悲しい意味を持つ花と花言葉20選

お花にはそれぞれ花言葉が付けられていて、中には、悲しい花言葉を持つお花も少なくありません。

悲しい花言葉を持つお花はできれば避けたいものですが、プレゼントに選ぶ際は、誤解を招かないようにメッセージカードを添えるなど配慮が大切です。

今回の記事では、恋愛に関連する悲しい花言葉を持つお花をまとめました。

HanaPrimeでは、心に寄り添うお花の贈り物を、種類豊富に取りそろえています。

花言葉

FLOWER
LANGUAGE

悲しい意味を持つ花と花言葉20選の花言葉は以下になります。

  • 無限の悲しみ
  • 耐える愛
  • 見放された
  • 卑下
  • 恋の苦しみ
  • 私は全てを失った
  • 未亡人
  • 悲しみの花嫁
  • 別れの悲しみ
  • 悲しい別れ
  • 報われぬ恋
  • 絶望
  • 深い悲しみ
  • 失われた愛
  • 傷付く心
  • あなたを思うと胸が痛む
  • 暗い悲しみ
  • 悲しんでいるあなたを愛する
  • あなたの愛を信じない
  • あなたを愛します
  • 偽り
  • 再会
  • 私を忘れないで
  • 寂しい愛情
  • 悲しい思い出
  • 悲しみ
  • 失恋
  • 嫉妬
  • 真実の愛
  • 望みのない恋
  • 裏切り
  • 私のもとへ帰って
  • はかない恋

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悲しい意味を持つ花言葉20選

白いゼラニウム「あなたの愛を信じない」「偽り」
アネモネ「あなたを愛します」「はかない恋」 「見放された」
クジャクアスター「悲しみ」「
エニシダ「恋の苦しみ」「卑下」
スイセン「私のもとへ帰って」「報われぬ恋」
ハナニラ「悲しい別れ」「耐える
ヒガンバナ「悲しい思い出」「再会」
黄色のチューリップ「望みのない恋」「裏切り
リンドウ「悲しんでいるあなたを愛する」「寂しい愛情」
マリーゴールド「悲しみ」「嫉妬」「絶望」
アリウム「深い悲しみ」「無限の悲しみ」
アサガオ「はかない恋」
白のチューリップ「失われた愛」「失恋」
ラッパスイセン「報われぬ恋」
ルリタマアザミ「傷付く心」
スカビオサ「私はすべてを失った」「未亡人」「悲しみの花嫁」
トリトマ「あなたを思うと胸が痛む」「恋する辛さ」
キンセンカ別れの悲しみ」「暗い悲しみ」
ワスレナグサ「私を忘れないで」「真実の愛」
コリウス「叶わぬ恋」
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① 白のゼラニウムの花言葉「あなたの愛を信じない」

