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梅雨の時期だけじゃない!日本原産の「あじさい」の魅力を紹介!

「あじさい」は手毬(てまり)のような丸みのあるフォルムが特徴の、日本原産の花です。梅雨の時期に咲く花のイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。庭植えや鉢植えの印象が強いですが、切り花やドライフラワーなどにも用いられます。また、近年は「ハイドランジア」と呼ばれる西洋あじさいも人気です。今回はあじさいの特徴、品種、育て方・管理のポイント、花言葉などを詳しく紹介します。

「あじさい」の基本情報

あじさいの特徴

あじさいは、アジサイ科アジサイ属(ハイドランジア属)に分類されます。なお、アジサイ科ではなく、ユキノシタ科に分類されるケースもあります。

あじさいは、奈良時代の終わり頃に完成したとされる最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)」にも登場する、歴史のある花です

日本原産の植物で、漢字で「(紫陽花)」と表記します。

また、「七変化しちへんげ)」や「八仙花はっせんか)」の別名があるほか、学名の「ハイドランジアHydrangea)」の名称でも呼ばれます。

あじさいといえば、主に梅雨の時期に咲く花で有名です。手毬(てまり)のような、コロンとした丸みのある花を咲かせます。

現在は品種改良が進み、梅雨以外の時期でも入手が可能です。

花色は、ブルー、ピンク、パープルのほか、ホワイト、オレンジ、イエローなど、多彩です

「西洋あじさい」はヨーロッパで品種改良されたもの

現在、いわゆる「あじさい」の名前で流通している種類は、原種の「ガクアジサイ」を品種改良した園芸品種です。

このガクアジサイが欧米に伝わり、観賞用としてヨーロッパで品種改良されたものが「西洋あじさい」と呼ばれています。日本原産の花が、いわば逆輸入された形です。

なお、西洋あじさいを区別して「ハイドランジア」と呼ぶこともあります。

洋風のガーデニングが好みの方は、西洋あじさいを活用するのもおすすめです。

あじさいの育て方や管理のポイント

あじさいは丈夫で育てやすい花木です。

庭植えや鉢植えで育てる場合は、適度に日があたる、風通しの良い場所で管理しましょう。

暑さにやや弱いため、夏の直射日光を避けられる場所を選ぶのがポイントです。

また、乾燥や水切れを嫌うので、鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、水をたっぷり与えます。

落葉樹のため、冬は枯れたように見えますが、根はしっかり生きています。したがって、冬場も適度な水やりが必要です。

あじさいのきれいな花を楽しむには、花が終わったら、剪定をするのがおすすめです。

なお、あじさいは伸びた枝の茎の先に2年越しで花をつけるので、切り戻しすぎないように注意しましょう。

【あじさいの基本的な栽培方法】
・種まき…―
・植え付け…1月~3月/11~12月
・植え替え…1月~3月/6月~8月
・開花期…5月~9月
・肥料やり…2月~5月
・剪定…2月~3月/7月~11月

「あじさい」の花言葉

あじさいは、一般的に以下のような花言葉があります。

・移り気
・浮気
・変節
・無常
・冷酷
・あなたは冷たい
・自慢家
・家族
・仲良し
・和気あいあい
・一家団欒

また、花色別の花言葉は次の通りです。

・ブルー…辛抱強い愛情、高慢、冷淡、無情
・ピンク…元気な女性、強い愛情
・パープル…神秘、清澄、辛抱強い愛情
・グリーン…ひたむきな愛
・ホワイト…寛容、ひたむきな愛情

あじさいは、母の日が開花時期にあたることから、カーネーショに代わるフラワーギフトとしても人気を集めています

花言葉を意識するのであれば、ピンク、パープル、ホワイトなどが母の日のプレゼントに適しています

「あじさい」の品種や種類

あじさいは大きく分けると、原種の「ガクアジサイ」、園芸品種の「あじさい(ハイドランジア)」の2種類です。

あじさいの中でも、ヨーロッパで品種改良されたものは「西洋あじさい」と呼ばれます。

園芸品種は国内、海外を問わず品種改良が行われており、3,000種以上の品種があるといわれています。

なお、以下のような品種が人気です。

・アナベル
・カシワバアジサイ
・墨田の花火
・ヒメアジサイ
・エンドレスサマー
・テマリテマリ
・テマリピンク
・ピラミッドアジサイ
・コンペイトウブルー など

そのほか、日本の山野に自生する「ヤマアジサイ」と呼ばれる種類もあります。

「あじさい」の豆知識

あじさいの花弁に見える部分は「萼片(がくへん)」

あじさいは、小さな無数の花が集合したような、球状の花姿をしています。

花弁に見える部分は、実は「萼片(がくへん)」であり、装飾花(または中性花)と呼ばれます。本来の花は小さく、萼片に覆われているのが特徴です。

なお、コアジサイなど、装飾花のない種類もあります。

土壌の酸性度によって、あじさいの花色が変わる

あじさいは土壌の酸性度(pH)によって花色が変わることで知られています。

一般的に、酸性土壌なら「青」アルカリ性なら「赤」の花が咲くといわれます。

これは、あじさいの花に「アントシアニン」と呼ばれる色素が含まれるためです。

アントシアニンは、土中のイオンとして溶け出したアルミニウムと結合すると青色になる性質があります。

酸性土壌ではアルミニウムが溶け出してイオンとなりますが、アルカリ性の土壌では溶け出しにくいため、花色は赤になります。

まとめ

日本原産のあじさいは、ヨーロッパで品種改良が行われるなど、海外でも人気を集めています。鉢植えやガーデニングの定番のイメージがありますが、切り花やドライフラワーでも用いられます。丈夫で育てやすいあじさいは、近年、母の日のフラワーギフトとしても注目されています。あじさいを含む、おしゃれな花束のプレゼントを検討している方には、花と植物のギフト通販サイト「HanaPrime(ハナプライム)」のご利用がおすすめです。

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