紫陽花(アジサイ)の花言葉と風水|怖い花言葉
公開日 2024年04月26日
更新日 2025年01月06日
誕生花
BIRTH
FLOWER
紫陽花(アジサイ)の花言葉と風水|怖い花言葉は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
紫陽花(アジサイ)の花言葉と風水|怖い花言葉の花言葉は以下になります。
- 高慢
- 懐かしい思い出
- 辛抱強い愛
- 寛容
- 一途な愛情
- 元気な女性
- 強い愛情
- 清澄
- 神秘的
- 移り気
- 知的
- 浮気
- 無情
- 冷淡
- 和気あいあい
- 家族
- 辛抱強さ

目次
INDEX
紫陽花(アジサイ)の花言葉は「辛抱強さ」「移り気」「家族」「和気あいあい」

紫陽花(アジサイ)には「辛抱強さ」「移り気」「家族」「和気あいあい」という花言葉があります。
小さな花が集まって咲き誇る様子が家族の絆を表しているように見え、母の日や父の日のプレゼントとして、または結婚式の演出としても最適です。
アジサイは花の色が多く、色によって花言葉も異なるため、シチュエーションに合った色を選ぶと良いでしょう。
アジサイの花言葉は色によって違うの?
アジサイにはさまざまな色があり、花言葉は次のように異なります。
ここからは、色別の花言葉を詳しく説明していきます。
紫色の紫陽花
紫色のアジサイの花言葉は「謙虚」「神秘的」「清澄」です。
古代より、紫色はもっとも貴重な色とされ、貴族や権力者の式服だけに許される“高貴の象徴”とされてきました。
また、紫色 は高貴な色であるとともにミステリアスで妖艶のイメージを合わせ持つため「謙虚」「神秘的」「清澄」という花言葉がついたと考えられます。
青色の紫陽花
青いアジサイの花言葉は「冷淡」「無情」「浮気」「知的」「高慢」です。
「冷淡」「無情」は雨が降り注ぐなかで咲く凛とした姿から、「浮気」は開花中に花色が移り変わることからつきました。
また、「知的」は青色が冷静さをもたらす心理的効果に由来し、「高慢」は“美しい花であるものの、香りも種子もない”というアジサイの特徴が由来です。
ピンク色の紫陽花
ピンク色のアジサイの花言葉は「強い愛情」「元気な女性」です。
ピンク色のアジサイはフランスのブルターニュやノルマンディー地方に多く自生していますが、「強い愛情」や「元気な女性」は、陽気で元気なフランス女性たちのイメージが由来となっています。
白色の紫陽花
白色のアジサイの花言葉は「一途な愛情」「寛容」です。
アメリカで品質改良された白いアジサイは、一般的に『アナベル』と呼ばれ、アントシアニンを持たないため土壌の影響を受けません。
そのため、白いアジサイは環境と無関係で白くなり、同時にその白さは周囲の植物を包み込む愛情を秘めていることから「一途な愛情」「寛容」という花言葉がつきました。
緑色の紫陽花
緑色のアジサイの花言葉は「ひたむきな愛」です。
緑色のアジサイも、白色と同じく土壌の影響を受けず、長い期間にわたり緑色の花を楽しめることから「ひたむきな愛」という花言葉がつきました。
秋色の紫陽花
秋色アジサイの花言葉は「辛抱強い愛」です。
江戸時代、長崎に滞在していたドイツ人医師のシーボルトは、任務終了後に過ちを犯し、海外追放及び再渡航禁止宣言を受けました。
この時持ち帰ったアジサイの花に、彼の帰りを日本で待ち続ける恋人“お滝さん”の切ない姿を重ね合わせて「辛抱強い愛」と名づけたのです。
アジサイの怖い花言葉

アジサイ全体の花言葉には「移り気」、青いアジサイには「浮気」「冷淡」「無情」があります。
こうしたネガティブな花言葉は、開花中のアジサイの花色が変化したり、土壌の性質によって色が変わることが由来です。
他にも、アジサイの葉には青酸配糖体という毒素が含まれていて、葉を食べると嘔吐や失神、昏睡などの中毒症状を引き起こすことから怖いイメージがあるのでしょう。
アジサイの花言葉の由来
アジサイの花言葉は「辛抱強さ」「移り気」「家族」「和気あいあい」です。
「辛抱強さ」は梅雨を耐え抜き、春から秋まで長い期間咲き続ける姿に由来し、「移り気」は、開花後のアジサイの色の変化に大きく関係しています。
「家族」「和気あいあい」は、小さな花がにぎやかに集まって咲く姿に由来します。
そもそも、アジサイの語源は「藍が集まって咲いたもの」を意味する「アズサイ(集真藍)」で、「アズ」は小さいものが集まることを表し「サイ」は接続詞の「サ」と「アイ」を指しています。
つまり名前が「藍い(青い)小花が集まって咲く」という意味になることも花言葉の由来の一つなのです。
アジサイの花言葉に似ている花は?