白のゼラニウム花言葉は、「あなたの愛を信じない」「偽り」です。

白いゼラニウムは、海外では、嫌いな人に贈る定番のお花として知られています。

ヨーロッパで古くから虫よけとして使われていたため、ネガティブな花言葉が付けられました。

悲しい花言葉がある白いゼラニウムですが、上品で爽やかな美しさがあるお花です。

多年草で開花時期が長いので、お花を長く楽しむことができます。

② アネモネの花言葉「はかない恋」「見放された」

アネモネの花言葉は、「はかない恋」 「見放された」です。

切ない花言葉は、2つの悲しいギリシャ神話が由来とされています。

■西風の神ゼピュロスの恋

西風の神ゼピュロスには、花の女神フローラという妻がいました。

しかし、ゼピュロスはフローラに仕えるアネモネに恋してしまいます。

それに気づき嫉妬したフローラはアネモネを神殿から追い出してしまうのです。

アネモネは毎日泣き続け、日に日に弱っていきました。

そんなアネモネを哀れに思ったゼピュロスは、アネモネを一輪の花に変え、生涯そばに置いたと伝えられています。

■女神アフロディーテの恋

女神アフロディーテは、キューピットが誤って放った矢が胸に刺さって傷を負います。

その矢は愛の矢であったため、その傷が治らないうちに出会った美しい少年アドニスに恋をしてしまいました。

しかし、アドニスは狩りの途中、動物に襲われて死んでしまいます。

それを悲しんだアフロディーテの涙や、アドニスの血からアネモネのお花が咲きました。

カラフルな花びらに黒い花芯が個性的なアネモネは、贈り物として人気のあるお花です。

ギフトに選ぶ際は、選んだ理由を添えて贈ると、誤解なく気持ちを届けられるでしょう。

③ クジャクアスターの花言葉「悲しみ」「愛」

クジャクアスターの花言葉は、「悲しみ」「愛」です。

お花の名前は、まるでクジャクが羽を広げたときのような、美しい咲き姿から名付けられました。

アスターは星という意味を表すギリシャ語で、放射状で整った花のかたちを表しています。

あたたかさを感じさせるピンク色のクジャクアスターの花言葉は「愛」ですが、紫色には「悲しみ」という花言葉があります。

ネガティブな花言葉は、紫色のクジャクアスターが喪をイメージさせることから付けられました。

④ エニシダの花言葉「恋の苦しみ」

エニシダには、「恋の苦しみ」「卑下」という花言葉があります。

見かけることの多い黄色以外に、黄色や白、ピンクなどの品種がありますが、色による花言葉の違いはありません。

「恋の苦しみ」は、多くの花を付けることから、ライバルが多い、というイメージで付けられました。

「卑下」という花言葉は、フランスの伝説に由来しています。

昔フランスで、ある王子が兄を暗殺して、王位を奪い取りました。

しかし兄を殺したことを悔い、結局は王の座を捨てて、巡礼の旅に出ることに。

旅の先々で、彼はエニシダの小枝を手にし、兄への懺悔を繰り返したと伝えられています。

このようなストーリーから、苦しみや、心情を表す花言葉が付けられました。

エニシダの花言葉は、ただネガティブなだけではなく、心の複雑さを反映しています。

⑤ スイセンの花言葉「私のもとへ帰って」

スイセンの花言葉は、「私のもとへ帰って」「報われぬ恋」

日本や中国では、縁起の良いお花とされているので、贈る相手や風習に考慮したお花選びができると良いでしょう。

「私のもとへ帰って」や「報われぬ恋」という悲恋の花言葉が付けられているのは、黄色いスイセンです。

悲恋の花言葉が付けられた由来はギリシャ神話にあります。

冥界(死後の世界)の王ハーデスは、大地の女王デメテルの娘ペルセポネに一目惚れしました。

そこでハーデスは、花摘みをしていたペルセポネを冥界へと連れ去り、無理やり妻にしてしまいます。

冥界でも、ペルセポネは一生ハーデスからの愛を受け入れることはありませんでした。

「私のもとへ帰って」母であるデメテルの心情を、「報われぬ恋」は、ハーデスの心情を表しています。

また、スイセンの球根やお花、葉には、毒があります

口に付けるだけでも、頭痛や嘔吐を引き起こすので、ペットや幼い子どもがいる人に贈るのは避けた方が安心です。

⑥ ハナニラの花言葉「悲しい別れ」「耐える愛」

ハナニラの花言葉は、「悲しい別れ」「耐える愛」です。

葉をちぎったときに香るニラに似たきつい匂いから、ネガティブな花言葉が付けられました。

繁殖力が強いため、植えるとあっという間に広がり、扱いづらいこともネガティブな花言葉の由来です。

また「悲しい別れ」は、紫色や青色、白色のハナニラが、どこか儚げで別れを連想させることから付けられました。

ただ球根が厳しい寒さに耐えて花開くことから、「耐える愛」という花言葉も持っています。

食用に流通している同じ名前の「花ニラ」とは異なる植物で、ハナニラは食べることはできません

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⑦ ヒガンバナの花言葉「悲しい思い出」

ヒガンバナには、「悲しい思い出」「再会」という花言葉があります。

お彼岸の時期に、お墓の近くに咲いているお花なので、故人を想うような花言葉が付けられました。

ヒガンバナの球根には、リコリンという毒があります。

真っ赤なお花は血を連想することから、怖いイメージを持つ人も多いですが、仏教では「天界に咲く花」としておめでたいお花とされています。

⑧ 黄色のチューリップの花言葉「望みのない恋」

黄色いチューリップの花言葉は、「望みのない恋」「裏切りです。

ギフトに選ぶ中でも、特にマイナスのイメージを持つ人が多いお花なので、贈るときには注意が必要です。

裏切り」という花言葉が付いたのは、イエス・キリストを裏切った弟子(ユダ)が着ていた服が黄色であったことに由来します。

またチューリップは、他にもマイナスな花言葉を持つ色があります。

  • 白色「失恋」「失われた愛」
  • 黒色「私を忘れて」

チューリップは生命力が強く、花瓶に生けてからも茎がぐんぐんと伸びる様子を楽しめるお花です。

ギフトにも人気があるので、贈る際はポジティブな花言葉のある色と合わせて贈ると良いでしょう。

⑨ リンドウの花言葉「悲しんでいるあなたを愛する」

リンドウの花言葉は、「悲しんでいるあなたを愛する」「寂しい愛情」です。

根の部分には胃液の分泌を促す成分が含まれるため、古くは薬草として使用されていました。

リンドウに悲しい花言葉が付いた由来は、群れずに育つリンドウの生態に由来します。

また「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉は、青いリンドウが1輪、切なげに咲く姿から付けられました。

