ケマンソウの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
ケマンソウの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
ケマンソウの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 従順
- 失恋
- 恋心
- あなたについて行きます
目次
INDEX
ケマンソウの花言葉は「恋心」「失恋」「あなたについて行きます」「従順」
ケマンソウには「恋心」「失恋」「あなたについて行きます」「従順」という花言葉があります。
それぞれ花の形や、花が茎からつく様子が由来です。
ケマンソウの花言葉は色によって違うの?
ケマンソウの花色には主にピンクと白がありますが、色による花言葉の違いはありません。
ケマンソウの怖い花言葉
ケマンソウには怖い意味の花言葉はありません。
ケマンソウの花言葉の由来
ケマンソウには複数の花言葉があるので、それぞれの由来を解説します。
「恋心」
花の形がハートのように見えることから「恋心」という花言葉が連想されたと言われています。
「失恋」
ケマンソウは開花が進むとハートの形をした花が裂けているように見えることから「失恋」という花言葉がつけられたのかもしれません。
また、花の色がどんどん褪せて白っぽく変化していく様子から、気持ちが覚めて愛情が薄れていくようなイメージと重なるとも考えられます。
「あなたについて行きます」「従順」
茎からハートに見える花が等間隔に垂れ下がって咲き、従順な様子に見えることから、このようなイメージにつながる花言葉がつけられたようです。
ケマンソウの花言葉に似ている花は?
ケマンソウと似た花言葉がついている花を紹介します。
「恋心」に似ている花
「失恋」に似ている花
- 「もう一度愛してほしい」「私のもとに帰って」スイセン(水仙)
- 「嫉妬」「悲哀」「悲しみ」ヒヤシンス(風信子)
- 「不幸な愛」「私はすべてを失った」スカビオサ
- 「愛の後悔」クロッカス
- 「失われた愛、望みのない愛」チューリップ
「あなたについて行きます」に似ている花
「従順」に似ている花
ケマンソウの花言葉と真逆の意味の花
ケマンソウと真逆の意味の花言葉がついている花を紹介します。
「恋心」と真逆の意味を持つ花
- 「悲しい別れ」「耐える愛」ハナニラ
- 「薄れゆく愛情」「淡い思い」秋明菊(シュウメイギク)
- 「希望のない恋」「失恋」「私を忘れて」黄色いチューリップ
- 「心の哀しみ」真紅のカーネーション
- 「別れの悲しみ」「寂しさ」「悲嘆」「失望」カレンデュラ(キンセンカ)
「失恋」と真逆の意味を持つ花
「あなたについて行きます」と真逆の意味を持つ花
- 「深い悲しみ」「無限の悲しみ」アリウム・ギガンチウム
- 「孤独」「寂しさ」エリカ
- 「悲しき思い出」「あきらめ」ヒガンバナ(彼岸花)
- 「遠方にある人を思う」「さよなら」シオン(紫苑)
- 「別れてください」黄色のバラ(薔薇)
「従順」と真逆の意味を持つ花
【英語版】ケマンソウの花言葉
ケマンソウは英語では色ごとに花言葉が異なります。
色別の花言葉は以下の通りです。
色 | 英語での花言葉 |
ピンクと赤色 | romantic love(ロマンチックな愛) |
白色 | purity(純粋) |
ケマンソウは誕生花の花なの?
ケマンソウの名前の由来
ケマンソウは漢字では「華鬘草」と書き、仏像の装飾具の1種である「華鬘」に形が似ていることが由来となっています。
華鬘は元々は生花で作られていたもので、丸型や楕円形かつ板状の金属や木に草花などの透かし彫りが施されていることが特徴です。
仏像の前に華鬘を吊り下げて、顔が隠れるようにして使われました。
英名の由来
ケマンソウは英名では「Bleeding heart」で「血の垂れる(血を流す)心臓」という意味です。
ハートの下に水滴が流れ出ているような花の形をしているので、短剣で刺された心臓から出血しているように見えたのが由来だと言われています。
和名の由来
ケマンソウの和名は「タイツリソウ(鯛釣草)」です。
茎1本あたりに花が最大で15輪ほど釣り下がって咲くので、まるで鯛が釣竿にぶら下がって釣られているように見えるため、この和名がつけられました。
他にもフジボタン(藤牡丹)、ケマンボタン(華鬘牡丹)、ヨウラクボタン(瓔珞牡丹)、キンチャクボタン(荷包牡丹)といった和名があります。
正式な学名
ケマンソウの正式な学名は「Lamprocapnos spectabilis(ランプロカプノス スペクタビリス)」です。
ランプロカプノスはギリシャ語で「輝く(ランプロ)+煙(カプノス)」、スペクタビリスはラテン語で「人目を引く」「見栄えのよい」という意味です。
ケマンソウってどんな花?
原産国 | 中国東北部(黒竜江省)・朝鮮半島 |
科・属 | ケマンソウ科・コマクサ属 |
タイプ | 耐寒性多年草 |
花のサイズ | 2~3cmほど |
香り | 甘い香り |
草丈 | 40~60cmほど |
開花時期 | 4月~5月 |
旬の季節 | 春~初夏 |
花持ち日数 | 約1週間 |
出回り時期 | 3月~4月 |
ケマンソウは15世紀の初め頃である室町時代に、中国大陸や朝鮮半島から日本に伝わったとされています。
枝垂れた茎にハートのような形をした花を連ねて咲かせる様子が可愛らしく、その見た目から「恋心」や「あなたについて行きます」といった花言葉がつけられました。
春から初夏の時期にかけて開花し、春の訪れを感じられる甘い香りを楽しめます。
耐寒性多年草で寒さに強いので、秋から冬にかけて水を与え続けると、次の春の時期にまた花を咲かせるでしょう。
ケマンソウの風水
ケマンソウは花の形がハートになっているので、風水では恋愛運がアップする効果があるとされています。
また、火の要素を持っていて情熱と強さを象徴しているため「情熱をもって何かをやり遂げたい」「心身ともに強くありたい」という場合は、ケマンソウの力を借りると良いでしょう。
色別に見ると、ピンクは恋愛運向上の他にも、ストレスで疲労した心をほぐす作用があるとされています。
白は清浄化作用が強いので、悪い気を取り除いてくれる効果が期待できます。
ケマンソウの飾り方
ケマンソウは茎が横に伸びるので、切り花にして花束やアレンジメントとして仕上げたり、家の中に飾ったりするのには向いていません。
屋外で株を土に植え、徐々に育って茎が伸びていき、だんだんとハート形の可愛い花がつく様子を楽しみましょう。
ケマンソウはもともと森林などやや暗くて湿った場所に生息する草花なので、直射日光が当たらず、木漏れ日が差す程度に明るいところを好みます。
耐寒性多年草のため、寒くなると休眠して地上部は枯れてしまいますが、水を与え続ければ春にまた芽吹きます。
年々株が大きくなるため、ゆとりを持った大きさの鉢や広さのある花壇で育てましょう。
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