アジサイの花言葉に似ている花は次の通りです。
「辛抱強さ」に似ている花
「移り気」に似ている花
「家族」に似ている花
「和気あいあい」に似ている花
- 「仲良し」ニリンソウ
- 「親交」カンパニュラ イソフィラ、カモミール、カミツレ
- 「交わり」ブバルディア
- 「仲間」フキノトウ
アジサイの花言葉と真逆の意味の花
セイヨウヒルガオには「辛抱強さ」と逆の「飽きっぽい」という花言葉がついています。
ヒガンザクラには「移り気」と逆の「心の平安」、シコンノボタンには「落ち着き」や「平静」という花言葉があります。
また、ダイモンジソウには「不調和」という花言葉があり、アジサイの「和気あいあい」とは全く逆といえるでしょう。
【英語版】アジサイの花言葉
英語によるアジサイの花言葉は「(ひたむきな愛)」「(辛抱強い愛情)」です。
日本語のややネガティブな印象の花言葉はなく、優し気で一途な意味の花言葉がついています。
アジサイは誕生花の花なの?
アジサイの名前の由来
唐代の詩人の白居易(ハクキョイ)は、招賢寺に咲いていた紫色の花(ライラックの説あり)を、道教の信仰や思想からくる「紫陽(仙界の花)」に見立てて紫陽花と名付けました。
平安時代の歌人で学者の源順(ミナモトノシタゴウ)が、白居易の『白氏文集』に登場する紫陽花の特徴に似た日本原生種のガクアジサイと誤ったことが「紫陽花」となったきっかけです。
英名の由来
アジサイの英名は「Hydrangea(ハイドランジア)」です。
「Hydrangea(ハイドランジア)」は、ギリシャ語の「hydor(水)」と「angeion(容器)」を合わせたもので「水の容器」という意味があります。
アジサイの生育にはたっぷりの水が必要であるとともに、果実が水瓶に似ていることが由来です。
和名の由来
和名のアジサイ(紫陽花)の呼び名には諸説がありますが、もっとも有力なのが「アズサアイ(集真藍)」が訛ったといわれる説です。
日本に古くからある辞書『大言海(ダイゲンカイ)』によると、アジサイは「集(あづ)真(さ)藍(あい)の意」と記されており、〝藍色が集まった”という意味から『アズサアイ・アズサイ』が訛って「アジサイ」と呼ばれるようになりました。
なお、花の色が変化することから「シチヘンゲ(七変化)」や「ハッセンカ(八仙花)」などの別名で呼ばれることもあります。
正式な学名
アジサイの学名は「Hydrangea macrophylla(ハイドランジア マクロフィラ)」です。
「Hydrangea(ハイドランジア)」はギリシャ語で水の容器を表します。
植物の含水率は80%~90%以上とそもそも高いですが、アジサイは他の植物よりもさらに多くの水分を必要とすることから水の容器とつけられました。
また、「macrophylla (マクロフィラ)」はラテン語で大きな葉を意味し、スウェーデンの博物学者ツンベルクが命名しました。
アジサイってどんな花?
