白居易(ハクキョイ)が命名したといわれます。
紫陽花の「紫陽」は道教の信仰や思想を表し、白居易は招賢寺に咲いていた紫色の花、おそらくライラックを、仙界の花に見立てて紫陽花と名付けました。
平安時代の歌人で学者でもあった源順(ミナモトノシタゴウ)が、白居易の『白氏文集』に登場する紫陽花(ライラック)の特徴を日本原生種のガクアジサイのことだと誤ったことが「紫陽花」の漢字が定着したきっかけです。
英名の由来
アジサイの英名は「Hydrangea(ハイドランジア)」です。
「Hydrangea(ハイドランジア)」は、ギリシャ語の「hydor(水)」と「angeion(容器)」を合わせたもので「水の容器」という意味があります。
アジサイの生育にはたっぷりの水が必要であるとともに、果実が水瓶に似ていることが由来です。
なお、中国ではアジサイを「シュウキュウカ(繍球花)」と呼び、刺繍を施した手鞠に由来します。
和名の由来
和名のアジサイ(紫陽花)の呼び名には諸説がありますが、もっとも有力なのが「アズサアイ(集真藍)」が訛ったといわれる説です。
日本に古くからある辞書『大言海(ダイゲンカイ)』によると、アジサイは「集(あづ)真(さ)藍(あい)の意」と記されていています。
いわゆる〝藍色が集まった”という意味があり『アズサアイ・アズサイ』が訛って「アジサイ」と呼ばれるようになりました。
なお、花の色が変化することから「シチヘンゲ(七変化)」や「ハッセンカ(八仙花)」などの別名で呼ばれることもあります。
正式な学名
アジサイの学名は「Hydrangea macrophylla(ハイドランジア マクロフィラ)」です。
「Hydrangea(ハイドランジア)」はギリシャ語で水の容器を表します。
植物の含水率は80%~90%以上とそもそも高いですが、アジサイは他の植物よりもさらに多くの水分を必要とすることから水の容器とつけられました。
種小名の「macrophylla (マクロフィラ)」はラテン語で大きな葉を意味します。
ドイツ人医師で博物学者のシーボルトは、恋人のお滝さんにちなんで「(H. otaksa)オタクサ」と名付けましたが、先取権上、スウェーデンの博物学者ツンベルクが命名した「macrophylla (マクロフィラ)」が学名として使用されています。
アジサイってどんな花?
原産国 | 日本 |
科・属 | アジサイ科・アジサイ属 |
タイプ | 落葉低木 |
花のサイズ | 20~25㎝程度(花の集まりの大きさ) |
香り | 甘くて青っぽい香り |
草丈 | 1~2m |
開花時期 | 6月~7月上旬 |
旬の季節 | 春 |
花持ち日数 | 4~5日程度 |
出回り時期 | 4月頃(鉢花:最盛期は5月) 4~7月(切り花) |
元々日本に自生するガクアジサイは、中心に多数の小花(両生花)が密集し、その周辺を4枚のガク片が花弁状(装飾花)に咲く花をいいます。
一方、ガクアジサイが西洋で品質改良されて日本に逆輸入された花が、装飾花が咲き誇るこんもりしたアジサイ(ホンアジサイやセイヨウアジサイ)です。
なお、アジサイの花色は土壌中のpH値によって変化し、酸性の土壌が多い日本では青いアジサイが咲きやすい傾向にあります。
アルカリ土壌に生育するとピンク色に変化するため、石灰質でアルカリ性の土壌の多いフランスはピンク色のアジサイが咲きやすいようです。
アジサイの飾り方
アジサイは庭木や鉢花のほか、切り花やドライフラワー、あるいは花束にしても楽しめます。
切り花にして部屋に飾る
アジサイの切り花は、たとえ1本だけでも部屋の雰囲気が一気に華やいで、おしゃれな空間が出来上がります。
旬の季節にフラワーショップで切り花を購入したら、茎の切り口を一文字、太い場合は十文字に切ってから花瓶に生け、水は毎日取り替えましょう。
なお、木質化した茶色い茎は水揚げが非常に悪く、すぐに萎びてしまいます。
その場合、カッターを使って木質化した茎の部分を斜めに大きく削ぎ、白いワタも取りのぞいてたっぷりの水に入れることで花が長持ちします。
ドライフラワーにして楽しむ
アジサイはドライフラワーにすることで、永久的に楽しむことができます。
ドライフラワーに最適な主なアジサイは、アンティークカラーの「秋色アジサイ」と、北アメリカ原産の純白で美しい「アナベル」です。
まずは傷んだ花びらと葉はきちんと取り除くことがポイントです。
ドライフラワーを作る方法として、吊して乾燥させる『ハンギング法』や少なめの水から徐々に水分を抜いていく『ドライ・イン・ウオーター法』、そして乾燥剤を使ってアジサイを乾燥させる『シリカゲル法』の3つがあります。
その他、ドライフラワーにしたアジサイを一輪挿しにしたり、リボンで結んで吊るすなど、オリジナルの飾り方で花の美しさを楽しむと良いでしょう。
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