濃く美しい青色は、黄色や白色と合わせるとお互いを引き立ててくれます。

凛とした咲き姿が美しく、花束やアレンジメントに入れると全体をスタイリッシュに引き締めてくれるお花です。

⑩ マリーゴールドの花言葉「悲しみ」

マリーゴールドの花言葉は、「悲しみ」「嫉妬」「絶望」です。

年に10日ある「聖母マリアの祝日」にいつも咲いていることから「聖母マリアの黄金の花」という別名があります。

キリスト教と関わりの深いお花がゆえ、ユダの裏切りをイメージする黄色い花としてマイナスなイメージを持たれることも多いです。

また悲恋の花言葉が付けられた由来は、切ないギリシャ神話にあります。

美しい少女カルタは、太陽神アポロンに恋しました。

彼女の生きがいは、ただひたすらにアポロンを見つめ続けること。

燃えるような日差しの中、アポロンを見つめ続け、やがて衰弱し、太陽に焼かれて1本のマリーゴールドになったと伝えられています。

⑪ アリウムの花言葉「深い悲しみ」

アリウムの花言葉は、「深い悲しみ」「無限の悲しみ」です。

ボール状に咲く個性的な姿でファンも多いアリウム。

真っすぐに佇むアリウムの姿が、悲しむ人のように見えることから、悲しみに関する花言葉が付けられました。

悲しい花言葉ですが、失った人や物への追悼の意を表すとされ、別れや人生の美しさを表現しています。

花言葉やお花の色からも、悲しみを共有したいシーンにふさわしいお花と言えるでしょう。

またネギ科の植物なので、ニラなどに似た独特の匂いがあり、英語ではジャイアントオニオンと呼ばれています。

⑫ アサガオの花言葉「はかない恋」

アサガオの花言葉は、「はかない恋」です。

花言葉は、アサガオの朝に咲き、夜にはしぼんでしまう性質を持つことに由来しています。

咲く時間が短いことから「はかない恋」という花言葉が付けられました。

季節を感じる贈り物として、お中元をはじめとする夏のギフトに選ばれるお花です。

⑬ 白のチューリップの花言葉「失われた愛」

白いチューリップの花言葉は、「失われた愛」「失恋」です。

チューリップは色によって違う花言葉を持っています。

白色=何もないまっさらな状態であることから、全てを失くすという意味で「失われた愛」「失恋」という花言葉が付けられました。

ネガティブな花言葉があるチューリップですが、ギフトには人気の高いお花です。

贈り物には、愛にまつわる花言葉があるピンクや赤、紫と合わせて選ぶと良いでしょう。

⑭ ラッパスイセンの花言葉「報われぬ恋」

ラッパスイセンの花言葉は、「報われぬ恋」です。

花びらの中央にラッパに似た副花弁を持つことから、ラッパスイセンと呼ばれています。

黄色、白色の品種がありますが、どちらも「報われぬ恋」というネガティブな花言葉は変わりません。

花言葉の由来は、悲しいギリシャ神話にあります。

■ナルキッソスのギリシャ神話

ナルキッソスはあまりの美しさに、多くの精霊(女性)から言い寄られます。

しかし彼は女性たちに対し、高慢な態度で接しました。

精霊の中には、悲しみのあまり自ら死を選ぶものや、やせ衰えて亡くなってしまうものも。

そんな様子を見ていた女神ネメシスは、ナルキッソスに「自分以外を愛せない呪い」をかけます。

するとナルキッソスは、水面に映る自分の姿に恋し、池に落ちて死んでしまいました。

水辺に俯きがちに咲くスイレンは、自分を見つめるナルキッソスの姿を現すと伝えられています。

スイセンと同じく、球根やお花、葉に毒があるので誤って口にしないように気を付けましょう。

スイセンに比べると大輪で、花言葉に似合わず華やかな印象のあるお花です。

⑮ ルリタマアザミの花言葉「傷付く心」

ルリタマアザミの花言葉は、「傷付く心」です。

小さなお花が集まってボール状に、まるで棘をまとったかのように咲く姿が特徴的なルリタマアザミ

そのままドライフラワーになるので、おしゃれな花束やアレンジメントに人気のあるお花です。

「傷付く心」という花言葉は、まるで棘をまとったかのようなルリタマアザミの姿から付けられました。

⑯ スカビオサの花言葉「私はすべてを失った」

スカビオサの花言葉は、「私はすべてを失った」「未亡人」「悲しみの花嫁」

可憐でおしゃれな印象のスカビオサは、花束やアレンジメントをナチュラルに仕上げてくれるお花です。