原産国 | 日本 |
科・属 | アジサイ科・アジサイ属 |
タイプ | 落葉低木 |
花のサイズ | 20~25㎝程度(花の集まりの大きさ) |
香り | 甘くて青っぽい香り |
草丈 | 1~2m |
開花時期 | 6月~7月上旬 |
旬の季節 | 春 |
花持ち日数 | 4~5日程度 |
出回り時期 | 鉢花は4月頃(最盛期は5月)、切り花は4~7月 |
元々日本に自生するガクアジサイは、中心に多数の小花が密集し、その周辺を4枚のガク片が花弁状につきます。
一方、現在販売されているこんもりとしたアジサイは、ガクアジサイが西洋で品質改良されて日本に逆輸入されたセイヨウアジサイです。
アジサイの花色は土壌中のpH値によって変化し、酸性の土壌が多い日本では青いアジサイが多い傾向にありますが、石灰質でアルカリ土壌の多いフランスは、ピンク色のアジサイが咲きやすいようです。
アジサイの風水
日本の伝統的な花として人気の高いアジサイですが、風水上、下記の理由により庭に植えると縁起が悪いとされてきました。
- アジサイは江戸時代、死者に供える花として寺や墓地に植樹されていた
- 梅雨に咲くアジサイは、水気(生気)を吸収するため恋愛運を吸い取ってしまう
- 別名の「ヨヒラ(四片)」の四に〝死〟が連想される
一方で、植え方によっては吉祥となり、邪気を吸い取り家族の運気を高めるともいわれています。
アジサイには毒があるため、子どもやペットの手が届かない場所に配置しましょう。
ここからは、植える方向別の「運気がアップする方角」を紹介します。
「東南」に植える
一般的に、風水ではアジサイを植える方向は「東南」が最適とされています。
特に東南は人間関係や信用を築く大切な方向とされ、アジサイの持つエネルギーが家族全体の邪気を追い払ってくれます。
また風水上「東南側から良縁が舞い込む」とされているため、女性の恋愛運もアップします。
玄関に飾って金運アップ
風水では、アジサイの鉢植えを玄関に飾ると金運がアップするといわれます。
古来より、蜂の巣は商売繁盛と千客万来の願いから玄関前に飾る風習があり、巣が大きくなるほど来客も多くなると考えられてきました。
アジサイは蜂の巣をひっくり返した形に似ているため、玄関に飾ることで金運がアップするとされています。
アジサイを玄関に吊るして御利益を受ける
6月の夏至あるいは7月の土用の丑の日に、アジサイを茎から1本だけカットして玄関に吊るすと、金運アップや家内安全などの御利益があると言われています。
やり方は以下の通りです。
- “生年月日と名前”を書いた和紙を用意し、カットしたアジサイを包む
- 白と金色の水引で結ぶ
- 自分よりも高めの位置に吊る
アジサイの飾り方
アジサイは庭木や鉢花のほか、切り花やドライフラワー、あるいは花束にしても楽しめます。
切り花にして部屋に飾る
アジサイの切り花は、たとえ1本だけでも部屋の雰囲気が一気に華やいで、おしゃれな空間が出来上がります。
切り花は、茎の切り口を一文字または十文字に切ってから花瓶に生け、水を毎日取り替えましょう。
木質化した茶色い茎は水揚げが悪く、すぐに萎びてしまうため、カッターを使って木質化した茎の部分を斜めに大きく削ぎ、白いワタも取りのぞいてたっぷりの水に入れると花が長持ちします。
ドライフラワーにして楽しむ
アジサイはドライフラワーにすることで、永久的に楽しむことができます。
ドライフラワーに最適な主なアジサイは、アンティークカラーの「秋色アジサイ」と、北アメリカ原産の純白で美しい「アナベル」です。
ドライフラワーにしたアジサイを一輪挿しにしたり、リボンで結んで吊るすなど、オリジナルの飾り方で花の美しさを楽しみましょう。
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