パフィオペディラムの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
パフィオペディラムの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
パフィオペディラムの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 気まぐれ
- 思慮深さ
- 責任感の強いひと
- 変わりやすい愛情
- 優雅な装い
目次
INDEX
パフィオペディラムの花言葉は「気まぐれ」「優雅な装い」「思慮深さ」「責任感の強いひと」「変わりやすい愛情」
パフィオペディラムの花の色によって花言葉の意味が違います。
- ピンク
- 黄
- 白
- 緑
- 茶
パフィオペディラムは一つの花に対照的な色を持ち、縞模様や斑点柄の色も目立ちますが、色の区別は基調となる色で判断します。
ピンク色のパフィオペディラムの花言葉
ピンク色のパフィオペディラムには「気まぐれ」という花言葉があります。
全体が淡いピンク色のものからはっきりしたピンク色のものまでありますが、特に唇弁がピンク色のものが分類されます。
唇弁だけピンクである様子が気まぐれな印象を抱かせることでしょう。
黄色のパフィオペディラムの花言葉
黄色のパフィオペディラムは「優雅な装い」という花言葉がつけられています。
パフィオペディラムの黄色は全体が淡い色であるものが多く、特徴的な縞模様と斑点柄もあまり目立たないため、ラン特有の優雅さが際立ちます。
白色のパフィオペディラムの花言葉
白色のパフィオペディラムには「思慮深さ」という花言葉があります。
花弁の白色に混じり気が少なく、凛と佇む白さからは静かにじっと熟考している印象を受けることでしょう。
純真さや純白さを連想させる点からも「思慮深さ」という花言葉に繋がったと考えられます。
緑色のパフィオペディラムの花言葉
緑色のパフィオペディラムは「責任感の強いひと」という花言葉がつけられています。
明確な由来はありませんが、他のランと違い一つの茎に一つの花をつける品種が大半であることが責任感の強い印象に繋がったと考えられます。
茶色のパフィオペディラムの花言葉
茶色のパフィオペディラムには「変わりやすい愛情」という花言葉がつけられています。
縞模様や斑点柄がはっきり見られるもの大半で、花弁の色が少しずつ変わっていくものもあることからこの花言葉に繋がったと考えられます。
パフィオペディラムの怖い花言葉
パフィオペディラムの花言葉には「気まぐれ」や「変わりやすい愛情」といった花言葉はありますが、怖い意味の花言葉はありません。
「気まぐれ」という言葉には気の向くままという自由奔放な印象を受け、「変わりやすい愛情」という花言葉からは相手の気持ちが他に移ってしまうことが連想されます。
花言葉のもつ言葉自体は怖い言葉ではありませんが、言葉がもたらす印象は心配なものであるといえるでしょう。
また、海外の意味も含めると官能的や魅惑の美といった花言葉があることから、プレゼントを贈る相手や色に注意が必要です。
パフィオペディラムの花言葉に似ている花は?
「気まぐれ」という花言葉に似ている花
「優雅な装い」という花言葉に似ている花
「思慮深さ」という花言葉に似ている花
「責任感の強いひと」という花言葉に似ている花
「変わりやすい愛情」という花言葉に似ている花
パフィオペディラムの花言葉と真逆の意味の花
「思慮深さ」「責任感が強いひと」という花言葉と正反対の意味をもつ花には、イベリスの「無頓着」や白いゼラニウムの「優柔不断」が考えられます。
花言葉「優雅な装い」と真逆に近い意味をもつ花には、サフランの「控えめな美」やノイバラやストロベリーキャンドルの「素朴なかわいらしさ」が挙げられるでしょう。
「変わりやすい愛情」「気まぐれ」という花言葉と正反対の意味をもつ花
【英語版】パフィオペディラムの花言葉
英語版のパフィオペディラムの花言葉は「官能的」「輝く美」「変わり者」「気まぐれ」「魅惑の美」です。
日本版の花言葉と同じものもありますが、花言葉の該当する色が異なります。
また、唇弁は英語で唇を表す「リップ」と表現され、リップの特徴から優艶さを感じる花言葉が多いと考えられます。
【英語版】ピンク色のパフィオペディラムの花言葉
ピンク色のパフィオペディラムの英語版花言葉は「官能的」です。
パフィオペディラムの特徴である唇弁がピンク色でふっくらしている様子から「官能的」とつけられました。
【英語版】黄色のパフィオペディラムの花言葉
黄色のパフィオペディラムの英語版花言葉は「輝く美」です。
パフィオペディラムの黄色はクリームイエローに近い色である場合が大半で、つややかな花弁が輝いて見えることから「輝く美」とつけられました。
【英語版】白色のパフィオペディラムの花言葉
白色のパフィオペディラムの英語版花言葉は「変わり者」です。
英語版花言葉で「変わり者」とつけられた理由は、真っ白な純白の品種は珍しく、パフィオペディラムのなかでは少数派であることからです。
【英語版】緑色のパフィオペディラムの花言葉
緑色のパフィオペディラムの英語版花言葉は「気まぐれ」です。
花弁の形が髭のように長いものから、平らに広がっているものまでさまざまで、葉にも斑点がある場合も多くみられます。
品種の多さや特徴の細やかさから「気まぐれ」という花言葉がつけられています。
【英語版】茶色のパフィオペディラムの花言葉
茶色のパフィオペディラムの英語版花言葉は「魅惑の美」です。
白や緑色をベースに茶色の縞模様や斑点がくっきり入り、唇弁「リップ」がつややかな茶色であることから「魅惑の美」という花言葉に繋がっているといえます。
パフィオペディラムの花言葉の由来
パフィオペディラムの花言葉「優雅な装い」という花言葉は、四方に花弁が広がる様子やフリルのような花弁・縞模様・斑点柄など唯一無二の花であることに由来します。
「思慮深さ」という花言葉は、ランのなかでは寒さに強く、5℃以上であれば冬を越すことも可能な特徴が由来です。
花言葉の「責任感が強いひと」は明確な理由がないものの、他のランにはない特徴である一茎一花で花を咲かせる姿が、一本筋を通しているように見えたと考えられます。
「気まぐれ」「変わりやすい愛情」「変わり者」という花言葉は、袋のような唇弁や四方へ広がる花弁、縞模様と斑点柄を併せもつなど、他のランとは一線を画した佇まいからつけられたといえるでしょう。
パフィオペディラムは誕生花の花なの?
