アルメリアの花言葉｜名前の由来｜花言葉・誕生花

アルメリアの花言葉は「同情」「思いやり」「共感」

アルメリアは「同情」「思いやり」「共感」という花言葉を持つイソマツ科の花です。

長く伸びた茎の先に小花が集まり、鞠のような球状の形にかわいらしく花を咲かせます。

浜辺の乾いた土地に自生することからつけられた和名が「ハマカンザシ」です。

アルメリアの花言葉は色によって違うの？

アルメリアの花の色は主に3種類、白、ピンク、赤があります。

花の種類によっては色ごとに花言葉があるものもありますが、アルメリアは色による違いはありません。

アルメリアをギフトにする場合は、どの色を選んでも「同情」「思いやり」「共感」を伝えられるでしょう。

アルメリアの怖い花言葉

花言葉には怖さを感じるものや、ネガティヴな印象を持つ意味のものもあります。

「同情」はネガティヴに捉えられる場合があるため注意しましょう。

アルメリアの花言葉の由来

アルメリアは小さな花が集まりひとつの花として形を作るその姿から、人の気持ちや心に思いを寄せる優しさが連想され「思いやり」「同情」「共感」という花言葉がつけられました。

いずれも相手の悲しみや喜びを分かち合いたい、支えたい、という気持ちを伝えることができ、贈る側の優しさも表現できます。

アルメリアの花言葉に似ている花は？

アルメリアの花言葉に似た意味を持つ花を紹介します。

「思いやり」と同じもしくは似ている花

「思いやり」チューリップ（ピンク）、アカシア（ミモザ）、ポピー、シャクヤク、プリンセチア
「優しい心」ハナショウブ、アイリス
「優しさ」ジンチョウゲ、フジ、ガーベラ（黄色)、ユリ（赤色）、スズラン、スイレン

「共感」と同じもしくは似ている花

「共感」サンダーソニア、カンパニュラ
「同感」アスター、サクララン

「同情」と同じもしくは似ている花

「同情」スターチス、ニワトコ、ルリマツリ
「包む愛」葉ぼたん
「いつも思っています」ハハコグサ

アルメリアの花言葉と真逆の意味の花

次に、アルメニアとは真逆の意味の花言葉を紹介します。

「思いやり」と真逆の意味の花

「悪意、敵意」ロベリア
「冷淡、冷酷」紫陽花
「憎しみ」バラ（黒）
「憎悪」百合黒（黒）

「共感」と真逆の意味の花

「中傷」クリスマスローズ
「偽り」ゼラニウム（白）

「同情」と真逆の意味の花

「裏切り」カサブランカ
「復讐」アザミ

【英語版】アルメリアの花言葉

英語でのアルメニアの花言葉は「sympathy」（同情、思いやり、共感）です。

日本での花言葉と同じ意味を持つため、アルメニアの花の形に由来するものと考えてよいでしょう。

しかし「Sympathy」は「お悔やみ」の意味もあるため、お祝いごとには選ばないほうがよさそうです。

アルメリアは誕生花の花なの？

アルメリアは3月30日の誕生花です。

アルメリアの名前の由来

アルメリアの英名、和名、学名におけるそれぞれの由来を紹介します。

英名の由来

アルメリアの英名は「Thrift」でスリフトと読みます。

「Thrift」には節約、倹約という意味があり、それに共感「sympathy」するという意味があるともいわれています。

和名の由来

アルメリアの和名は「ハマカンザシ(浜簪)」「マツバカンザシ(松葉簪)」といい、長く伸びた茎の先に小さな花が丸く密集する、その形が名前の由来です。

アルメリアは浜辺の乾いた土地に自生することから「ハマカンザシ」、松葉のように細い茎を持つことから「マツバカンザシ」とつけられました。

正式な学名

アルメリアの正式な学名は「Armeria maritima」です。

「Armeria」と「maritima」はどちらにも「海の」「海に近い」という意味をもつことから、アルメリアが海辺を好んで自生することにちなんでいるといえるでしょう。

アルメリアってどんな花？

原産国	ヨーロッパ、北アフリカなど北半球
科・属	イソマツ科ハマカンザシ属（アルメリア属）
タイプ	多年草
花のサイズ	直径2cmほど
香り	強め
草丈	10～60cm
開花時期	3月〜5月
旬の季節	春
花持ち日数	2日〜5日ほど
出回り時期	3月〜5月