トリカブトの花言葉|名前の由来

誕生花

BIRTH
FLOWER

トリカブトの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。

花言葉

FLOWER
LANGUAGE

トリカブトの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。

  • 栄光
  • 復讐
  • 人間嫌い
  • 騎士道

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トリカブトの花言葉は「騎士道」「栄光」「人間嫌い」「復讐」

トリカブトの花言葉「騎士道」「栄光」「人間嫌い」「復讐」です。

猛毒を持つ花としてあまりにも有名ですが、美しい花には棘があるということわざのとおり、紫色の上品な花を咲かせ観賞用に多く栽培されています。

花言葉は個性的な花の形が由来のポジティブなものもありますが、基本的に贈りものには適さない花です

トリカブトの花言葉は色によって違うの?

トリカブトに色別の花言葉はありません。

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トリカブトの怖い花言葉

トリカブトの怖い花言葉

「復讐」という怖い花言葉は、古来より毒殺にトリカブトが利用されていたことが由来です。

古代ローマでは継母が夫の連れ子を殺害するために用いたことから「継母の毒」とも呼ばれていました。

多くの人間がトリカブトにより毒殺されたため、ローマ皇帝により栽培が禁止されたほどだったそうです。

ギリシャ神話では、トリカブトは冥界の番犬ケルベロスのよだれから生まれたとされ、冥界の神ヘカテーを象徴する花でもあります。

このように数々の怖い由来や伝説が残っていることから、トリカブトの毒がどれほど人々に恐れられていたのかがわかるでしょう

トリカブトの花言葉の由来

トリカブトの花言葉「騎士道」「栄光」「人間嫌い」「復讐」それぞれの由来を紹介します。

「騎士道」「栄光」

丸く膨らんだ花の形が、騎士が被る兜に似ているため「騎士道」という花言葉がつけられました。

さらに騎士にもたらされる輝かしい栄誉から「栄光」という花言葉がくわわったといわれています。

「人間嫌い」

「人間嫌い」という花言葉は、花の形が修道士の被り物に似ていることに由来します。

修道士は一般の人々と関わらず「清貧、貞潔、服従」の誓いを立てて厳粛な信仰生活を送る人々です。

俗世から隔絶されたイメージからついた花言葉でしょう。

「復讐」

トリカブトが猛毒を持つことが由来です。

古代ローマでは「継母の毒」と呼ばれていたほど、トリカブトは近親者の毒殺や権力者の暗殺に用いられていました。

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トリカブトの花言葉に似ている花は?

トリカブトと似た花言葉がついている花を紹介します。

「騎士道」に似ている花

  • 「清廉で高潔」セリ
  • 「美徳」ハッカ
  • 「高潔」ウメ

「栄光」に似ている花

「人間嫌い」に似ている花

「復讐」に似ている花

トリカブトの花言葉と真逆の意味の花

トリカブトとは真逆の意味の花言葉がついている花を紹介します。

「騎士道」と真逆の意味の花

「栄光」と真逆の意味の花

「人間嫌い」と真逆の意味の花

「復讐」と真逆の意味の花

  • 「実りある人生」ブルーベリー
  • 「輝かしい未来」ストレリチア
  • 「幸福が飛んでくる」コチョウラン

【英語版】トリカブトの花言葉

トリカブトの英語版の花言葉は「Chivalry(騎士道)」「Knight-errantry(武者修行)」です。

花の形が騎士が被る兜に似ていることから、騎士にちなんだ花言葉がつけられました。

トリカブトは誕生花の花なの?

トリカブトは7月19日7月25日誕生花です。

トリカブトの名前の由来

トリカブトの英名、和名、学名の由来を紹介します。

英名の由来

英名は「Monkshood(モンクスフード)」「Helmet flower(ヘルメット・フラワー)」です。

由来は花の形が修道士(モンク)が被るフードに似ているからで、ヘルメットも同じ理由からつけられました。

また、中世ヨーロッパの時代は危険な狼を駆除するために、トリカブトの毒を肉に仕込んで使用していたそうです。

狼すら殺す毒ということから「Wolfsbane(ウルフズベイン)」という別名がつけられ、トリカブトは狼男伝説と結びつくようになりました。

和名の由来

和名は「鳥兜(トリカブト)」です。

花の形が、舞楽で用いられる被り物の装飾「鳥兜」に似ていることが由来です。

また「兜」という別名もついています。

正式な学名

トリカブトの正式な学名は「Aconitum(アコニツム)」です。

由来は、毒を塗った古代の投てき武器のギリシャ語「Akon」からという説や、かつてトリカブトが群生していたクレタ島の丘の名前「Acona」からなど諸説あります。

トリカブトってどんな花?

原産国北半球の温帯から寒帯
科・属キンポウゲ科トリカブト属
タイプ多年草
花のサイズ3~4cm
香りほとんどしない
草丈50~80cm
開花時期8~10月
旬の季節
花持ち日数5~7日程度
出回り時期11~3月

トリカブトは世界に約300種類が存在するとされ、日本では約30種類以上が自生しています。

花色は鮮やかな紫色が多くを占めますが、白や黄色の種類も存在します。

トリカブトの花は、その名のとおり兜のような形をしているのが特徴的です。

花びらのように見える部分は葉が変形した萼で、花弁はこの兜の内部に隠されていて、ミツバチが蜜を求めて花の中に侵入すると体に花粉が付くという仕組みです。

トリカブトは花粉の量が少なく、確実な受粉を促すためこのような合理的な構造になりました。

トリカブトといえば猛毒の花として、見たことはなくても名前は知っているという人も多いでしょう。

トリカブトは、アコニチンやメサコニチンといったアコニチン系アルカロイドを含んでいて「ドクゼリ」「ドクウツギ」と並ぶ日本三大有毒植物のひとつに数えられています

フグのテトロドトキシンに次ぐといわれる毒は、根、葉、茎の順に強く花や蜜にまで及ぶ全草有毒植物のため、小さな子どもやペットがいる環境で育てるのは避けましょう。

トリカブトの風水

風水で有毒植物は好ましくありませんが、トリカブトの紫は知性や芸術的感性を研ぎ澄ます色とされています。

情熱的な赤と冷静な青が混ざりあい生まれる神秘的な色なので、感情を刺激しつつも精神性を高めてくれるでしょう。

また、紫色は緊張をほぐすヒーリング効果があるとされ、不安を癒す色なので心身の疲れを感じている方におすすめです。

風水の紫の吉方位は南が最適とされています。

トリカブトを庭に植えたりお部屋に飾ったりするなら、南側に配置することでその効果が期待できるでしょう。

トリカブトの飾り方

トリカブトは美しい紫色の花と個性的な形で、生け花やフラワーアレンジメントで人気のお花です。

存在感があるので、シンプルな花器に生けるだけでもお部屋の中で映えます。

小菊など黄色の小さな花を組み合わせると、色相差が最も大きい補色効果で、トリカブトの紫がより鮮やかに際立つアレンジメントになりおすすめです。

強い毒草として有名ですが、観賞用に園芸店で苗や種子を購入することができて鉢植えでも地植えでもよく育ちます。

トリカブトの自生地は森の樹陰や沢付近なので、直射日光は避け風通しの良い場所で育てるのが望ましいでしょう

乾燥に弱いため、鉢植えの場合は土の表面が乾かないように気をつけてください。


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