ピンポンマムの花言葉｜名前の由来

ピンポンマムの花言葉は「君を愛す」「私を信じて」「高貴」「嬉しい夢」

ピンポンマムの花言葉は「君を愛す」「私を信じて」「高貴」「嬉しい夢」です。

「高貴」という気品のあるものや「私を信じて」「嬉しい夢」といった前向きで明るいものなど、どれも素敵な花言葉がつけられています。

特に「君を愛す」は愛の表現としてこの上ない花言葉です。

実際にピンポンマムはウエディングシーンでよく用いられていて、結婚式のブーケや新婦の髪飾りなどに使われています。

カラフルでかわいい花を咲かせ、お祝い事にふさわしい花言葉をもつピンポンマムはプレゼントにぴったりのお花です。

ピンポンマムの花言葉は色によって違うの？

ピンポンマムには白やオレンジ、赤、緑など様々な花色がありますが、色による花言葉の違いはありません。

ピンポンマムの怖い花言葉

ピンポンマムには怖い花言葉はありません。

プレゼントする際にも安心して贈ることができます。

ピンポンマムの花言葉の由来

ピンポンマムの花言葉は「君を愛す」「私を信じて」「高貴」「嬉しい夢」です。

ピンポンマムは菊の品種の一つであるため菊の花言葉が元になっています。

「君を愛す」は、赤い菊の花言葉「愛情」「あなたを愛しています」が由来です。

バラをはじめとして赤色の花には愛に関する花言葉が多く、菊も同様につけられました。

「私を信じて」は紫の菊の花言葉「私を信頼してください」からきています。

日本ではかつて、紫が身分の高い人しか身に着けることができない品格のある色とされてきたことから、信頼に関連した花言葉がつけられました。

「高貴」は平安時代に即位した後鳥羽上皇が菊の花をたいへん好み、身の回りの物に菊の紋章をあつらえたことが由来です。

「嬉しい夢」はピンクの菊の花言葉「甘い夢」からきています。

「甘い夢」はピンクの可愛らしい色からイメージされてつけられました。

ピンポンマムの花言葉に似ている花は？

ピンポンマムに似ている花言葉を持つ花を以下で紹介します。

「君を愛す」に似ている花言葉を持つ花

• ステルンべルギア「あなたを愛しています」
• エキザカム「あなたを愛します」
• ベゴニア「愛の告白」
• サンビタリア「愛の始まり」
• チューリップ「愛の芽生え」
• ノースポール「愛情」

「私を信じて」に似ている花言葉を持つ花

• ストック「私を信じて」
• スノーボール「私だけを見て」
• パンジー「私を思って」
• フォックスフェイス「私はあなたを欺きません」
• フクシア「信じる愛」
• ネメシア「偽りのない心」

「高貴」に似ている花言葉を持つ花

• エーデルワイス「高貴」
• クレマチス「高潔」
• クンシラン「気高さ」
• シンビジウム「高貴な美人」
• エキナセア「ただよう気品」
• ホリホック「気高く威厳に満ちた美」

「嬉しい夢」に似ている花言葉を持つ花

• リンドウ「甘い夢」
• エンジェルトランペット「夢の中」
• イソトマ「嬉しい知らせ」
• ブバルディア「夢」

ピンポンマムの花言葉と真逆の意味の花

ピンポンマムと真逆の花言葉を持つ花は次の通りです。

「君を愛す」と真逆の花言葉を持つ花

• シレネ「偽りの愛」
• カルミア「裏切り」
• アジサイ「浮気」
• バラ（黒）「憎しみ」
• ユリ（黒）「憎悪」
• ロベリア「敵意」

「私を信じて」と真逆の花言葉を持つ花

• オシロイバナ「信じられない恋」
• ハナズオウ「不信」
• ラベンダー「不信感」
• カンナ「疑い」
• ゼラニウム（白）「偽り」

「高貴」と真逆の花言葉を持つ花

• マリーゴールド（黄）「下品な心」
• ツバキ「罪を犯す女」
• キンギョソウ「でしゃばり」
• スイセン「うぬぼれ」

「嬉しい夢」と真逆の花言葉を持つ花

• ヒガンバナ「悲しき思い出」
• ストック（黄）「寂しい恋」
• ハナニラ「悲しい別れ」

【英語版】ピンポンマムの花言葉

ピンポンマムの英語の花言葉は「optimism（楽観主義）」「good cheer（上機嫌、元気）」「a big bear hug from Mother Nature（母なる自然の強い抱擁）」です。