パフィオペディラムの名前の由来
パフィオペディラムは、ギリシャ語で女神を意味する「パフィア」とサンダルを意味する「ぺディロン」の2つの単語を組み合わせてつけられています。
「唇弁」と呼ばれる袋のような形状の花弁から、女性のサンダルが連想されることが由来です。
上下左右に花弁を広げ、独特の縞模様や斑点柄をもつことから女性のなかでも女神のような優雅さを彷彿とさせるため女神のサンダルとつけられました。
英名の由来
パフィオペディラムの英名「Ladyslipper」は、花弁の形が女性・貴婦人のスリッパに形が似ていることからつけられました。
パフィオペディラムの唇弁のなかには、花弁がフリルのようになったものや、外側と内側の色が異なったものがありどこか優雅さや独特の魅力が感じられます。
和名の由来
パフィオペディラムの和名は「常葉蘭」(トキハラン)です。
世界4大洋ランの一つであるため日本に馴染みがないように感じられますが、日本での栽培歴は長く江戸時代から続いています。
「常葉蘭」は、その字のごとく常に葉が広がっている状態で枯れ落ちることなく次の花を咲かせる様子に由来しています。
落葉するわけでもなく、新しい葉が次から次へと出てくるわけではない、恒常性から「常葉蘭」と呼ばれます。
正式な学名
パフィオペディラムの正式な学名は「Paphiopedilum」です。
パフィオペディラムはラン科パフィオペディラム属のランで、カトレア・シンビジウム・デンドロビウムと並び世界4大洋ランに数えられます。
原種は亜熱帯地域に自生するランであり、その独特な色合いや柄、個性的な形状から愛好家が数多く存在します。
また、手軽に鉢で育てられる品種から少し育てるのが難しいプロ向けの品種まで、種類が多いのが特徴です。
パフィオペディラムってどんな花?
原産地 | インド北部から東南アジア |
科・属 | ラン科パディオペディラム属 |
タイプ | 多年草 |
香り | 爽やかな甘い香り もしくは無臭 |
樹高丈 | 15~50cm |
開花時期 | 12月~6月 |
旬の季節 | 冬~春 |
花もち日数 | 30日、1か月程度 |
出回り時期 | 通年 |
パフィオペディラムは洋ランの一種で、原産地域の密林に自生する品種であり、直射日光を避けて栽培します。
また、風通しのよい場所と適度な湿気を好むので、植え込み材や土の表面が乾いてきたらたっぷり水をあげましょう。
花のつき方は、一つの茎に一つの花をつけるものがほとんどです。
パフィオペディラムは虫媒花といって、虫や昆虫に受粉を助けてもらう花の性質をもっています。
そして、食虫植物のような袋状の花弁の中に虫を誘むため食虫植物と間違われることがあります。
見れば見るほど愛着が湧く不思議な佇まいから、愛好家が多数いる人気のランです。
パフィオペディラムの風水
パフィオペディラムは、さまざまな色があり花言葉もそれぞれ異なるため、特に風水に特徴があるわけではありません。
そのため、飾りたい方角に適した色のパフィオペディラムを選ぶとよいでしょう。
例えば、緑色は健康や成長を司る色とされ、同じく成長を意味する東の方角に緑色のパフィオペディラムを飾るといった具合です。
ただし、乾燥を嫌うため、あまり日当たりが良すぎる場所には向きません。
パフィオペディラムの飾り方
パフィオペディラムは亜熱帯の密林に自生していた特徴から、乾燥や直射日光を嫌います。
明るさはある風通りの良い場所で湿り気をもたせた状態で飾ることをおすすめします。
直射日光が当たらない場所であれば、玄関の片隅や部屋の棚の上などに置くと部屋の雰囲気を明るくしてくれるでしょう。
屋外で緩やかな日差しの場所を確保することは難しいため、屋内で育て飾ることが適している花であるといえます。
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