クチベニスイセンの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
クチベニスイセンの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
クチベニスイセンの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 神秘
- 詩人の心
- すてきな装い
目次
INDEX
クチベニスイセンの花言葉は「詩人の心」「すてきな装い」「神秘」
春の季節に印象的な花を咲かせるクチベニスイセンは「詩人の心」「すてきな装い」「神秘」の花言葉がつけられています。
白い花の内側にある副花冠(ふくかかん)と呼ばれるカップに、口紅をひいたような赤いふち取りがあるのが特徴です。
ヨーロッパでは春の訪れを告げる花のひとつで、昔から詩や芸術のモチーフとして愛されてきました。
甘くてさわやかな香りと美しい花姿は贈り物にしても喜ばれるでしょう。
一輪挿しでもほかの植物と組み合わせて生けても映えるため、春を彩る花材としても人気があります。
クチベニスイセンの花言葉は色によって違うの?
クチベニスイセンの花びらは白色のみです。
内側の副花冠に黄色やオレンジなどのバリエーションはあるものの、色による花言葉の違いはありません。
クチベニスイセンの怖い花言葉
スイセンの仲間にはネガティブな意味をもつものもありますが、クチベニスイセンの花言葉に怖いものやネガティブなものはありません。
ただし、スイセン全般にまつわる次のようなギリシャ神話の逸話から、スイセンは自己愛の象徴として扱われることもあります。
美しい少年ナルキッソスは美貌を鼻にかけた傲慢さから神の怒りをかい、自分しか愛せない呪いをかけられました。
泉に映った自分の姿に恋をしたナルキッソスは、自分に口づけをしようとして泉に落ち死んでしまいます。
その後ナルキッソスはスイセンの花に姿を変え、いつまでも水面に映る自分の姿を見つめ続けるようになりました。
花言葉を添えてクチベニスイセンを贈るときは、自己愛の意味と誤解されないように丁寧に想いを伝えた方が良さそうです。
クチベニスイセンの花言葉の由来
クチベニスイセンの花言葉の多くは美しい見た目に由来しています。
「詩人の心」はクチベニスイセンの情緒あふれる姿が、多くの詩人のインスピレーションを刺激したことからつけられました。
ギリシャ神話で絶世の美少年の生まれ変わりとされるほど愛された花で、現代でも詩歌や芸術の人気モチーフのひとつです。
「すてきな装い」の花言葉は、口元に紅をひいたように見える印象的な花にちなんでつけられました。
「神秘」は、水辺に咲くクチベニスイセンが神秘的な仙人を連想させることに由来します。
クチベニスイセンの花言葉に似ている花は?
クチベニスイセンと似た花言葉の花を紹介します。
「詩人の心」と似た花言葉の花
「すてきな装い」と似た花言葉の花
「神秘」と似た花言葉の花
クチベニスイセンの花言葉と真逆の意味の花
クチベニスイセンと真逆の花言葉の花を紹介します。
「詩人の心」と真逆の花言葉の花
「すてきな装い」と真逆の花言葉の花
「神秘」と真逆の花言葉の花
【英語版】クチベニスイセンの花言葉
英語版のクチベニスイセンの花言葉は「rebirth(再誕)」「renewal(復活)」です。
ナルキッソスの生まれ変わりとされる伝説や、キリストの復活祭であるイースターの頃に咲くことにちなみ、これらの花言葉がつけられました。
ヨーロッパでは生と死の永遠のサイクルを象徴する花として、さまざまなモチーフに使われています。
クチベニスイセンは誕生花の花なの?
クチベニスイセンの名前の由来
ここからはクチベニスイセンの英名、和名、正式な学名の由来を紹介します。
英名の由来
クチベニスイセンの英名「Poet’s Narcissus」は詩人のスイセンという意味です。
ナルキッソスの伝説や趣のある花姿が、古くから詩や芸術の題材として人気を集めてきたことに由来します。
和名の由来
和名の「口紅水仙(クチベニスイセン・クチベニズイセン)」は、副花冠のふちが口紅をひいたように赤く色づいていることに由来します。
水仙は中国で水の仙人という意味で、水の豊かな土地を好み、芳香を放つ清らかな姿と生命力の強さからつけられました。
正式な学名
クチベニスイセンの正式な学名は「Narcissus poeticus(ナルキッスス・ポエティクス)」です。
水辺で自分の姿を見つめているかのようにうつむいて咲くクチベニスイセンの姿に、ナルキッソスの伝説を重ねて属名がつけられました。
poeticusは「詩の、詩人の」という意味で、英名と同じくクチベニスイセンがたびたび詩歌の題材になってきたことが由来です。
クチベニスイセンってどんな花?
原産国 | ギリシャ~スペインの地中海沿岸地域 |
科・属 | ヒガンバナ科・スイセン属 |
タイプ | 球根植物・多年草 |
花のサイズ | 3cm~5cm |
香り | 透明感のある甘い香り |
草丈 | 10cm~40cm |
開花時期 | 3月~4月 |
旬の季節 | 春 |
花持ち日数 | 5日~7日 |
出回り時期 | 2月~4月 |
クチベニスイセンはヒガンバナ科の多年草で、約30種あるスイセンの原種のひとつです。
純白の花びらと赤いふち取りのある副花冠とのコントラストが美しく、さわやかな芳香で人々を魅了します。
球根で育つ宿根草のため、環境が良ければ毎年美しい花を咲かせてくれるでしょう。
スイセンの多くがお正月頃に花を咲かせるのに対し、遅咲き系と呼ばれるクチベニスイセンは3月~4月頃に開花を迎えます。
ヨーロッパでは春を告げる花として知られ芸術の題材になるなど、スイセンの中でもとくに愛されている品種といえるでしょう。
ただし、スイセン全般がもつアルカロイド系の毒性が比較的強い品種でもあり、摂取すると嘔吐・下痢・昏睡状態などを引き起こします。
最悪の場合死に至ることもあるため、間違えて食べたりペットが口に含んだりしないよう注意が必要です。
クチベニスイセンの風水
風水でクチベニスイセンは幸運や金運を招く花として、高い開運効果が期待できます。
清らかな白い花びらと甘くさわやかな芳香は邪気を払うとされ、鬼門となる北東や玄関先に飾ると幸運を招き入れてくれるでしょう。
また、副花冠の色によっても風水効果は異なります。
副花冠が黄色のクチベニスイセンは金運アップの効果があり、西の方角に飾るのがおすすめです。
オレンジのカラーは対人関係や恋愛運アップが期待できるため、東南の方角に飾ると良いでしょう。
中国でクチベニスイセンはラッキーアイテムとされ、スイセンモチーフの小物や香りを身にまとうことで幸運を呼び寄せるとされています。
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