色によって花言葉が異なりますが、どの色にも悲恋やネガティブな花言葉が付けられています。

  • 紫「私はすべてを失った」「未亡人」
  • 青「悲しみの花嫁」
  • 白「不幸な愛」
  • ピンク「悲哀の心」

ヨーロッパでは夫をなくした女性に贈るお花というイメージがあるため、悲しい花言葉が付けられています。

特に西洋では紫は悲しみの色とされ、伴侶を失った未亡人に贈るお花とされており「私はすべてを失った」の花言葉が生まれました。

おしゃれな花束やアレンジメントに欠かせないお花なので、ポジティブな花言葉を持つバラなどと合わせて贈ると良いでしょう。

⑰ トリトマの花言葉「あなたを思うと胸が痛む」

トリトマの花言葉は、「あなたを思うと胸が痛む」「恋する辛さ」です。

トリトマの首部の茎は、よじれるように曲がる性質があります。

その姿を恋にもがき苦しむ様子に例え、恋する辛さや、心の痛みに関する花言葉が付けられました。

下向きに咲く花の姿とオレンジの色合いが、たいまつに似ている個性的なお花です。

海外ではTorch lily(トーチリリー)と呼ばれ、燃えるような恋心を思わせる「切実な思い」という花言葉も合わせ持っています。

⑱ キンセンカの花言葉「別れの悲しみ」「暗い悲しみ」

キンセンカの花言葉は、別れの悲しみ」「暗い悲しみ」です。

キンセンカに悲しい恋の花言葉が付いた由来は、ギリシャ神話にあります。

■水の精と太陽神アポロン

水の精クリティは太陽神アポロンに恋をしました。

しかし、アポロンはすでに女王レウコトエと恋仲にあります。

嫉妬したクリティは、王であるレウコトエの父親に、アポロンと恋仲であることを告げ口するのです。

怒った父親は、なんと娘のレウコトエを生き埋めにしてしまいます。

レウコトエがいなくなったあとも、クリティの想いがアポロンに届くことはありませんでした。

自分の行いを恥じたクリティは、アポロンを見るために9日間座ったまま空を見続けます。

そしてクリティは、そのままキンセンカの花になってしまいました。

花言葉とは対照的に、オレンジ色の鮮やかなお花を咲かせます。

まだ少し寒い3月ごろに花開き、春の訪れを感じさせてくれるお花です。

⑲ ワスレナグサの花言葉「私を忘れないで」

ワスレナグサの花言葉は「私を忘れないで」「真実の愛」です。

花言葉の由来になったドイツの古い伝説があります。

恋人のためにお花を摘もうとした騎士ルドルフは、足を滑らせて川に落ちてしまいました。

亡くなる寸前、ルドルフは恋人のベルタにお花を投げ、「Vergiss-mein-nicht!(私を忘れないで)」と言い残します。

その後もベルタは死ぬまで彼のことを忘れられず、生涯独身を貫きました。

ワスレナグサは儚い花言葉にふさわしい、青くて小さいお花を無数に咲かせます。

花束やアレンジメントで贈るときには、大ぶりなお花と合わせるとその可憐さがより引き立つことでしょう。

⑳ コリウスの花言葉「叶わぬ恋」

コリウスの花言葉は、「叶わぬ恋」

コリウスは、シソに似た鮮やかな葉が特徴的なカラーリーフです。

お花が開くと葉が色あせてしまうので摘み取られてしまうことが多く、「叶わぬ恋」という花言葉が付けられました。

葉の色は赤色や黄緑色、どちらも混じったようなグラデーションカラーなど。

園芸品種は100種類以上もあり、お花に負けない鮮やかさで花壇を彩ります。

他のお花や実物と寄せ植えにしたり、数種類の品種を合わせて楽しんだり、彩り豊かな花壇には欠かせない植物です。

悲しい花言葉を持つお花を知って、喜ばれるお花を贈ろう

恋愛に関連した悲しい花言葉を持つお花を知って、相手に誤解のないお花のギフトを贈りましょう。

花言葉が付けられた由来を知ると、悲しいだけではない物語が見えてくることもあります。

もし悲しい花言葉を持つお花を贈る場合には、選んだ想いを伝えたり、メッセージカードに理由を添えるのがおすすめです。

HanaPrimeでは、大切な人への贈り物にふさわしいお花のギフトを取り揃えています。

ぜひ公式サイトから、相手にふさわしいお花を選んでみてください。


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