バーベナの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
バーベナの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
バーベナの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 魔力
- 魅力
- 勤勉
- 後悔
- 一致団結
- 私のために祈ってください
- 家族の和合
- あなたに同情します
目次
INDEX
バーベナの花言葉は「魅力」「魔力」「勤勉」
複数の小花が集まって咲くバーベナには「魅力」「魔力」「勤勉」という花言葉があります。
園芸初心者でも育てやすい丈夫な植物で、豊富な花色と愛らしい花姿が特徴的です。
「魅力」や「勤勉」という相手を褒める言葉がついているので、気になる人にメッセージカードを添えて贈ると喜ばれるでしょう。
バーベナの花言葉は色によって違うの?
バーベナの花の色は多く、それぞれ次のような花言葉がついています。
バーベナ全般に共通する花言葉は「魅力」「魔力」「勤勉」の3つです。
花の色 | 花言葉 |
バーベナ全体 | 魅力、魔力 |
赤 | 一致団結 |
白 | 私のために祈ってください |
ピンク | 家族の和合 |
紫 | あなたに同情します、後悔 |
赤いバーベナ「一致団結」
赤いバーベナの花言葉は「一致団結」です。
小さなバーベナの花が、外側から輪を描くようにして開花し、やがてドーム状に咲き誇ることから由来します。
小花が寄り集まって咲く様子は、個々では微力でも協力しあえば大きな力に変わる「団結力」を示しているのでしょう。
白いバーベナ「私のために祈ってください」
白いバーベナには「私のために祈ってください」という花言葉がついています。
この花言葉は、古くから様々な占術に使われてきたバーベナが持っている“祈り”のイメージから付けられたと言われます。
他にも、キリスト教の逸話が由来となっているという説もあるようです。
ピンクのバーベナ「家族の和合」
ピンクのバーベナには「家族の和合」という花言葉があり、家族の深い絆を象徴しています。
バーベナは、ピンクの小花が蜜に集まって一つの花を形成しているように見えます。
そんな花姿が、家族が一つに繋がっている様子に見えることからつけられました。
紫のバーベナ「あなたに同情します」「後悔」
古代から高貴な色とされる紫のバーベナには「あなたに同情します」や「後悔」というネガティブな花言葉がついています。
紫は“ヒュアキントス”という美少年が登場するギリシャ神話に関連し、彼の死後、紫色のヒアシンスに変えられました。
この悲劇的な神話から紫色は悲しみを象徴する色とされ、紫色のバーベナにも悲哀を表す花言葉がついたと考えられます。
バーベナの怖い花言葉
バーベナには「魔力」という怖い印象を与える花言葉があります。
ギリシャ神話やキリスト教に関わりがあるというバーベナの歴史的な背景から「魔力」という花言葉が生まれました。
バーベナの花言葉の由来
バーベナの花言葉には次のような由来があります。
「魔力」
バーベナは、アメリカ大陸の先住民族が神聖視していた花で、魔術師やシャーマン(祈祷師)による儀式で利用されていたそうです。
また、古代エジプトでは農業の女神イシスへの「祭壇を飾る花」として用いられ「聖なる草」と信じられてきました。
花言葉「魔力」は、バーベナのもつ魔術的な存在感からつけられたのでしょう。
「魅力」
中世ヨーロッパでは、古代よりバーベナが薬草として広く利用されてきました。
特にケルトの人々はバーベナを「魔女の薬草」と呼び、不眠予防や魔女除けに利用するなど、霊草としての力を信じていたそうです。
こうした歴史的背景から「魅力」という花言葉がついたと考えられています。
「勤勉」
花言葉の「勤勉」は、厳しい環境下でも美しく咲き続けるバーベナの力強さが由来です。
バーベナは、年間を通して長い花期をもち、4月から11月までの長期間にかけて咲き続けます。
特に、厳しい夏の日差しの中でも一貫して咲き続けるバーベナの姿が、困難に立ち向かい、努力を惜しまない「勤勉」な精神を象徴するものとして捉えられました。
バーベナの花言葉に似ている花は?
バーベナの花言葉に似ている花は次の通りです。
「魅力」の花言葉に似ている花
- 「魅惑」チューリップ、カーネーション、デンファレ、マルメロ、サンショウ
- 「誘惑」リンゴ、イチゴ、アプリコット、アンズ、カロライナジャスミン
- 「刺激」カレープラント
- 「愛」バラ、スミレ、ツルバラ、アイリス
「魔力」の花言葉に似ている花
「勤勉」の花言葉に似ている花
バーベナの花言葉と真逆の意味の花
キンセンカやムスカリ・オジギソウには「魅力」と逆の「失望」という花言葉がついています。
マツバギクには「怠惰」や「怠ける」という花言葉があり、バーベナの「勤勉」とは全く逆といえるでしょう。
【英語版】バーベナの花言葉
英語版の花言葉はおおよそ日本と同じで、4つの色ごとにつけられています。
花の色 | 花言葉 |
全色共通 | enchantment(魅力・魔力)、sensibility(感受性) |
赤 | Unity(団結) |
白 | Pray for me(私のために祈ってください) |
ピンク | Family harmony(家族の和合) |
紫 | Sympathy(私はあなたに同情します)、Regret(後悔) |
バーベナは誕生花の花なの?