カラフルな花を賑やかに咲かせる様子から、海外では元気で明るい花言葉がつけられています。

ピンポンマムは誕生花の花なの？

ピンポンマムは11月9日の誕生花です。

ピンポンマムの名前の由来

ピンポンマムの名前は、綺麗なボール状の花が卓球で使われるピンポン球に似ていることが由来です。

「マム」は学名の「chrysanthemum（クリサンセマム）」を短くした呼び方からきています。

ピンポンマムの英名、和名、学名はそれぞれ次の通りです。

英名	Pompon mum、Pompom mum、Cushion pompon chrysanthemum
和名	ピンポン菊、ピンポン菊
学名	Chrysanthemum “Ping Pong Mum”

以下でそれぞれ紹介していきます。

英名の由来

ピンポンマムの英名は「Pompon mum」「Pompom mum」「Cushion pompon chrysanthemum」です。

「pompon」「pompom」は、いわゆるポンポンと呼ばれる帽子などに付けられる羊毛製のボール状の装飾を意味します。

「mum」はキク属を意味する「chrysanthemum」を短縮した呼び方です。

また「Cushion」は座布団などのクッションを指します。

和名の由来

ピンポンマムの和名は「ピンポン菊」「ポンポン菊」です。

オランダが原産のため、ただ単に「洋菊」とされる場合もあります。

「ピンポン」や「ポンポン」は名前の由来と同じで通りそれぞれ、ピンポン球、帽子の装飾に似ていることが由来です。

一般的にオランダ発のものを「ピンポン菊」、アメリカ発の球状に花を付けるスプレーマムの品種を「ポンポン菊」と呼びますが、両者は混同されることが多くなっています。

正式な学名

ピンポンマムの学名は「Chrysanthemum “Ping Pong Mum”」です。

「Chrysanthemum 」はキク属を指し、ギリシャ語で黄金色を意味する「chrysos」と花を意味する「anthemon」が語源となっています。

「Ping Pong」は卓球の意味です。

ピンポンマムってどんな花？

原産国	オランダ
科・属	キク科・キク属
タイプ	多年草
花のサイズ	4~5cm
香り	清々しい香り
草丈	60～90cm
開花時期	9～11月（品種によっては12～1月）
旬の季節	10月後半から12月後半
花持ち日数	約2週間
出回り時期	一年中

ピンポンマムは、アメリカで菊を品種改良して作られた「ポットマム」を、さらにオランダで品種改良して作られた洋ギクのひとつです。

秋になると白やオレンジ、赤、緑、紫、薄茶の様々な色の花を咲かせます。

普通の菊は半球状に咲きますが、ピンポンマムは花の根元まで花がびっしりと咲き、その名の通りピンポン球のような真ん丸でポンポンとした形になるのが一番の特徴です。

菊のような凛とした雰囲気を持ちながらもチャーミングな花姿は、花束やフラワーアレンジメント・活け花の花材として人気で、無くてはならない存在になっています。

ブライダルシーンでよく使用される純白の「エルピンポン」や透明感の鮮やかな黄色の「ゴールデン」が代表的な品種です。

ピンポンマムの風水

風水においてピンポンマムは、ネガティブなエネルギーを浄化・吸収し、健康と幸福を強化する効果があるといわれています。

方角は色別で、北東に白色、家の中心に黄色、西に赤やピンクのピンポンマムを置くと運気が活性化できるのでおすすめです。

特に北東との相性が良く、バランスと若返りのエネルギーを促進するのに役立ちます。

また良いとされる植木鉢は円形や楕円形で、色は黄色やオレンジです。

基本的に悪い気から守ってくれるお花なので、置き場所が無い場合は気にせずに、普段目につく場所に飾ってもよいでしょう。

ピンポンマムの飾り方

ピンポンマムは、華やかな丸い花を活かせるフラワーアレンジメントやブーケにするのが定番です。

カーネーションなどボリュームのある花と合わせるとモコモコとした可愛らしいフォルムのアレンジに仕上がります。

フラワーボールとも呼ばれる、花をボール状に挿して吊るすボールブーケもおすすめです。

ピンポンマムのカラフルさと丸みが引き立ち、和菓子のような雰囲気のインテリアになります。

また、ピンポンマムを中秋の名月に見立てて、ススキなどの秋の草花と一緒に飾るお月見アレンジも人気です。