バーベナは4月7日、4月14日、5月24日、5月25日、6月24日、6月27日、7月18日、7月29日、9月10日、10月14日の誕生花です。
バーベナの名前の由来
バーベナの名前は、学名の「Verbena(バーベナ)」が由来です。
古代より、神々に捧げたり魔を追い払う儀式に使われたりしていたため、宗教上の“神聖な花”を指す名前がつきました。
英名の由来
バーベナの英名は「Slender vervain(スレンダー バーベイン)」です。
「Slender(スレンダー)」は〝細い〟という意味で、バーベナの特徴的な細長い形状の葉に因んでいます。
「vervain(バーベイン)」は“神聖な花(植物)”を指し、古代ケルトやキリスト教では、歴史上魔術と薬草には深い関わりがありました。
ヨーロッパでは古くからお祝い行事に利用されるほか、平和を象徴する花として親しまれています。
キリストの血を止めた聖なる草
イエス・キリストが磔にされた際、十字架の下からバーベナが生えてきて、キリストの血を止めたとされることから「聖なる草」「十字架の薬草」という別名があります。
また、バーベナには古代から様々な病気を治す力があると言い伝えられ、呪述や予言能力を向上させるための薬草として利用されてきました。
中国では漢方薬として重宝される
バーベナは中国でも親しまれ、宿根バーベナは「糙葉美人櫻(cao ye mei ren ying)」と呼ばれています。
発汗・通経作用・解熱・利尿などの漢方薬として、バーベナは大変重宝されています。
和名の由来
バーベナの和名は「ビジョザクラ(美女桜)」と呼ばれ、異なる2つの由来があります。
- 5弁の小さな花をたくさん咲かせるバーベナの美しい姿が桜に似ているから
- 小花が集まって咲く姿が桜草を思わせるから
正式な学名
バーベナの学名は「Verbena hortensis(バーベナ ホルテンシス )」です。
「Verbena(バーベナ)」はヘブライ語で“良い植物”という意味で、宗教上の“神聖な花”といわれます。
「 hortensis(ホルテンシス )」はラテン語で“田園の”あるいは“田園栽培の”という意味です。
バーベナってどんな花?
原産国 | 北アメリカ~南アメリカ |
科・属 | クマツヅラ科・クマツヅラ属(バーベナ属) |
タイプ | 春まき一年草扱い、多年草(冬落葉・常緑) |
花のサイズ | 1~2㎝ |
香り | 甘みの強い柑橘系の香り |
草丈 | 25~150㎝程 |
開花時期 | 7月~10月(春まき)5月~8月(秋まき) |
旬の季節 | 春~晩秋 |
花持ち日数 | 1ヶ月~2ヶ月程度 |
出回り時期 | 3月~6月(ポット苗) |
バーベナは、真夏の灼熱の太陽の下でも生育し、春から晩秋にかけて花が咲き続ける植物です。
店頭には「美女桜」と呼ばれる耐寒性のない一年草が出回ることが多く、タネまきで生育されています。
一年草の花色は、暖色系から寒色系まで豊富に揃い、長期間にわたり美しい花を楽しむことができます。
一方「テネラ」と呼ばれる宿根草タイプのものは挿し木で繁殖され、5度程度の気温であれば越冬が可能です。
茎先の様子を見ながら摘芯することで側芽の生長が促がされ、株も半球状に整いやすくなるでしょう。
バーベナの風水
古来よりバーベナは「神のハーブ」と言い伝えられ、民間の呪術や占術などに利用されてきました。
例えば、室内に飾ると住人が護られ、煮だし汁を家の周囲に撒くと悪霊が入らないと信じられていたそうです。
また、乾燥させたバーベナの花を財布に入れると、お金に困らず金運アップに役立つといわれます。
ここでは風水効果に最適な、バーベナの飾る場所を色別にみてみましょう。
赤色のバーベナは南東に飾る
風水上、赤いバーベナは団結力や総合運が上昇する色とされ、活気のある雰囲気を醸し出すことができます。
そこで、赤いバーベナを南東に飾ることで、植物の力強いエネルギーが住人に伝わり、パワーに溢れた日常を送ることができるでしょう。
白色のバーベナは北東に飾る
浄化作用のある白いバーベナは、キリスト教とも深い関わりのある花色で「神聖色」と言われます。
白いバーベナは鬼門の北東に飾ることで悪い気が浄化され、夫婦や家族関係を良好に導いてくれるでしょう。
ピンク色は北側に飾る
ピンクのバーベナは家族や人間関係の修復、あるいは男女関係に効果があるとされています。
そこで、北側に飾ることで女性の総合的な運気が上昇し、優しさと若返りの気を取り入れられ、男女関係に良い結果をもたらすでしょう。
なお、ピンク色と相性の良い方向は北側のほかにも南東があり、2つの方向にピンクのバーベナを飾ることで、女性としての美しさがより一層深まります。
紫色は南西側に飾る
紫色のバーベナは裏鬼門の南西に置くことで、花から良い気がもらえます。
五行思想では紫色は赤色と同様に火のパワーがあり、精神力を高める神秘的な色とされています。
また、南西側は風水上、安定した大地とされていて、バーベナを飾ることで社会的地位に期待でき、対人関係にも良い影響をもたらすことでしょう。
バーベナの飾り方
バーベナは水はけの良い庭先に直接植えるほか、プランターでも栽培することが可能です。
プランターで育てる場合は、排水性の良い鉢を用意し、余分な水分がきちんと排出できるようにします。
バーベナを長期間咲かせるためには花がら摘みが重要となり、咲き終わった花は茎から切りとりましょう。
そのままの状態にしておくと、種がついて株が弱くなったり花つきにも影響を与えるので注意が必要です。
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